Pulp Fiction

 雑談中にふと、「パルプ・フィクション」観たことある?って聴かれ、あるある~、って応えた、、、

d0051212_22133429.jpg ・・・ものの、よく覚えていないことに気づいて、また観てみました。

 1994年って、20年くらい前の映画なんですよ!

 なんか若い頃より、わかりやすくなっていた気がする。

 年取るって、案外、意味の或ることなのかもしれませんね。


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 二人の殺し屋ジュールス・ウィンフィールド(サミュエル・L・ジャクソン)とヴィンセント・ヴェガ(ジョン・トラボルタ)は、ボスのマーセルス・ウォレスからスーツケースを盗んだ奴らの下に送り込まれた。
 ヴィンセントはマーセルスから、彼の留守中、妻のミア(ユマ・サーマン)の外出に付き合うよう頼まれていた。

 ブッチ・クーリッジは年食ったボクサー。
 マーセルスから負け試合をすれば金をもらえる約束だった。
 
 つながりのないはずの男たちの命が、奇妙な形で偶然、係わり合い・・・
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 yahoo!USAのyahoo!movieから訳しましたが、文字で書くとなんて面白くないね~!

 冒頭、ティム・ロス演じるパンプキンという男とアマンダ・プラマー演じるハニーバニーが暴走。
 即座に画面が切り替わり、スーツ姿でドライブ中のサミュエル・L・ジャクソンとジョン・トラボルタ。
 彼らの長いくだらないおしゃべりを聴いているうちに、背景がわかってくる。
 彼らのお話は後のセリフにも関係してくるのでなんだか面白い。
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 ボスのマーセルスの妻ユマ・サーマンも、美人で色っぽいのに間抜けな感じ。
 コカイン好きなもんで、ヴィンセントの持っていた上物のヘロインを鼻から吸っちゃって(ヘロインは静脈注射、コカインは鼻から吸引)、泡吹いてぶっ倒れてました。

 こういう人、案外、いそうで面白いんですわ。
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 相方に「パルプ・フィクション観たこと或る?」って聴いたら、ああ、ブルース・ウィリスの、と。

 出ていたかな??と思ったけれど、出てましたわ。年食ったボクサー役で。
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 このときはブルース・ウィリスは売れっこ時代なので、18日しか撮影に参加しなかったんだとか。
 映画ではかなり重要な役どころだと思えましたけどね。
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 ↑こういうシーンでもなけりゃ、この人はタランティーノ映画に出てくれなかったかもしれませんね。

 それにしても、ジョン・トラボルタ、魅力的なんです~。

 全然、好みじゃないのに。

 太っていて、はげそうな額をしていて、おっさんくさそうなのに。

 あんな靴下姿で70年代のダンスして、ちっともかっこよくないのに。
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 タランティーノはジョン・トラボルタのファンで、彼がサタデー・ナイト・フィーバーなどのダンス映画以後、落ち目だったことを残念に思ってて、パルプ・フィクションに出てもらったところ、再ブレイクしたというお話は有名ですね。

 売れっ子ブルース・ウィリスとの競演って、トラボルタ的に、ブルース的に、どうだったのでしょうね。
 
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 トラボルタさんは飛行機の操縦士の資格を持っていて、米国南部でのハリケーン被害時に自家用飛行機で被災地に支援物資を運んだ人ですが、そういうところが、まさにセレブだな~、と。
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 話をストーリーに戻すと、冒頭のカップルの暴走は映画の後半にもつながってきて、そういう工夫が面白い気がしました。

 若いときは、なんだかB級やな~、、って思うだけだったけれど。

 サミュエル・L・ジャクソンが最後、しぶく決めてます。
 トラボルタと併せて、おっさん、万歳!って感じのラストです。
 
 正直に生きれば、いいこともある、っていう気がしてきた。
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by sitejm | 2013-02-27 22:30 | たまには映画を

大気汚染と赤ちゃんの大きさ

 大規模な調査研究により、大気汚染と人の成長には関連性があることがわかった。

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 カリフォルニア大学の産婦人科生殖科学のトレーシー・ウッドラフ教授が率いたこの研究では、妊婦は自動車排ガスや石炭燃料による汚染物質にさらされており、こうした汚染物質により新生児の体重を少なくするリスクが高くなることがわかったのだという。

