人気ブログランキング | 話題のタグを見る

チョコレート

 最近、眠れない。

  仕事で帰りが遅いので、神経が高ぶって眠れないのである(ついでに他の理由もあるんですが、そのことは次の機会に・・)。

  遅い夕食ってか、晩食を取った後、仕方なく、わたしはチョコを食べる。

  夜中に食事して、チョコを食べるなんて、カラダに悪いことこの上ないが、もう、食べずにはやってられん、という気分なのかもしれない。

  チョコレートに含まれるテオブロミンには、精神をリラックスさせる効用があるらしい。

 チョコレート_d0051212_15495651.jpg テオブロミンはチョコやココアの苦味成分でもあるが、自律神経系を調節する、すなわち神経をリラックスさせる成分でもあるのだとか。(写真はカカオの断面)

  なるほど。。最近、富みに傷心気味の自分がチョコを食べたくなる理由が分かる。

  テオブロミンは一方で、強心作用、覚醒作用をはじめ、利尿作用、毛細血管の拡張作用、といった効用も持っている。

  従ってチョコを食べると気分は安らぐが、体は逆に元気になるのかもしれない。
    
  わたしは夜更けにチョコを食べるのと同時に、た~っぷりのコーヒーも飲んでいる。

  アルコールは自宅では一切やらなくなったので、コーヒー飲まなきゃやってられん、のだ。

  ご存知の通り、コーヒーにはカフェインが含まれる。

  同じメチルキサンチン類でありながら、神経を安定させるテオブロミンとは対照的に、カフェインは興奮剤として作用する。 
 
  テオブロミンで一息つき、体はよみがえり、さらにカフェインで神経をまたもや高ぶらせ、体も一層、覚醒する。 

  そら眠れないわけやね。考えるまでもないか。
  
 (ついでに書くと、テオブロミンは犬や猫にとっては有害であり、死にいたる場合もあるらしい。犬や猫に有害なのに人間には無害ってところが摩訶不思議。

  なんだか人間そのものが有害すぎるみたいで・・。)

by sitejm | 2004-11-13 23:45 | 科学