鳥の文法

d0051212_2162460.jpg 言語学者たちは、文法は人間だけのものだと考えてきた。

 しかしながら、カリフォルニア大学が発表した調査結果は違った。

 実験では、何匹かのムクドリが、変化させた鳥の鳴き声から文を区別するのに成功したのだ。
 ムクドリたちは、言語の再帰的な構造を理解できたのである。
 つまり、文章中で単語を組み合わせる能力もあるということだ。

 しかしながら、鳥たちに彼らの言語による構文の基礎を教えるためには、15,000以上ものテストが必要だった。
 その結果、11羽中9羽のムクドリが、90%の確率で歌声で作られた文章を理解することができたのだ。

 実験は次のように行われた。
 3つのスイッチを用意し、スイッチは3種類の鳴き声に対応している。
 ムクドリが何らかの文章を聞くと、そのスイッチのいずれかを押さなければならない。
 正解であれば、彼らに餌が与えられた。

 サルに対して同じ実験を行った例もあったが、サルには文法が理解できなかったという。

 今後は、新しい発声構造を身に付けることのできるすべての動物が、ムクドリたちと同じ能力を持っているのかを調査する必要がある。
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by sitejm | 2006-04-29 19:27 | 科学