しろんご祭り
伊勢志摩の離島のひとつに菅島がある。
島から鳥羽湾を一望できる波静かな白浜の小高い丘の上に、島の守護神である白髭神社が祀られている。
白髭と書いて、「しろんご」と読む。
「しろんごさん」と親しまれるこの白髭神社の祭りが「しろんご祭り」である。
毎年7月11日がこの祭りの日。
昨日も行われたところである。
しろんご祭りの目的のひとつは、その年の豊漁である。
祭りの行われる「しろんご浜」は普段は禁漁区であり、この日だけは開放される聖地である。
菅島の海女たちはこの聖地から、ほら貝の合図に従い、めいめい海に飛び込み、潜る。
真っ先に、夫婦のアワビ、すなわち雌雄のつがいの鮑を採った海女が、その年の「海女頭」となり、島の海女を率いる。
雌雄の鮑=豊漁の印は、その後すぐ、白髭神社に奉納される。
(べっぴんの海女さん・・ちなみにこの奉納役の人は、奉納用の女性であって海女さんではないらしい。蛇足ですが、この人、ミニスカっぽい装束姿です)
しろんご祭りは、また、漁の安全を願う祭りでもある。
殉職
島から鳥羽湾を一望できる波静かな白浜の小高い丘の上に、島の守護神である白髭神社が祀られている。
白髭と書いて、「しろんご」と読む。
「しろんごさん」と親しまれるこの白髭神社の祭りが「しろんご祭り」である。
毎年7月11日がこの祭りの日。
昨日も行われたところである。
しろんご祭りの目的のひとつは、その年の豊漁である。
祭りの行われる「しろんご浜」は普段は禁漁区であり、この日だけは開放される聖地である。
菅島の海女たちはこの聖地から、ほら貝の合図に従い、めいめい海に飛び込み、潜る。
真っ先に、夫婦のアワビ、すなわち雌雄のつがいの鮑を採った海女が、その年の「海女頭」となり、島の海女を率いる。
雌雄の鮑=豊漁の印は、その後すぐ、白髭神社に奉納される。
(べっぴんの海女さん・・ちなみにこの奉納役の人は、奉納用の女性であって海女さんではないらしい。蛇足ですが、この人、ミニスカっぽい装束姿です)
しろんご祭りは、また、漁の安全を願う祭りでもある。
殉職
by sitejm | 2005-07-12 22:46 | 文化