富は人を幸せにする?

 ドイツで行われた研究結果が先週の金曜に発表された。

 それによれば、自分の給料に対する満足感は他の人の給料との比較によって、影響されるのだという。
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 この研究では、38人の男子学生の二人のペアを作り、スクリーンに映った点の数を数えさせ、その行動に対して賃金を払うという実験がなされた。

 実験の中で、参加者らは自分の回答を相手に教えられると同時に、相手の回答も教えられる。このときの脳の活動をトモグラフによって測定した。

 その結果、自分の賃金に対する満足感が、相手の賃金の額によって影響される傾向があることが分かった。

 相手より賃金が良かった参加者の場合、脳の「報酬システム」と呼ばれるエリアが、賃金が相手と同じだった参加者と比べて、活発に活動していた。
 
 この実験では、相手と同じ回答であったにもかかわらず、自分の賃金が多かった場合、報酬システムの活動は、最も多くの賃金を貰った人の活動よりも著しかった。

 回答が正解であったのに、少ない賃金をもらった人の場合、報酬システムの活動はより小さかった。

 相手が失敗したのに、自分は正解した場合には、報酬システムは最高度の活動度を示した。

d0051212_20222465.jpg 研究者らは、金銭的な報酬が最も重要である、という昔から言われている説は、この実験結果によって覆されたのだ、と言う。

 報酬の影響を相対的に評価した実験はこれが世界初なのだそう。
 
 報酬の重要性の影響を無視することなく、報酬システムの活動は給料の与えられ方によって増大していることから、人は競争によって動機付けられることが解る。(jm:この辺、訳があいまい・・)
 
 研究チームは今後、女性やアジア人を対象として、性別や文化の影響についても調査を行う。

 Life & Brainセンターと、労働調査研究所、及びボン大学の研究者らによるこの研究結果は、2007年11月23日付けのサイエンス誌に掲載されている。(RADIO-CANADAより)

>>人の不幸はなんとやら・・・と申しますが。人間とは、まあ、随分ひどい生き物だと思いましたわ。自分もその人間の一人だと思いますと、くわばらくわばら・・・・・。
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by sitejm | 2007-11-25 20:04 | 科学