 世界中の大気汚染がひどい、異なる地域で研究を行ったところ、大気汚染の度合いがひどいほど、新生児の体重が少なかったのだという。

 この研究では、2.5kg以下の場合は体重が少ないと判断された。

 この体重では、生後、慢性的な病気の罹患率や死亡率を高める傾向があるという。

「これらの大気汚染は、世界中で我々がさらされているレベルのものである。(中略)ヒトの髪の細さの10分の1のサイズの微粒子が、我々の吸う大気中に存在するのだ。」
と、スペイン精神疫学研究所のパヤマ・ダドヴァンド博士はいう。

 自動車排ガス濃度や石炭を利用する工場排ガスを規制する国々では、こうした汚染物質の濃度は低い。

 この調査は北米、南アフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア大陸の9カ国14地域で300万人の新生児について行われた。 
 
 詳細は米国の医療ジャーナル「環境健康予測」に掲載されている。(Radio-CANADAより)

>>中国で来年、生まれる子供たちの体重が気になるところです。
 日本は過去の歴史から、大気汚染物質の規制を厳しくしてきた国ですが、90%できている国をこれ以上規制する事に意味はありません(継続は必要ですが)。
 経済活動だけでなく、中国をはじめとする、公害の著しい国々を環境面からももっとサポートする必要があります。ワテクシは個人的に、大好きなベトナムのごみと自動車排ガスをなんとかしたいという思いがあるのですが、、、。

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by sitejm | 2013-02-12 22:36 | 科学

ミレニアム3-眠れる女と狂卓の騎士-

 読書好きが休日にミレニアム2を読みはじめたりしたら、もう、その日は何もできません。

 だって、ミレニアム2で完結しないんですもん。

d0051212_20295197.jpg ミレニアム3に突入せずにはいられないでしょう。読書好きなひとなら。

 ミレニアム2のエンディングは、リスベット・サランデルの死を予見させるほどの激しい戦い。

 ・・・でも、女が惚れる女って、この人のことなんでしょうか。

 これまでワテクシが惚れた女は、オリンピックで金メダルを取ってガッツポーズした吉田沙保理さんだけでしたが。

 サブタイトルの「眠れる女」とは、サランデルのことを指すのでしょう。

 瀕死の重傷を負った彼女は病院で寝たきり。

 じゃあ、どうやって物語りは進むのかって?

 ミカエルが、ちょこまかまた動いてくれるんです。

 おまけに彼の愛人で敏腕編集長のエリカも活躍。
 ・・・活躍って言うか、大手新聞社の編集長に抜擢されたり、セクハラされたり、とにかく、働く女性が読んだら共感するところも多かったり、そういう意味でも飽きませんな。 
 
 ミカエルがちょこまか動くと、サランデルのとんでもない父親とその関係者の腹黒さがどんどん明らかになっていくのです。

 ミカエルの妹の弁護士アニカも活躍。ラストは彼女の独壇場。
 やりすぎなくらいですが、スカッとしますよ。

 それと、巨大で?巨乳な美人警察官も登場して、またミカエルがやらかしてくれたりして。

 ミレニアム3は女性の登場人物の活躍が多いように思えます。

 悪いやつの90%以上が男ってことになってますね、「ミレニアム」の世界では。

 しかし、若い子を密入国させての強制売春は、現実にもあることのようですし、作者は女性問題を常に意識してこの作品を書いているように感じます。

 「ミレニアム」では、大企業の裏が明らかにされ、「ミレニアム2」では警察官の汚職、そして「ミレニアム3」では国家の裏が暴かれていきます。

 テーマが大きすぎて、自分などにはとても消化できない部分もあります。

 しかし、全作品を通して自分が気づかされたのは、
道徳ってなんだろう??
ということ。

 リスベット・サランデルは酒も飲むし、タバコも吸うし、ハッキングもするわ、警察には何にも言わないし、平気で約束を破るような女の子なんだけど、彼女なりに強烈な道徳観念を持っています。

