オトナの自由研究

d0051212_18265179.jpg 科学好き少年・少女だった大人たちは、Scientifixの教授陣たちが提供する「家にあるものでハムスターを化石にする方法」(出版:科学への開かれた扉社)に満足するだろう。
 
 この書籍は、週刊「英国新科学」の記者によって書かれたもので、一見、テーマは取るに足りないもののように思われる。
 しかし、ここでは科学は真面目に論じられている。
 テーマはこの雑誌の読者から募集されたもので、高名な科学者によって解説されているテーマも多い。
 すべて、ジャーナリストのMick O'Hareの英国流ユーモアで構成されている。

 古典的な実験なども掲載されている。
 
・まず、ビンに卵を入れること
・そこへ、あふれ出ない程度にケチャップを注ぐ
・水とコーンスターチで少し気持ちの悪い物質を作る

 ほとんどの実験が家族で楽しめるものだが、一部には、特に夜、オトナだけが楽しめるようなものもある。

 カクテルのウォッカ・マティーニは、ジェームズ・ボンドのようにシェイクすると味が違うのか、とか、アニス(パスティス、ウゾ、アブサン)の違いの調査、あるいは、キューバでのホワイト・ラムとブラウン・ラムの影響の比較などが挙げられる。
 
 実験材料は通常、家にあるものばかりだ。
 DNA抽出実験には、食器とほんの少しのアルコールと石鹸、光速を測る実験では、チョコレート・キャンディと電子レンジ、音速を測る場合はハンマー。  

 要するに、水、重曹、コカ・コーラ、ミント・キャンディ、果物など、物質の特性を理解するには、身の回りのものばかりで十分なのだ。

  唯一、死んだハムスターの化石化の実験だけは、成功の確率が極めて低いとされている。(Radio-CANADAより)
[PR]

by sitejm | 2008-08-31 18:31 | 科学

牛は北枕

 牛や鹿は、食べるときや眠るとき、頭を北に向ける。

d0051212_20463285.jpg このほど、そんな研究結果が米国科学アカデミー紀要で発表された。

 ヨーロッパの研究チームは、4大陸上の308の放牧地や平野に住む8,510頭の牛と、チェコ共和国内の225地域に生息する2,974頭の鹿について調査を行った。 

 観察に当たっては、雪の中の足跡とグーグル・アースの衛星画像によって、これら哺乳類の行動を調べることが出来た。

「この調査で分かったのは、これらの動物は、草を食んだり休憩するときは、南北軸に沿って身体を一列に並べる傾向があることである」d0051212_20531516.jpg
 
 磁北に頭部を向けるということを、共同研究者Sabine Begall(ドイツ デュイスブルグ-エッセン大学動物地理学部)は強調している。

「場所が違えば、風向や太陽の方角が大幅に異なることを考慮すると、これらの動物にとって、地球の異なる地点にあっても、地球の磁場が同一の作用を与えていることが分かる」 
と、彼女は付記している。

 鳥類が移動するとき、地球の磁場を利用していることは、既に知られている。(Radio-CANADAより)

d0051212_20534173.jpg


>>なんだか凄くないようで凄い発見のような! 
 最初の写真はニュースに添付されていたものですが、ほかの2枚は異なるサイトで見つけたものです。確かに、同じ方向を向いているかも。

[PR]

by sitejm | 2008-08-30 20:55 | 科学

Willy Wonka and the Chocolate Factory

d0051212_16475746.gif 元祖・チャーリーとチョコレート工場(以下、チャリチョコ)。
 以下、yahoo!Movie(USA)より。
 
「 優しくて正直者だが、貧しい家庭に育った少年チャーリー・バケットは、いつも他の子達と同じようにお菓子を買ってみたいと思っている。
 
 チャーリーはある日、世界に5枚しかないと言われる「ゴールデン・チケット」入りのチョコレートを手に入れた。
 このチケットがあれば、魅惑のチョコレート工場を見学できるのだ。

 変わり者ウィリー・ウォンカが有能なウンパ・ルンパ達を雇って経営するチョコレート工場だ。d0051212_16481193.jpg

 チャーリーが夢のような工場見学に、大好きな祖父ジョーを連れて出かけると・・・」


  ジョニデのチャリチョコを観たことがないので、どちらが面白いのか分からないけれど、
1971年のWilly Wonka and the Chocolate Factory (邦題:夢のチョコレート工場)は、お奨めかも。

