公害アレルギー

 毎年、花粉が飛ぶ季節になると、200万人のケベック市民がハンカチとアレルギーの薬のストックを求めて薬局に殺到する。

 実際のところ、ケベック行政区の人口の25%が呼吸器系のアレルギー疾患に悩まされている。30年前のアレルギー患者は行政区人口の15%であった。
 一部の科学者らによれば、アレルギー患者の増加には、大気汚染の影響も少なからずあるのだという。

 2005年には、ミュンヘン工科大学の研究者らが驚くべき発見をしている。
 彼らは実験により、雄木(あるいは草花)、から生成される花粉だけでは、アレルギーを誘引するに足りないことを発見したのである。
 科学者Ulrich Pöschl は、「共犯者」がいるのではないかと考えた。
 すなわち、「スモッグ」である。

 彼らの調査によって、自動車の排気ガスから発生する硝酸塩の影響を明らかにした。
 この化学物質は、彼らが言うには、夏季に空気中に浮遊している花粉に吸着し、アレルゲンを増加させる働きをするのだという。

 この発見によって、特定の年に、かなりの数の人がアレルギーが悪化したと騒ぎ立てることになる原因が説明できる。

 さらに、温室効果ガスによって雑草が激増し、これに伴い、植物のオシベから放出される花粉量が増加する。言うまでもなく、大気汚染は、花粉に対し敏感になっているアレルギー症状をさらに刺激する。

 花粉と汚染は有害なデュオを組んで人々を攻撃するのである。
 種にとって、消失することが望ましくなければ(というのは、花粉は世界中の植物種の生存と進化のために必須であるから)、そのうち、花粉は汚染物質と争い始めるだろう。(Radio-CANADAより)

>>大気汚染がアレルギーを誘発するという説には反論もあるようで。
 それにしても、汚染物質の付着した花粉だなんて、植物の反乱のようで、おそろしや

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by sitejm | 2008-07-20 22:22 | エコロジー