性の逆転

 理想のパートナーとなるべくメスの気を惹くために、オスたちが戦う現象は、全ての動物において、見られるわけではない。

 その証拠は、アフリカのサバンナに生息するアンテロープの習性である。

d0051212_22574613.jpg 英国の生物学者らが、この種の動物は、パートナーを勝ち得るために戦うのは、メスであることを突き止めたのである。

 つまり、アンテロープのオスとメスの支配関係は、多くの哺乳類のそれとは逆になっているのだ。

 生物学者Jakob Bro-Jorgensenは、この逆転関係によって、メスはより強いオスとペアになれる可能性が高められているのではないかと推定している。
 この現象は、一般に考えられているほど、稀なケースではないのではないか、と研究者たちは考えている。

 また、この逆転によって、メスのアンテロープは、オスよりずっと多くのパートナーとペアになれるのではないか、とも考えられている。
 メスのアンテロープは、6週間に一度だけ、交尾を行う。
 この24時間以内に、アンテロープは平均4頭のオスと交尾をするのである。

 メスはペアリングが盛んに行われているオスを好む傾向がある。
 しかし、群れの中で地位の低いオスとも交尾を行い、オス全体の中で、強いライバル関係を生じさせる。d0051212_232343.jpg
 
 研究者たちは、群れの中で最も理想的なオスと交尾するために、激しいメス同士の戦いが行われることを観察している。メスの中には、他のメスと交尾しているオスに接触するものもある。
 人気のあるオスはメスを選び、一度ペアになった後、別のオスに向かっていくメスに攻撃する場合もある。
 こうしたオスの行動は、他の哺乳類ではメスに見られるものである。

 研究結果は、現代生物学誌に掲載されている。(Radio-CANADAより)

>>まじめな研究結果なので、笑っちゃいけないんですけど、笑っちゃいます。特に太字部分。
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by sitejm | 2007-12-01 22:55 | エコロジー