 子供向け映画のはずが、余りにもブラックでシュールな物語の構成に、次はどうなるの???と完全に引き込まれてしまう。

  ジーン・ワイルダーが神経質そうな寄り目でずけずけ言うのに、思わず吹き出します。

d0051212_1648364.jpg  働く小人ウンパ・ルンパたちが、ウォンカに面倒な仕事を言いつけられて困った様子で歌いながら、さくさく仕事をこなしていくのも、可愛いし、なんだか、頑張らなくっちゃ、と思えるのです。

  何より、ウォンカの言いつけにそむくと、どんな小さいことでも必ず報いがあるのがきっぱりしていて面白い!
 
 チョコレートの滝も、ちゃんと出てきます。
[PR]

by sitejm | 2008-08-30 16:48 | たまには映画を

HITCH

d0051212_2164136.jpg 男性向けに、デートの仕方を改良したりアドバイスしたりする”デート・ドクター”アレックス・ヒッチをウィル・スミスが演じるラブ・コメディ。

 冴えない会計士アルバート(ケヴィン・ジェームズ)が、どこからどう見ても高嶺の花のセレブ・アレグラ・コールに恋に落ち、無理は承知でどうしてもデートがしたい、とヒッチからコーチングを受けるドタバタを中心に物語が進行。

d0051212_2165261.jpg 

 一方、デート・ドクターが恋に落ちるお相手はゴシップ記者サラ(エヴァ・メンデス)
 男性より女性の方が濃い~ですな。

 確かに少し、参考にすべきレッスンもございますし、 

 ラブコメとしてはそれなりに面白いですが、余りにもオチが普通すぎて・・・。



ケヴィン・ジェームズのアタフタ振りが笑いを誘うところで、なんとか★二つ。

d0051212_20554630.jpg 
 
[PR]

by sitejm | 2008-08-24 20:55 | たまには映画を

プラスチックボトル10億本!

 日刊紙「Le Devoir」によると、ケベックでは、2008年に10億本以上のペットボトルが消費される見込みだ。 
 1992年のケベックでは、7000万本も使用されていなかった。
 
 しかしながら、これらのペットボトルのうち、44%しかリサイクルされていない。
 すなわち、10億のうち、5億6千万本以上が地域内の埋立処分場で処分されているのだ。
 
 プラスチックが消滅するまでには、600年もかかる。
d0051212_18192854.jpg
 ケベック州Recyc-Québecのスポークスマン・リチャード・グーレは、解決策はたくさんある、
と新聞記事のインタビューで応えている。
 
 グーレ氏は、ペットボトル使用時の保証金制度を導入すれば、今日では非常に高いとされる77%程度のリサイクル率まで高めることができるという。
 
 この解決策は、必ずしも合意が得られたものではない。
 また、大手飲料水販売会社は消費者の自由な選択を妨げるこのような措置に反発している。
 
 ロンドン市では、主要な建物でのペットボトル飲料の販売を近年、禁止した。恐らく、周辺地域でも禁止される見込みだ。
 そのため、ケベックでは、プラスチック容器の保証金制度は、産業界から厳しく批判されている。(Radio-CANADAより)

>>ペットボトルがなくなると困るなあ、、、と思うけれど、全くこの世からなくなった、と言うことになれば、そんなに困らないのかも。
 ちなみに、日本国内で飲用容器としてPETが使用されたのは1982年のことだそう。

[PR]

by sitejm | 2008-08-23 18:19 | エコロジー

風邪で風邪を制す

d0051212_1829305.jpg 1918年のスペインかぜ大流行にも関わらず、生き残った人々は、この感染症に対して免疫能力を持っていたのだそう。

 アメリカの研究者らは、これらの生存者らは、この悲惨な流行病のウィルスを撃退する抗体を再び体内で作ることが出来ることを証明した。

この調査は、1918年のスペインかぜを患った32人を対象に行われた。彼らは現在、91歳から101歳になる。

 研究者らは、1918年のウィルスを感染させたマウスに対し、生存者から生成された抗体を投与した。

 彼らは1918年のスペインかぜの生存者らは現在でも抗体を持っていると結論付けている。

 抗体はほんの少量であっても、ウィルスを全滅させるほど強力であったのだという。
 d0051212_1741161.jpg
 ヴァンダービルト大学ジェームズ・クロウ博士によると、類似した抗体を用いれば、鳥インフルエンザの新しい菌種も破壊することができるのだそう。

 この調査結果は科学雑誌「ネイチャー」で発表された。(Radio-CANADAより)

>>スペインかぜって「あらいぐまラスカル」にも出てきましたけどね。
 「あらいぐまラスカル」って言ったって、分かる人も少なくなりましたわい。

[PR]

by sitejm | 2008-08-23 17:41 | ヘルス

温暖化についていけない!

