代議士の妻たち

 極妻は面白かったのですが、こちらはそれほど期待せずに読みました。

 でも、やっぱり面白い。

 代議士は代議士で大変だ。

 ・・・っていうか、代議士の奥さんの方が確かに大変に見える。

 だって、自分自身のことじゃないのだもの。

 知らない地域で挨拶するのも、後援者から罵られるのも、忙しすぎて身体を壊すのも、すべて自分の夫のためなのだもの。自分自身のためではなく。

 だけど、代議士夫人の存在は、我々有権者にとって、かなり重要なものなのかも。

 そういえば、自分も、ある人が国会議員に立候補するとき、動員で演説を聴きに行ったことがあった。
 しかし、その人の演説には全く心を動かされなくて、これではどうやってもだめだ、と思っただけだった。
 その後、その人の奥さんが演台に上がり、後援者へのお礼の言葉を聴いた瞬間、心をどっと動かされた。
 特別なことを言っている訳ではないのに、きっと選挙活動に参加するのは生まれて初めてだろう、その奥さんが、涙ぐみながら、とつとつと彼女の言葉でお礼を言うのを聞くと、彼女を応援したくなった。

 
 
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by sitejm | 2009-02-05 22:37 | 読書も好きです(いろいろ)