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読書で秀才に!?

 幼い子供と家族が読書を一緒に楽しむことは、その後の彼らの学習能力の向上に影響があるのだそう。
 2歳から6歳の子供に読書を教えると、彼らの成長と就学準備に大きな影響を及ぼすのだという。
 これはトロア・リビエールにあるケベック大学のジル・プロノボスト名誉教授の研究によって分かった。
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 読書や学習の習慣は就学前の準備に影響を及ぼすようだ。

 研究結果によると、入学時に十分、就学準備ができていた児童の82%がが、その後の6年生の読解力テストで合格したのだという。
 この確率は、幼稚園で十分就学準備できていなかった場合は、63%まで低下した。

 母親が読書が好きな子供は、成長してから読書が好きになる傾向がある。
 8歳の子供の場合、52%の女子が、そして33%の男子が読書が好きだという。

 両親がどれくらい子供の読書に理解を示したかどうかも、このような差が生じた要因の一つである。
 女子は一般的に4歳から6歳にかけて日常的に、両親から本を読み聞かせてもらえることが多い。

 6年生の書き方テストでも、十分に準備した状態で入学した児童の合格率は90%、そうでない子供の場合73%となった。

 他の社会経済的事情も影響を及ぼす。

 無職の両親を持つ子供たちは、母親が十分な教育を受けていなかったり、低所得家庭で育ったりしていて、十分に就学準備ができない傾向にある。

 しかしながら、子供たちが家族から十分なサポートを得られれば、他の児童と同じように学校で成功するチャンスがある。

 その年齢に適した健康状態でなくても、母親がうつ病状態であったとしてでもだ。

 この研究は、ケベックで1997年から1998年に生まれた子供たちについて、ケベック統計局で集められた統計データを利用して行われた。(Radio-CANADAより)


>>学校での成功がすべてではないけれど、お勉強のできる子供に育てたい場合は、やってみるといいのかもしれませんね。

by sitejm | 2013-07-07 12:25 | 科学