 英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society)で発表されたフランスの調査によると、フランスに生息する鳥の多くが、北上する際、温暖化に伴う地域の気温変化の速さについていけていないことが分かった。

 ここ18年の間、平均気温は1年間に摂氏0.068度ずつ上昇した。平均気温の領域は273kmも北上することになった。 
 しかし、鳥たちの生息地域は、たった91kmしか北へ移動していなかったのだ。
d0051212_17242335.jpg
 この調査報告書は国立自然史博物館とモンペリエ大学の研究者らによって作成されたものだ。

 彼らは18年間に渡り、105種類の鳥の生息地帯の分布について、約1,500のエリアで調査を行った。

 研究チームのメンバー Vincent Devictorは、多様な生物にも今後、リスクが及ぶと警告している。

 「鳥たちが温暖化にますますついていけなくなれば、昆虫や植物、それから哺乳類にもおそらく同じような影響が出るだろう」と彼は述べている。

 相互作用によって、他の種にも余波が生じるということである。
 
「たとえば、虫やそれらを食べる鳥たちの生息区域が、同じように北上しないとすれば、異なる種による相互作用は混乱を引き起こす」
と彼は断言している。(Radio-Canadaより)

>>生き物たちはニンゲンの馬鹿さ加減についていけないということですわ。
[PR]

by sitejm | 2008-08-23 17:24 | エコロジー

ホテル Chicoutimi

 サグネの中心街にあるホテル・シクティミは、持続的発展モデルとなることを目指している。

d0051212_16543668.jpg
 このホテルは環境アドバイザー ヴァレリー・デュベの力を借りて、カナダで初めて建設されたもので、ゴミの排出量と、温室効果ガスの排出量の削減を目標としている。

 ホテル・シクティミは1年前に設立して以来、非常に興味深い存在となった。
 新しい部屋に置く家具やマットレスは、地域で製造されたものである。
d0051212_1655411.jpg 石鹸やシャンプーは生分解性で、しかも、ホテル内で家内工業的に生産されているのだ。

 ゴミは、非常に細かなものまで取り除かれる。たとえば、コーヒーについているプラスチック製のマドラーやミルクの入った容器は、ここでは、使われていない。
 ヴァレリー・デュベは、このホテルのゴミの排出量は1年前の1/5まで減ったと言う。

 ホテル・シクティミはホテルの滞在客の活動によって排出される温室効果ガスの補償として、滞在客らに木をプレゼントする。
d0051212_16551911.jpg
 ホテル経営者エリック・ラルーシュは、環境アドバイザーの雇用は、1年間は出費になることは認めている。しかし、彼は後悔していない。
 この雇用が価値ある投資を意味しており、このホテルによって得られる利益から差し引かれる出資額はそれに値するのだと言う。

 ホテル・シクティミは現在、暖房エネルギーや水の消費量の節約、そしてゴミの堆肥化に取り組んでいる。

>>日本の環境アドバイザーなんかは、その辺の知人がリストに載っていたりしてがっかりびっくりするんですけど、カナダではどうなんでしょう。
[PR]

by sitejm | 2008-08-17 16:55 | エコロジー

ハリーの透明マントが実現できる!?

 J.K.ローリング作「ハリー・ポッター」の身体を見えなくするという夢は、いつか叶うのか?

