脳を活かす仕事術~「わかる」を「できる」に変える

 テレビで茂木健一郎さんが東大生に講義しているのを見て、面白そうだったので、読んでみました。
 といっても、その番組とこの本には何にも関係ありません。

d0051212_21474328.jpg どちらかというと茂木さんは苦手な顔(すみません、多分、茂木さんもワテクシの顔を見たら、そういうと思います。)だったので、苦手でした。

 しかし、講義の様子を見ていると、結構、熱くて暑苦しくて、オもろいおっさんやないですか。

 経歴を見るといかにも優秀そうな茂木さんですが、大学院卒業前に就職先が決まっていなかったそうです。優秀すぎるとこうなるんですかね。
 
 この本では、

第1章 脳の入力と出力のサイクルを回す
 ・わかっているのにうまく再現できない理由
 ・小さな出力の積み重ねが能力向上につながる
 ・感覚系と運動系は脳内で直接つながっていない  etc...

第2章 茂木式「脳の情報整理術」
 ・脳の記憶回路の負担を減らすパソコン活用術   etc...

第3章 身体を使って、脳を動かす
 ・脳のコントロールは身体を動かすのが一番いい
 ・運動系の学習回路は、見ているだけでは鍛えられない
 ・すきま時間はペンなどの道具を持ち、具体的に身体を動かすのが効果的  etc...

第4章 創造性は「経験×意欲+準備」で生まれる
第5章 出会いが、アイデアを具現化する
 ・セレンディピティを呼び込む3つの条件  etc...
第6章 脳は「楽観主義」でちょうどいい
第7章 ダイナミックレンジが人生の幅を広げる
第8章 道なき場所に道を作るのが仕事である
最終章 脳は何度でもやり直しがきく

 上記は、ワテクシが個人的に気になった節を抜き出したので、興味がある方はAmazonとかで見てみてください。載ってるのかな??

 ワテクシは昔から語学学習を趣味のようにやっていて、いつまでたっても上達しないクチです。
 運動系と感覚系がつながっていない、という事実はそんなワテクシには衝撃的でした。
 今まで、結構お金かけて英語を勉強してきましたからね。
 最近は英会話もやっているから、運動系も鍛えているんだけど、やっぱりスピードラーニング聞いてるだけではダメってことですね。

 第5章のセレンディピティという言葉も気になっていました。
 テレビの講義でも茂木さんが言っていましたけれど、偶然を幸運に結びつける=セレンディピティ力は、「行動する」「気づく」「受け入れる」のがポイントなんだそうです。
 講義ではポストイットが発明された経緯が説明されていましたが、本書ではあのノーベル賞受賞者たちも、失敗から新たなヒントや別の成功が生まれたのだそうです。

 ワテクシがここから学んだのは、やっぱり行動することが大事、ってことでしょうか。行動力ってものが欠落してる人間でして。

 そして第8章の「道なき場所に道を作るのが仕事」って、これはまさにドラッカーの言う、「イノベーション」ですよね。奇しくも、並行して「究極のドラッカー」を読んでいたので、最近は、何を見ても聞いても、そういう目や耳で見たり聞いたりしてしまいます。

 最終章の「脳は何度でもやり直しがきく」って、これもドラッカーが同じようなことを言っていました。
 「究極のドラッカー」(著:国貞克則)に書かれていましたが、
58歳になった。大きくなったら何になるのかまだ分からない。・・・(中略)・・・・人の一生がどう展開していくかは、最後まで分からない
 茂木さんの「脳は何度でも・・・」とドラッカーの発言の意味は違うのかもしれませんが、ワテクシ的には、自分を変えることを恐れてはいけない、何歳になっても変わることができる、というメッセージとして受け取りました。

 まあ、根本は変わらないだろうけどさ。
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by sitejm | 2013-11-16 21:41 | 読書も好きです(いろいろ)