【科学】宇宙用スペシャルなお料理

 ハワイの火山付近の荒廃地に建設されたドームの中で、6人の研究者らが4ヶ月間過ごした。
d0051212_21194423.jpg
 
 彼らは、宇宙飛行士らが、火星への飛行中あるいは宇宙での滞在中、何を食べるべきかについて研究しているのだ。

 彼らは火曜日、彼らの考えたレシピを持参して下山した。
 彼らはマウナ・ロア火山の斜面北にあるドームの外に出るたびに、宇宙服を着なければならなかった。マウナ・ロアは近年では、1984年に噴火している。

d0051212_2120489.jpg (写真は5人の研究者と「火星用」料理)
 
 研究者らはNASAの資金により実施されるこの研究のため、ハワイ大学とコーネル大学から選出された。彼らは乾燥した食料や缶詰などの食料を準備した。
 研究者らは宇宙飛行士たちが現在ミッション中に使用しているのと同等の食事を評価するだけでなく、栄養的にもバランスがとれ、かつ、単調な食事にならないよう配慮する必要があった。

 研究の指揮者アンジェロ・ヴァムーランは、非生鮮食品の課題として、高度な処理がされすぎていて、繊維不足になることを指摘している。
 また、彼は、冷凍乾燥食品と生鮮食品の味がよく似ていることに感動したとも言う。

(写真は、実験で使用された食料)d0051212_21202177.jpg

 しかし、未来の宇宙へのミッションのために、宇宙食は快適な食事であることが重要になるだろう。
 今回の実験メンバーは、適量として配給されたヌテラのチョコレートクリームにうんざりしたという。

 「ハワイの温暖な気候とマウナ・ロアの地質は、研究に大変適したものとなりました」
と、ハワイ・マノア大学の助教授キム・ビンスティド(研究には参加していない)は、言う。

 この地は隔離されていて、通常はアクセスしにくい場所であり、植物も動物も生息しない。

 「まるで火星のようです」と彼女は考えている。

(参考)
 火星での生活のシミュレーションの他の事例としては、2011年11月にロシアで、6人のロシアと欧州の宇宙飛行士によって、宇宙船のレプリカに閉じこもったまま、520日間に渡って行われた実験がある。(RADIO-CANADAより)

>>宇宙食用の乾燥イチゴって、本当にたまに食べるとおいしいんですが、あんな感じのが520日間も続くと思うと、体中の水分が吸い取られそうですわ。
[PR]

by sitejm | 2013-08-17 21:20 | 科学