牛は北枕
このほど、そんな研究結果が米国科学アカデミー紀要で発表された。
ヨーロッパの研究チームは、4大陸上の308の放牧地や平野に住む8,510頭の牛と、チェコ共和国内の225地域に生息する2,974頭の鹿について調査を行った。
観察に当たっては、雪の中の足跡とグーグル・アースの衛星画像によって、これら哺乳類の行動を調べることが出来た。
「この調査で分かったのは、これらの動物は、草を食んだり休憩するときは、南北軸に沿って身体を一列に並べる傾向があることである」
磁北に頭部を向けるということを、共同研究者Sabine Begall(ドイツ デュイスブルグ-エッセン大学動物地理学部)は強調している。
「場所が違えば、風向や太陽の方角が大幅に異なることを考慮すると、これらの動物にとって、地球の異なる地点にあっても、地球の磁場が同一の作用を与えていることが分かる」
と、彼女は付記している。
鳥類が移動するとき、地球の磁場を利用していることは、既に知られている。(Radio-CANADAより)
>>なんだか凄くないようで凄い発見のような!
最初の写真はニュースに添付されていたものですが、ほかの2枚は異なるサイトで見つけたものです。確かに、同じ方向を向いているかも。
by sitejm | 2008-08-30 20:55 | 科学