チョコレートでやせる!?
この研究は、EUの支援を得て、1458人の12歳から18歳の青少年を被験者として、9カ国の若者の食生活やライフスタイルを調査して行われた。
調査の結果、チョコレートを多く食べている被験者の体重を計測したところ、体脂肪率や内臓脂肪率が低かったのだという。
この結果は性別や年齢には関係がないものであった。
また、性的な成熟度やカロリー摂取量、フルーツと野菜の摂取量、紅茶とコーヒーの消費量、またどれくらい運動しているかとも関連性がなかったのだという。
この研究チームのリーダー、マグダレナ・クエンサ・ガルシアは、チョコレートに大量の砂糖や脂肪が入っていたとしても近年、成人に対して行われた研究では、チョコレートの摂取量が多いほど、メタボリックシンドロームになるリスクが減少するというのである。
実際にチョコレートはフラボノイドが豊富で、特にカテキンを多く含む。カテキンは、抗酸化作用が強く、抗炎症性および抗高血圧、虚血性心疾患予防効果もあるという。
カリフォルニア大学で行われた別の研究では、チョコレートの消費量が多いほど、低体重であるという結果が得られている。この結果については、カテキンを多く含む食事を摂る女性についての実験でも同様の結果が確認されているという。
研究者らは、カテキンが、体重増加や肥満の原因となるコルチゾルやインシュリンの感度に影響を及ぼしたためではないかと考えている。(Radio-CANADAより翻訳)
>>チョコ好きにはありがたい研究結果ですな。
by sitejm | 2013-11-12 22:05 | ヘルス