 アメリカの科学者らが、光を反射させる2種類の新しい素材を使用して、物体を3次元的に見えなくすることに成功した。

 カリフォルニア・バークレー大学のアメリカの研究者らは、ナノテクノロジーに関する研究のなかで、この実験を成功させた。

 彼らは、同じ原理を用いれば、人や車、あるいは戦車の姿を消すことさえ、不可能ではないのだという。

 この成果は、2つの点において快挙であると言われている。

1.3方面から見えなくすることができた。

2.可視光を使用した。

 これまで、他の研究者らは、10センチメートルほどの銅製シリンダーを見えなくする実験を成功させているが、この実験では、平面的に見えなくすることしか出来なかった。
 
 バークレーでこの驚異的な実験成果が得られた背景には、新しい素材の存在がある。
 この素材を用いると、物体を見えなくするのに不可欠な「負の屈折率」が生じるのである。
 「負の屈折」を用いることで、通常では起こり得ない偏光が生じるのである。

 「メタマテリアル」は物体の周辺の光を屈折させることが出来る。このため、光は物体の周りを迂回し、その背後に同一の物体を形作る。

 研究者らはこの現象を、急流が岩に当たって生じた水の流れに置き換えて説明している。

 観察者には光の乱反射が見えず、その結果、物体が観察者の視界から消えるのだと言う。

 2種類のメタマテリアルはこの実験のために考案された。
 
 一つは金とフッ化マグネシウムを交互に配列させて得られた「層状」構造の素材。
 そして、その3面を、紙より10倍薄い多孔質のアルミナを、ナノメートルサイズの金の層で加工した素材で強化している。
 
 Xiang Zhang教授によれば、これら二つの素材を製造したことは、実用化に向けて大きく一歩踏み出したことを意味するのだと言う。

「とりわけ特別なことを成し遂げたというのは、あるスペクトルで波長を拡張させることができたという事実です」

 しかし、これらの実験結果が有望なものであっても、ハリー・ポッターのマントの製作は明日にでもできると言うものではない。
 というのは、これらの素材はとても壊れやすく、工業的に生産するのは現時点では、不可能だからだ。

 メタマテリアルを即座に応用できるのは、ウィルスやDNAの分子構造などを観るのに使われる特殊レンズの製造だと言われている。(Radio-CANADAより)。

>>生産ラインにのれば、大もうけ間違いなし、ですね。
 軍需も発生するだろうし、もちろん、ハリー・ポッターファンにも売りつけられるし。

[PR]

by sitejm | 2008-08-16 16:28 | 科学

Goal!

d0051212_15585218.jpg スポーツ映画って、あんまり好きではなかったのですが、これがなかなか面白かったのです。
 以下、yahoo!(USA)のMovie Details 訳。

 夢に向かって努力しているか?

 サンティアゴ・ムネスは、生涯またとないチャンスを得たのだ。
 ロスに住む家族と離れ、地球を半周して英国に行かなければならない。d0051212_1612062.jpg
 英国は彼にとって、異国であり、エキサイティングで、何もかも、ペースが速くて、、でも、魅力的な国際的なサッカー王国だ!
 
 メキシコ系アメリカ人のサンティアゴは、アメリカに不法入国してロスのスラムに住んでいる。
 何でも厳しい父親のペースに合わせなくてはならない。
 家族の暮らしを支えるために、清掃夫としてひたすら働くだけ。
 
 彼にはサッカーの才能があった。しかし、いつかプロとして国際的に活躍したいと夢見ながら、趣味でサッカーを楽しむ程度のチームに属し、才能を無駄にしているだけだった。
  

 d0051212_16122275.jpgある日英国のスカウトマンが彼の才能に気づき、英国の一軍サッカーチーム ニューカッスル・ユナイテッドにスカウトする。父親を選ぶか、自分の人生を選ぶのか。
 彼は英国に飛ぶ。
 しかし、今度は、サッカーが宗教、サッカー選手は神とも言うべきかの地で、彼は能力を発揮しなければならないのだ!

 
 何が面白いかって、サッカー試合の臨場感溢れるシーン!
 サッカーの実際の試合を見ているみたい。
d0051212_16145027.jpg
 とはいえ、サッカー好きが観たら、なんじゃそりゃ?というシーンも満載なんでしょうけど、ワテクシレベルなら十分楽しめました。

 生活は乱れまくり、でも天才プレーヤー・ガバン(アレッサンドロ・ニヴォラ)の性格もニンゲンらしくてとても良い。



d0051212_1618569.jpg
 少林サッカーもそれはそれで面白かったですが、GOALはGOALで普通っぽいのが良いと思われますのですな。
[PR]

by sitejm | 2008-08-13 16:18 | たまには映画を