ウンウントリウム
ジャポニウムと命名する案があったが、過去にニッポニウムという元素の認定が取り消されたことから、リケニウム(理研のリケ!)との命名を希望しているんだとか。
ジャポニウムと聞いたときは元素記号は「Jp」ですかねえ、と人と話していたのだが、リケニウムになると、「Rk」になるんだろうか。
いずれにせよ、2月に先行発表してたロシアを破る理研の快挙。
さすが、湯川秀樹、朝永振一郎など、優秀な科学者を輩出している機関やね。
それにしても、しばらく科学から離れている間に(しばらくってかれこれ8年くらいになりますが)いろんな元素が世に現れているのにはびっくりする。
厳密には、知らない元素が縷々IUPACに認定されている。
Db、Sg、Bh、Hs、Mt、Dsなど、いまや旅行のことしか頭にない私には、
「ダブリン」「シンガポール」「ブータン」「ハンツビル」「モンタナ」「デュッセルドルフ」
としか読めないが、正解は
「ドブニウム」「シーボーギウム」「ボーリウム」「ハッシウム」「マイトネリウム」「ダルムスタチウム」だそう。
ちなみに、今回発見された(仮)Rkは、発見後、正式にIUPACに認証されるまでの間、「Uut」と仮称がつけられていた。
読み方は「ウンウントリウム」。
ほんまかい?と、笑っちゃうけど、国際機関が正式な規則にのっとって名づけるとこうなる。元素記号の各数字(おそらくラテン語)に基づくようだ。
(仮)Rkならば、113番なので、1=Un 3=triとすれば、113=Ununtriumとなる。(参考:ウィキペディアのサイト)
ついでに、Jmっていう新元素はないかと思ったけど、なかったよ。
by sitejm | 2004-09-28 23:51 | 科学