 ワテクシは酒もタバコものまなけりゃ、ハッキングなんてもちろんできないし、警察には多分素直になっちゃうけれど、自分自身の道徳観ってないです。
 あるとしたら、親とか学校で植えつけられてきたものでしょうかね。

 それはそれで、否定はしないけれど、

 正義ってなんなのか、死ぬまでに自分で判断できるようになる自信はないかもしれません。

 また話が逸れました。

 で、ミレニアム3なんですが、ミレニアム2で、サランデルに双子の妹カミラって子がいることがわかるんですが、その人はとうとう最後まで登場しなかったのです。
 サランデルにはとんでもないお兄さんがいたということはわかったんですが。

 おそらくミレニアム4では、その双子の妹とか、これでもかとばかりに存在する大勢の登場人物の誰かが活躍するはずだったのでしょう。

 しかし、ミレニアム4はスティーグ・ラーソンのPCに保管されたまま、彼は逝ってしまいました。
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by sitejm | 2013-02-10 20:30 | 読書も好きです(いろいろ)

ミレニアム2-火と戯れる女-

 「ミレニアム」は確かに面白かったのです。

 でも、多くの場合、1作目を超えるものはない。

 全世界で800万部の売り上げと聴いて、

ああ、「ミレニアム-ドラゴン・タトゥーの女-」がね

って、思っていました。

 誤解でした。

 「ミレニアム」のラストは、月刊誌「ミレニアム」を事実上救ったリスベット・サランデルの傷心054.gifで終わりました。

 クールなサランデルだけれど、その胸のうちはいかほど傷ついたのか・・・と凡人読者のワテクシは女のハシクレとして、とても嫌な読後感に捉われていました。

 しかし、サランデルは人々の期待を裏切る一方で、裏切らない。

d0051212_2073266.jpg ミレニアム2のオープニングは、おそらく彼女的にはかなり傷ついたはずのサランデルの豪遊シーンで始まります。前作で、使い切れないほどの金を手にしましたからね。

 しかも、彼女が欲しかったものをイタリアで手に入れて。
 ワテクシもカネと時間があれば、真っ先に同じことをしますがな。

 そういう乙女なところがあるのが彼女の魅力。
 フェルマーの定理を自力で解いちゃう、ありえない天才キャラなのに。

 ミレニアムでは、新たな動きがあります。
 人身売買と強制売春をテーマにしたジャーナリスト・ダグと、彼の恋人で犯罪学者のミアが登場。

 一方、前作でサランデルが天誅を食らわせたビュルマン弁護士。
 こいつはこいつで、サランデルに対する復讐の炎に火がついてしまったのです。

 サランデルは、彼女を傷つけたミカエルとの接触を絶っていたのですが、サランデルを憎むビュルマンと、ダグの追う犯罪者たちがつながっていくのです。

 犯罪者たちとの絡みで、サランデルの過去も明らかにされていきます。
 彼女の意志とは関係なく。

 前作では真の窮地に陥ったのはミカエルでした。
 今作では、窮地に陥るのはサランデル。
 しかも、彼女を陥れるのは、ミカエルを窮地に陥れたサイコ・キラーとは比較にもならない、とてつもない巨大な敵。

 サランデルの頭脳の冴えさえぶりと、ミカエルの名探偵カッレくんぶりがエスカレートしていくのが面白い!

 かつ、ミカエル、あんた一体、どんだけ・・・というほどの好色ぶり。
 
 作者のスティーグ・ラーソンもそういう人だったんでしょうか?

 ひとつ言えるのは、この人はきっとイアン・フレミングか、映画007シリーズのファンだったのでしょう。

 ミレニアム2の作中二部のタイトルは「ロシアより愛をこめて」。

 007を引用する部分もあるし、ミカエルはJ・ボンドと同じく大の煙草好き、女好き。

 映画「ドラゴン・タトゥ・・・」のミカエルを演じたのが、現在の007のダニエル・クレイグだったというのも偶然とは思えません。

 話が逸れました。

 ミレニアム2は、終わりがありません。

 ミレニアム3にTo be Continuedだからです。

 スティーグ・ラーソンにはやられましたね。
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by sitejm | 2013-02-10 20:08 | 読書も好きです(いろいろ)