オトナの自由研究

d0051212_18265179.jpg 科学好き少年・少女だった大人たちは、Scientifixの教授陣たちが提供する「家にあるものでハムスターを化石にする方法」(出版:科学への開かれた扉社)に満足するだろう。
 
 この書籍は、週刊「英国新科学」の記者によって書かれたもので、一見、テーマは取るに足りないもののように思われる。
 しかし、ここでは科学は真面目に論じられている。
 テーマはこの雑誌の読者から募集されたもので、高名な科学者によって解説されているテーマも多い。
 すべて、ジャーナリストのMick O'Hareの英国流ユーモアで構成されている。

 古典的な実験なども掲載されている。
 
・まず、ビンに卵を入れること
・そこへ、あふれ出ない程度にケチャップを注ぐ
・水とコーンスターチで少し気持ちの悪い物質を作る

 ほとんどの実験が家族で楽しめるものだが、一部には、特に夜、オトナだけが楽しめるようなものもある。

 カクテルのウォッカ・マティーニは、ジェームズ・ボンドのようにシェイクすると味が違うのか、とか、アニス(パスティス、ウゾ、アブサン)の違いの調査、あるいは、キューバでのホワイト・ラムとブラウン・ラムの影響の比較などが挙げられる。
 
 実験材料は通常、家にあるものばかりだ。
 DNA抽出実験には、食器とほんの少しのアルコールと石鹸、光速を測る実験では、チョコレート・キャンディと電子レンジ、音速を測る場合はハンマー。  

 要するに、水、重曹、コカ・コーラ、ミント・キャンディ、果物など、物質の特性を理解するには、身の回りのものばかりで十分なのだ。

  唯一、死んだハムスターの化石化の実験だけは、成功の確率が極めて低いとされている。(Radio-CANADAより)
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by sitejm | 2008-08-31 18:31 | 科学