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珈琲と紅茶の効用

 50万人以上の被験者に対して行われた、18もの研究によって、コーヒーと紅茶は2型糖尿病の進行を抑える働きがあることが分かった。
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 しかし、少し驚いたことに、実験結果では、ノンカフェインのコーヒーが症状の抑制に最も効果があり、カフェインはこの効用に関係なかったことである。

 国際医学アーカイブで発表されたこの調査結果によると、コーヒーや紅茶を一日3,4杯飲むと、糖尿病の進行は20%も抑制できることが分かったという。

 同量のノンカフェインのコーヒーを摂取した場合、最も顕著な効用が見られた。
 2型糖尿病は40歳以上に発症しやすく、インスリンの分泌はあっても、不十分だったり、インスリンが適切に作用していなかったりする。
 この糖尿病は、食事療法と運動を行うことで治療が可能であるが、医師による治療は不可欠である。

 こうした研究結果を統合すると、毎日コップ1杯だけ、コーヒーなどを飲むことによって、糖尿病の発症を7%も抑制することができるのだという。

珈琲と紅茶の効用_d0051212_14463192.jpg シドニー大学のレイチェル・ハックスリー博士は、カフェイン以外の他の物質が作用していると考え、たとえば、マグネシウムやクロロゲン酸のような抗酸化物質の効果であるという。

 9月には、スウェーデンの研究者らが、健康な人と2型糖尿病患者の体細胞は、遺伝子の構造等によってそのエネルギー消費量が異なることを示している。 (Radio-CANADAより)

>>自分は幸い、糖尿病ではないですが、コーヒーを止められない自分を慰めてあげるために、訳してみました。

by sitejm | 2009-12-20 14:46 | ヘルス