2度めの顔面移植
ラファエルという男性は、セヴィールのVirgen del Rocio病院から退院し、その母親と妹に支えられながら、マスコミの前に現れた。
30時間に及ぶ手術では、彼の顔面の下部3分の2が移植された。彼は奇形や良性腫瘍を生じる先天性の病に苦しんでいた。
「モンスターなどではない。彼は若返ったように見えるくらいだ」と、手術後に整形外科チームのリーダー、トーマス・ゴメス・シア博士は言った。
まだ彼が喋ることは難しいが、ラファエルはたくさんのリハビリをこなしており、冷たいものと熱いものを区別できるようになったという。
彼の唇が痛いので、唇に感覚があるようだ、と彼は言う。
整形外科チームリーダー・トマス・ゴメス・シア博士によれば、ラファエルはメディアに対し、ドナーを奨励するよう頼んだという。しかしながら、手術に対する記者らの質問に対しては、ラファエルは「そっとしておいてほしい」と伝えたという。
この移植は、スペインで行われた2回めの手術である。
先月、バルセロナの病院で、世界初の顔面総移植手術が行われた。
なお、世界初の顔面移植手術は、2005年にフランスで、女性の患者に対して行われている。
他の移植手術は、合衆国と中国でも行われている。(Radio-CANADAより)
>>ワテクシには、美人のドナーが必要ですわ。
by sitejm | 2010-05-06 22:30 | 科学