【読書】二流小説家

 新聞で、著者のデイヴィッド・ゴードンが、「日本で自分の作品が映画化されて驚いた」といった内容のコラムを書いていたので、面白そうだなあと思って読みました。
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 冒頭がゆるい感じで、ユーモアもあるし、電車の中でゆったり読んでいたら、2日目くらいから、びっくり!

 ちょっと本を閉じてしまいました。
 あらすじをろくに読まないで読み始めてしまったので。

以下、Amazonのサイトから*******************************
残忍な手口で四人の女性を殺害したとして死刑判決を受けたダリアン・クレイから、しがない小説家のハリーに手紙が届く。死刑執行を目前にしたダリアンが事件の全貌を語る本の執筆を依頼してきたのだ。世間を震撼させた殺人鬼の告白本! ベストセラー間違いなし! だが刑務所に面会に赴いたハリーは思いもかけぬ条件を突きつけられる……
『ミステリが読みたい!』をはじめ三大ベストテンの第一位を完全制覇した超話題作


 ゴーストライターの主人公ハリーは、案外人気のある3種類の大衆小説を書いています。
 そのうちの一つはヴァンパイアもの。
 その描写がエロい。
 しかも、本の中では、ハリーの作品は、太字で印刷されています。

 電車のぎゅうぎゅう詰の座席でページを繰っていたら、その「ヴァンパイアもの」のところで、なんだか隣の人たちの視線を感じて(見ていないと思いますが)、本を閉じてしまいました。

 ああ、よく、車内で、次の駅で降りるわけでもないのに読んでいる本をパタンと閉じてしまう人がいるけれど、その人も私と同じ理由で閉じていたのかもしれない。d0051212_2030436.jpg

 こりゃだめだなあ、と家でナイトキャップに読むことにしたのですが、今度もびっくり。

 殺人鬼ダリアンの語る経験談やハリーの小説の中だけでなく、実際にハリーのいる(本の中での)現実界でも、残虐な描写がどしどし出はじめるのです。
  
 かなり強烈です。
 
 血とか残忍な殺人が苦手な人にはお勧めしません。

 それでも、さえないゴーストライター・ハリーが、美女や美少女に囲まれながら、ぞっとするような恐怖を感じながら、独特のユーモアを交えながら、びくびくしながら真相を探る姿は、一気に読ませるものがありました。

 映画も見てみようかなあ。
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by sitejm | 2014-03-16 20:30 | 読書も好きです(いろいろ)