【読書】究極のドラッカー

 「もしドラ」に乗り遅れて、今頃、ドラッカーを読みました。

d0051212_21494399.jpg この本は、ドラッカー経営大学院でドラッカーから直接教えを受けた国貞克則さんという方が書かれたものです。

 中小企業向けにコンサルティングを行っている方だけあって、丁寧に、分かりやすくドラッカーの教えを解説してくださっている感じ。

○組織は何をすべきか
○マネージャーは何をすべきか
○イノベーションのために何をすべきか
○時代への対応と自己実現のために何をすべきか

 という順で解説されています。

 わかりやすい・・・といいながら、正直、内容が詳細でボリュームがあるので、ワテクシには全部を覚え切れません。

 いくつか、印象的だった内容を挙げますと、

1.著者は大学院の講義で「今から100年前に世界の大学の中で学生数の多かった大学はどこか知っているか?」という質問をドラッカーから受けます。
 3番目に名前が挙がったのは東京大学でした。
 そして、ドラッカーが言うには「国家として高等教育に力を入れていた国が100年後に大きな成功を収めているということだ」とのことです。ちなみに1番はコロンビア大学(アメリカ)、2番目はベルリン大学(ドイツ)です。
 この話には続きがあり、別の章に書かれています。

2.(本書から引用)
ドラッカー「組織がなしうる最悪のことは、エリートを育成すべく他の者を放っておくことである。10年後、仕事の8割はその放っておかれた人たちが行わなければならない。しかも、彼らは軽んじられたことを覚えている。(中略)他方選ばれたエリートの半分は、40代にもなれば、口がうまいだけだったことが明らかになる。」

3.(本書から引用)
 公的機関の成果が出ない理由が次の3つだと指摘する人がいますが、ドラッカーはそうではないといいます。
 ①ビジネスライクではない。
 ②優秀な人材が不足している。
 ③目標と成果がみえにくい。
 (中略)
 ドラッカーは公的機関がうまくいかない理由を「予算配分組織」の問題として説明しています。・・・


 読む人によって印象を覚える箇所は違うように思いますが、自分にとってはドラッカーを知ることの意義が十分あったと思えました。
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by sitejm | 2013-11-13 22:43 | 読書も好きです(いろいろ)