招かれざる客


 「招かれざる客」

って、何かの比喩かと思っていました。

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 もう、文字通りのなんとなく辛い意味の

映画だったのですね。

 
 失礼承知で書くと、キャサリン・ヘプバーンの顔が骸骨に派手な口紅塗ったみたいで、

それが気になって仕方なかったですww。


 しかし、演技は素晴らしかった。

 登場人物も少なくて、シンプルな内容なのに

釘付けになって観てしまう、

とても興味深い映画でした。

 
 ものすごく出来過ぎな黒人の青年が、

町の名士の、素直で奔放な娘と愛し合っていて、

今日から、ジュネーブに発つとか言っちゃってるし、

なぜか黒人青年の両親が突然、名士の家にやってくるとか

言っちゃってるのですが、

そういう出来すぎなシチュエーションも

気にならないくらい。


 有色人種に関する人種差別がテーマの映画でしたが、

今の時代に、日本の様々な人種差別をテーマとして同じような

映画が作られても、きっと、登場人物たちの苦悩は同じだと思う。


 差別がある限り、いろんな人が苦悩しなければならないのですね。


 白人女性と息子との結婚を認めたくない父親に対して、

シドニー・ポワチェ演じる黒人の青年が怒るシーンが

胸を打ちました。

 
 郵便配達員だった父は、

「荷物を毎日配達して、お前を支えたのに、

 優秀なお前が、たった一つ過ちを犯した!」

と、白人女性と恋に落ちた息子をなじるのです。

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 しかし、息子は言い返します。

 きっと、優等生で、父には向かうことなどなかった息子だったのでしょう。

 でも彼は言い放つのです。

「父さんが荷物を配達したのは、

それが仕事だったからだ。

 僕は親の所有物ではない!」

「古びた信念を唯一最良と頑強に押し通す、

そんな世代が死に絶えるまで

僕たちは重荷を背負うんだ。

自由になれない。

僕は黒人としてでなく、人間として生きたいんだ」


 ついでに、白人女性の父親役のスペンサー・トレイシーは、

まるで、ダニエル・クレイグがおじいさんになったような顔で、

観ていてとても好ましい感じがしましたwww

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by sitejm | 2016-07-02 00:01 | たまには映画を

高慢と偏見と、ワンダーランド


 最近、英国映画好きの知人ができて、

昔、コリン・ファースのファンだったハート

と言ったところ、

「高慢と偏見」

のDVDを貸してくれました。

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 「高慢と偏見」は、

英国の田舎町を舞台として、

跡取りのない5人娘と両親の暮らす一家が、

遊びに来た資産家や士官らとの結婚を巡る

騒動を描いた物語です。


 最後まで観て驚いたことには、

一言で言えば、

「女子がハンサムな資産家と結婚するのに躍起になっている話」

でしたわ。

 

 まだご覧になっていない人には、



ネタバレ注意!!


ですが、



まるで



結婚だけがゴーーーーール!!!



みたいな、そういう物語に思われたからです。



 昨今、世間を騒がせている

英国の価値観って、

こんな感じなのか!


と、とても驚いたのです。


 物語の舞台は18世紀とはいえ、


「高慢と偏見」は何度も映画化されているから、


英国人、こういうネタが好きなのね、

と思って。

 

 でも、今日、TVで放映されていた

「アリス・イン・ワンダーランド」

を見たところ、様子が違っていました。
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 20歳で結婚しなければならないらしい、

アリスが、子供の頃に訪ねたワンダーランドで

アリスが本当に進みたい道を選ぶのです。

 その姿がとても力強くて、

すがすがしかったです。
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by sitejm | 2016-07-01 23:41 | たまには映画を