またSTAP細胞に新たな疑い?

 実験過程に問題があったとされる日本の若い科学者によるSTAP細胞の研究について、水曜、新たな疑念が生じていることがわかった。
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 129系遺伝子マウスの成熟細胞から作られたとされるSTAP細胞が、実際は、1F系とB6系の2つの遺伝子タイプのマウスから作られたことが遺伝子解析で明らかになったという。
 
 STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)は化学的な操作によって、胎芽細胞の状態(どの器官にも組織にも特定されない)に非常に近い状況が作り出されたものだ。
 
 これらの細胞は分化多能性があり、ほか種類の細胞に成長させることもできる。
 しかし、自ら再生する能力は持たないため、幹細胞とは異なるのだ。

 今回、小保方晴子研究員の所属する日本理研研究所は、STAP細胞の存在は純粋な発見である、とする見解をメディアに対して示している。
 
 しかし、理研はこれらのデータは不十分なものであったため、「さらに詳細なデータを得る」と強調する。

 数週間前、STAP細胞の研究に関与した一人の研究者によって、スキャンダルが明らかにされた。
 
 若山照彦氏は研究論文を取り下げるべきだと要求したのだ。
 彼によれば、英国ネイチャー誌で公表された2つのデータに誤りがあるのだという。

 ネイチャーでは、マウスの細胞が、単純な操作によって分化多能性を持つようになると発表された。

 STAP細胞を作るこのアイデアは、成熟細胞にストレスを与えると、遺伝的に防御機能が働き、その細胞状態を変化するものが現れるというもの。

 クエン酸による弱酸性下に25分、遠心分離器に5分かけ、その後、数週間かけて培養された。

 この研究結果が立証されれば、人工多能性細胞、つまりiPS細胞より、効果的かつ素早く安価で再生医療を革命的な手法となる可能性がある。(Radio-CANADAより和訳)


>>久しぶりに翻訳したので、内容が古いうえに、ちょと誤りがあったらごめんなさい。
 ただ、外国でもこの事案は問題視されているということが分かりますね。

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by sitejm | 2014-03-30 20:30 | 科学

【映画】The Secret Life of Walter Mitty

d0051212_20442590.jpg 1月ごろからずっと楽しみにしていた「LIFE」を観てきました。

 以下、あらすじ
*******************
 「LIFE」誌で写真のネガ管理室で働くウォルター(ベン・スティラー)。
 父を早くに亡くしており、年老いた母の扶養費や自由奔放な妹の生活費の負担まで余儀なくされている。
 41歳だが、さえない独身。婚活サイトに登録し、お薦めとして紹介されたシェリル・メリホフに「ウィンク」を送ろうとするが、システムエラーで受け付けてもらえない。
 がっかりしながら通勤すると、妄想癖のせいで、電車に乗り遅れて遅刻した挙句、その日、「LIFE」は最終号を発刊後、休刊する、と発表される。
 外部からやってきたリストラ担当が不要な職員のクビを切るのだという。
 最終号の表紙を飾る写真は、世界的な写真家ショーン(ショーン・ペン)が送ったという「25番目」のネガだ。しかし、ネガ管理室にはなぜか25番目だけ届いていない。
 リストラ担当者は、ウォルターに早くネガをよこせと迫る。
 ウォルターはこれまでネガを無くしたことは一度もなかった。25番目のネガは何かの手違いで届かなかったのか・・・?
 連絡を取ろうにも、写真家ショーンはいつも世界中を飛び回り、居所がつかめないのだ。電話でもメールでも連絡が取れない。ネガの在処を知るには、彼の居場所を見つけるほか、手段はない。
 写真部に属しているシェリルに頼ると、ショーンはグリーンランドにいるらしい。
 ウォルターは、意を決して、グリーンランドに飛び立った・・・
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 ベン・スティラー、男前なのに、さえない男役が似合いますねえ。
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 コツコツまじめに働いてきたけれど、冒険も、創造もない人生。
 働く人々の多くが、同じ思いを持っているんではないでしょうか。
 
 ネガが届いていない、と言わないで、グリーンランドまで写真家を探しに行くのは荒唐無稽だけれど、その過程がとても笑えます。
 そんな目に遭う!?というくらいひどい。

 でも、凡庸な人生って、それくらいのことがないと、変わらないと思います。

 ヘリコプターに飛び乗って、海に落ち、サメに襲われ、スケボーで山を越え、谷を越え、火山の噴火から命からがら逃げ・・・・・・
d0051212_2111549.jpg 散々な目に遭ううちに、ウォルターの顔はどんどん精悍にしまっていくのです。

 ウォルターの目くるめく冒険の合間を縫う、シェリルとの関係や、婚活サイトの管理者とのほのぼのした関係が心を休めてくれます。

 グリーンランドやアイスランド、その他の舞台の光景にも心を奪われました。
 見たことがないものを観るのも映画の醍醐味。

 平凡で意気地のない人生を送っている自分にとって、ある意味すべてが見たことがない光景でした。



 
 さて、この物語、ウィキペディア(米国版)によると、1947年に一度、映画化されているそうです。
 原作は1939年に発表されたJames Thurberの短編だそう。
 1947年の映画ではダニー・ケイが主役を演じたそうですが、原作とかなり異なるストーリーだったのだとか。
 といっても、現在、上映中のLIFEもかなり違ったストーリーなんですと。
 
 私は映画が面白いと、原作も読みたくなる方ですが、この原作は微妙ですね。
 というか、和訳されたものがないかもしれませんね。
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by sitejm | 2014-03-23 21:16 | たまには映画を

【読書】二流小説家

 新聞で、著者のデイヴィッド・ゴードンが、「日本で自分の作品が映画化されて驚いた」といった内容のコラムを書いていたので、面白そうだなあと思って読みました。
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 冒頭がゆるい感じで、ユーモアもあるし、電車の中でゆったり読んでいたら、2日目くらいから、びっくり!

