インフルエンザの新型ウィルス

 H1N1型豚インフルエンザ患者数は、2009年3月末から、メキシコで爆発的に増加しており、数人の死亡者も出ている。
 カナダを含む世界各国では、多くの発症例が報告されている。
 主要なメディアでは、さまざまな疑問を巻き起こしている。

d0051212_13523654.jpg なぜ、新型インフルエンザウィルスがこれほどの患者を発生させているのか。
 カナダ国民は自分の身を守るために、何らかの特別な対処を行う必要があるのか。

 豚インフルエンザには数種のウィルスが存在する。最近のものがH1N1型である。

 これまでずっと以前から、豚インフルエンザのウィルスは、頻繁ではないが、豚から人へ伝染することがあった。
 最近のH1N1型豚インフルエンザは、メキシコで猛威を振るっている。
 このウィルスの特徴は、人から人へ感染するところだ。
 一部の患者の中には、豚とは全く接触する機会がなかったのである。
 また、動物の健康のための国際機関(GOOSE)によれば、この種のウィルスは豚ではこれまで見つかっていなかったのだという。
 
 H1N1型は、4つの異なるウィルスから生成された遺伝物質を持った、複雑なウィルスだった。
 4つの異なるウィルスとは、2種の豚インフルエンザウィルスと1種類ずつの鶏インフルエンザウィルスと、ヒトのインフルエンザウィルスである。

 このインフルエンザは、咳やくしゃみ、あるいはウィルスの付着した手で口や鼻に触れた場合などに感染するといわれている。

 豚インフルエンザがH1N1型かどうかを調べるために、病院で検査を受けることが必要だ。
 このインフルエンザの症状は、発熱、だるさ、食欲不振、鼻水、喉痛、吐き気、嘔吐、下痢などの通常の風邪の症状と似ているためである。

 抗生物質はH1N1型豚インフルエンザにも効果があるという。
 特に、オセルタミビル(タミフル)やザナミビル(リレンザ)など。

 カナダ厚生省は、感染症について国民に警告しており、以下の対処を進めている。
・小まめに手を洗う、または手の殺菌剤を使用する。
・咳やくしゃみをするときは、口元をひじや上腕で覆う。
・感染したら自宅から出ないこと。
・風邪のような症状がある場合は、医者に相談すること。
・観光客は、www.voyage.gc.caに相談すること。

 なお、このインフルエンザは呼吸器系統から伝染するため、豚肉を食べることに問題はない。
 摂氏71度(華氏160度)程度で肉を加熱すれば、ウィルスは死滅する。

 H1N1型豚インフルエンザのためのワクチンは現在、作られていない。
 また、季節型インフルエンザワクチンが有効かどうかも不明である。

 新型のH1N1型豚インフルエンザウィルスによるパンデミックが生じた場合、すなわち世界中の数カ国で大規模に流行した場合、ウィルスが変質する恐れがあるのがその特徴である。

・このウィルスは新型ウィルスである。
・ウィルスは人から人へと感染する。
・若い人や健康な人でも感染する。
・世界の数カ国で既に患者が発見されている。

 このインフルエンザがパンデミックを生じさせるかどうか、世界中の衛生関係者たちが注目している。d0051212_1454280.jpg
 これまでの歴史の中で、人類は何度も、世界的に流行した殺人的なインフルエンザを経験している。
 最もよく知られているのがスペイン風邪だ。
 スペイン風邪は1918年から1919年にかけて流行し、その死者は2000万人から5000万人に上るといわれている。 
 パンデミックが生じると、必然的におびただしい死者が発生する。

 世界保健機関WHOは、1~6の数字によって、インフルエンザの世界的流行の進行度を評価基準を確立した。すなわち、宣言された段階によって、一連の行動が行われることになる。

 フェーズ1は、動物型インフルエンザウィルスは、ヒトには移らない段階を言う。

 フェーズ6は、インフルエンザが同じ地域の最低2カ国、別の地域の1カ国で感染し、世界的流行の恐れがある場合を言う。

 現在、WHOは世界のレベルはフェーズ4に位置すると考えている。
 これはウィルスの感染性が維持されており、ヒト間での感染の恐れがある段階である。

 このフェーズでは、WHOの専門家は次のような対応を行うことになっている。 

・人々にウィルスの持っている真の危険性と潜在的な危険性を伝えること
・ウィルス感染の進行状況のかくにんを継続すること
・伝染防止のための対策を講じること
・起こりうるパンデミックに対する治療システムを準備すること
・ウィルスの地方への感染と拡大を防ぐよう努めること

>>これは、えらいことですな!
 ・・・と言う気もするけど、過去に鶏インフルエンザとかSARSとか、いろいろ言われてきた割には自分は感染したことがないので、なかなか実感が湧きませんな。

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by sitejm | 2009-04-29 13:54 | ヘルス

Red Cliff Part2 -赤壁(下)-

d0051212_16493179.jpg 赤壁は前作も見ていますが、今作の感想としては、まず、戦いのシーンが長い!
 それはそれで、なかなかの見ものではあるんですけどね。
 でも、戦いシーンを削って、一本の映画にできるやろ、と思わないでも。

 次に、原作「三国志演義」がこの映画になるまでに、かなり脚色されています。

 三国志演義では、周瑜の美人の嫁さんは名前がちろっと出てくるくらいで、実のところ、曹操とは何の縁も縁もありません。
 利口な孔明が勝手に利用したくらいのことで。

 しかし、映画レッド・クリフでは、この嫁さん小僑が重要な役どころとなっているのですよね。うまいな、脚本家!

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 周瑜もものすごく好男子に描かれていて、トニー・レオンが演じるとこれまた優男に見えるんですが、三国志では、優男どころか、読んでびっくり癇癪男ですな

 このほかにも脚色てんこ盛りです。
 でも、曹操、劉備、関羽、張飛、趙雲、そして孔明は、三国志演義のイメージどおりだと思うけど、どうかな?
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 曹操を演じるチャン・フォンイーも、日本人にはまだ馴染みのない顔なのに、曹操はやっぱりこの人でなくっちゃ!と思ってしまうくらい立派ないい顔つき。
 
 孫権の妹・尚香を演じるヴィッキー・チャオは、意外でしたけれど、この人でよかったねと納得の選択。東洋のアンジェリーナ・ジョリーまで、あと一歩な感じ。

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 中村獅童さんは、ルックスが個性的で、なかなかおもろい役どころでした。
 台詞が少なすぎなのが、笑えましたけどね。←ちゃんと中国語勉強しろよ、クスクスみたいな。
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by sitejm | 2009-04-18 17:08 | たまには映画を