鍵のかかる棺
一介のホテル・クラークである主人公・山名が、とても素人の手に負えないような事件を暴いていくのが興味深い。
いろいろ話が飛びまくって、途中で意識まで飛びそうにならないでもない。
しかし、同じく上下巻に渡る「死の器」ほど浮世離れしていないストーリーなので、次、どうなるの??と先を読ませる。
この作品のタイトル、変わっているのでなかなか覚えられない。
「フタのついた棺」だったっけ??と思っていたりして。
奥様向け商品じゃないんだから。
by sitejm | 2006-12-09 23:56 | 読書も好きです(森村誠一作品)