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ミス抑制装置

 ヒトの脳は、単調な仕事が好きではない。

 ノルウェーの研究者らが、人が反復的かつ、退屈な仕事をする場合、脳は意図せず30秒間休息し、その後、ミスを犯すことを証明した。

 ベルゲン大学の研究者らは、実験中、脳の状態を観察することによって、いくつかの誤りが発生する前に、それらを予測することが出来たのである。

ミス抑制装置_d0051212_1652175.jpg 「この状態になると、脳は小休止が必要だ、これ以上できない、と訴えているのです」
と、ベルゲン大学のトム・イーケルは言う。

 研究者らによれば、 このような状態は、ミスが発生する30秒前に始まることがわかったので、集中力と注意力を強化するためのアラームシステムを作ることが出来るだろう。

 ポータブル脳波測定装置は、現在開発中で、今から十年から十五年以内に市場に出回ることになるだろう。

 この装置によって、ユーザーは、自分の脳が何らかの決定や結論を下すのに良くないコンディションにあることがわかる。 

 研究成果は、米国科学アカデミー(PNAS)の会報誌に掲載されている。(Radio-CANADAより)


>>脳が休息が必要だといっていっている状態なのに、アラームがピーピー鳴ったりしたら、脳が休息するどころではないですな。

by sitejm | 2008-04-27 16:52 | 科学