 ちょっと本を閉じてしまいました。
 あらすじをろくに読まないで読み始めてしまったので。

以下、Amazonのサイトから*******************************
残忍な手口で四人の女性を殺害したとして死刑判決を受けたダリアン・クレイから、しがない小説家のハリーに手紙が届く。死刑執行を目前にしたダリアンが事件の全貌を語る本の執筆を依頼してきたのだ。世間を震撼させた殺人鬼の告白本! ベストセラー間違いなし! だが刑務所に面会に赴いたハリーは思いもかけぬ条件を突きつけられる……
『ミステリが読みたい!』をはじめ三大ベストテンの第一位を完全制覇した超話題作


 ゴーストライターの主人公ハリーは、案外人気のある3種類の大衆小説を書いています。
 そのうちの一つはヴァンパイアもの。
 その描写がエロい。
 しかも、本の中では、ハリーの作品は、太字で印刷されています。

 電車のぎゅうぎゅう詰の座席でページを繰っていたら、その「ヴァンパイアもの」のところで、なんだか隣の人たちの視線を感じて(見ていないと思いますが)、本を閉じてしまいました。

 ああ、よく、車内で、次の駅で降りるわけでもないのに読んでいる本をパタンと閉じてしまう人がいるけれど、その人も私と同じ理由で閉じていたのかもしれない。d0051212_2030436.jpg

 こりゃだめだなあ、と家でナイトキャップに読むことにしたのですが、今度もびっくり。

 殺人鬼ダリアンの語る経験談やハリーの小説の中だけでなく、実際にハリーのいる(本の中での)現実界でも、残虐な描写がどしどし出はじめるのです。
  
 かなり強烈です。
 
 血とか残忍な殺人が苦手な人にはお勧めしません。

 それでも、さえないゴーストライター・ハリーが、美女や美少女に囲まれながら、ぞっとするような恐怖を感じながら、独特のユーモアを交えながら、びくびくしながら真相を探る姿は、一気に読ませるものがありました。

 映画も見てみようかなあ。
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by sitejm | 2014-03-16 20:30 | 読書も好きです(いろいろ)

地球温暖化の原因は、やっぱり

 長期間に渡る気温上昇傾向が一旦停止しており、地球温暖化が鈍化している。  
 先週火曜、米英の科学アカデミーは、こう推測している。
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 1998年から続く異常な温暖化。
 英国王立協会と全米科学アカデミーの報告書では、
「地球の表面の温暖化が、一時的に休止しているようだ」
とされている。

 しかし、これら2機関は、
「人類の活動が引き起こした地球の気温の長期的な変化、つまり地球温暖化に関する我々の理解が誤っていたということにはならない。」という。

 また、この報告書で、科学者らは
「地球が21世紀に温暖化し、熱波や干ばつ、海面上昇を招くのは必至である。」
としている。

 温室効果ガスは、主に化石燃料を使用するなどの人類の活動によって排出される。
 その排出量は増加し、大気と海洋は温暖化し、海面は上昇、地球上の氷は解けている。

 この報告書によれば、各国が積極的に温室効果ガス抑制のための施策を打ち出さなければ、
気温は2100年までに、摂氏2.6~4.8度上昇すると国連は予測しているのだという。

 19世紀から気温は摂氏0.8度上昇している。

 この温暖化の一旦休止は、海洋の大気からの熱吸収に変化が生じたためである、と報告書には記載されている。
 他の研究には、火山の噴火によって日光が遮られた、あるいは、太陽からの熱量が減少したこと等よるとするものもある。

 気温上昇の兆候として、報告書では、2013年のオーストラリアや2012年の合衆国、2010年ロシア、そして2003年の欧州での熱波を引用している。
 なお、異常な寒波の事例は少ないのだそう。

「現在、人の活動が地球の気候を変化させたのは、多数の証拠によって、一層確実となった。」(報告書より)

 昨年、気候変動に関する政府間パネル( IPCC )では、50年代以降、地球温暖化の主な原因は、多様な自然現象より、人の活動による影響によるものである確率が95%まで増加した。
 2007年に推定された際は、その確率は90%であった。(Radio-CANADAより翻訳)

>>温暖化は地球規模の自然現象である、という説があるから、こういう研究がいるのですね。
 私も15年くらい前から、ずっと疑っていましたが、やっぱり人間のせいなんですね。

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by sitejm | 2014-03-02 21:09 | エコロジー