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スポーツマンの脳

 Mcgill大学の研究チームが、激しい動きは抑圧的な感情を生じる原因となりうる、という研究成果をまとめた。

スポーツマンの脳_d0051212_203610.jpg モントリオール精神医学研究所の Alain Ptito博士は、スポーツを行う場合の衝撃についての研究成果を12月に発表している。彼の報告内容は明白だ。

 衝撃によって、抑うつ状態を引き起こす場合がある。

「実際に、脳内で何かが起きているのである。多くのこうしたケースでは、患者はぶつぶつと文句を言うが、それは鬱病の症状と似ている」とAlain Ptito博士は言う。

「衝撃は、ボクシングのように、ずっと殴られ続けている状態である。何度も衝撃が続くと、脳の能力を変えてしまう場合があり、これは極めて大きな問題だ」
  
 昨年は元フットボールプレイヤーのアンドレ・ウォータースが自殺し、そして昨年の6月にはカナダのレスラー・クリス・ブノアが自殺した。二人の相次ぐ自殺は、誰もが話題に取り上げた。

 二人のスポーツマンの検視によると、彼らの脳は衝撃によって損傷を受けていたようで、80歳のアルツハイマーの初期段階の男性と同じレベルの脳だったのだと言う。スポーツマンの脳_d0051212_2031790.jpg

 研究者たちは、スポーツによる衝撃が、彼らの脳に影響し、抑うつ状態を引き起こしたのだと言う。(Radio-CANADAより)

>>へえー!スポーツマンというか、筋肉質の人が、短命傾向であることは聞いたことがあるし、なんとなく、そんな気がします。
 理由としては活性酸素がどうのこうので癌になりやすいから、とか、動物は動くけど短命でも、植物は動かなくて寿命が長い、みたいな感覚的にもそうだと思っていました。
 日本の大学生について行われた研究でも、体育系の学生と、文科系、理科系の学生では、老い先の平均年齢は、前者が60歳くらい、後者が66歳くらい、という結果が実際に出ています。
 でも、この記事を信じるのであれば、いわゆるPPK(ぴんぴんころり)でなくって、鬱々として死ぬというのは、ちょっと意外。

by sitejm | 2007-11-28 20:00 | ヘルス