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振動は効くか?

 弱い振動がマウスの肥満を防ぐ。

 アメリカで行われた調査で、そんな結果が出た。

 Stony Brook 大学の研究者らは、毎日15分間、15週に渡って、マウスをプラットホームに載せて振動を与えた。
 すると、動かないプラットホームに載せただけのマウスと比べて、動くプラットホームにのせたものは、30%も脂肪が減っていた。

 この調査結果から、若いうちから運動すれば、肥満を防げるのではないか、と研究者たちは考えている。
 ヒトについて言えば、この発見は、小児の肥満予防にもつながるものである。

「肥満は代謝の悪さや、脂肪質の放出が過剰であるためと考えられているが、この調査によって、肥満の原因が一層明らかになるだろう」と、Clinton Rubin は言う。

 科学者たちは、振動が身体に与える影響を理解していない。 
 一部の科学者が言うには、振動によって、筋肉の収縮と緊張を生じるために、骨格の強化にもつながるのだそう。

 さらに、これらの調査によって、少しの振動でも、若いマウスの肥満を抑制することが出来、また、マウスの加齢による肥満も防ぐことができることがわかっている。

 調査結果は、Proceedings of the National Academy of Sciencesに掲載されている。(Radio-CANADAより)

>>ということは、通販でよく売っているあれも。
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by sitejm | 2007-10-25 20:55 | エコロジー

Million Dollar Baby

d0051212_23253514.jpg  30過ぎの、ガッツだけが取柄の女子アマボクサーが、熟練トレーナーのトレーニングを経て、ボクシング道を突き進むお話。

 前にも見たのだけど、また見てしまった・・・・・・。

 この映画では、ヒラリー・スワンクの男前振りが、一層奮い立つ。
 一方で、クリント・イーストウッドのよぼよぼぶりにもびっくりする。
 
 ドイツの娼婦上がりの強豪悪得ボクサー・青熊ビリーというキャラも面白い。見た目もかなり怖くて、男前ヒラリーがちょっとかわゆく見えるくらいだ。

(以下、ネタばれになり得るので、映画をご覧になっていない方は、飛ばしてください。)





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 しかし、老人と娘ほどの若い女との関係と言ったら、もっと明るいものではないのか。

 この映画の登場人物たちは、始終、悲しみに包まれているのだ。
 なぜか、モーガン演じる片目の老元ボクサー以外は。

 二度も見ておきながら、言うのもなんだけど、
こんな哀しい映画は、もう、二度とみたくない。









 でも、観るんだろうなあ・・・・・・。
 
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by sitejm | 2007-10-20 23:34 | たまには映画を

人の噂

 噂は、しぶとい。

d0051212_18351483.jpg ドイツで行われた研究では、特に人の評価を下げる結果となる場合について、個人の噂に何が影響するのかが分析された。

 誰かが人を評価しなければならないとき、評価は事実と異なるものとなりがちだ、という研究結果が出た。評価と言うものは、実際より悪くなるのである。
 その人は、自分の主観に反して、人の噂に固執してしまうというのだ。
  
 マックス・プランク研究所の研究チームは、126人の学生に、友達または匿名の相手とビデオゲームをさせた。
 各学生には、15ドルの入った封筒を手渡し、ゲームの次のステージに移ったら、パートナーに報酬として渡すように言う。

 ゲーム中に参加者たちは、ほかのプレーヤーたちの前のステージでの行動について書かれたメモを渡される。

 パートナーについて、肯定的なコメントを見た参加者は、パートナーにお金を報酬として渡した。つまり、評価がその人の決定に影響を与えたのである。

 研究者たちは、さらに、参加者たちにゲームの最初のステージの間、パートナーがどんなリアクションをしていたのか、書かれたリストを渡した。そのリストには、事実と反することが書かれていた。
 しかし、渡された参加者は、いつもこの評価に基づいて、決定しているという結果になった。

「人は噂に必要以上に左右される。それが見た事実と異なったとしても」
と、ラルフ・ソマーフィールドは言う。

 研究者たちは、人は、噂は時間が経って、多くの情報のこなれた信頼できる情報として認識するために、このようなことが起こるのではないかと推測している。

 研究結果は、アメリカアカデミー科学誌に掲載されている。 (Radio-CANADAより)

>>そういわれると。
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by sitejm | 2007-10-20 18:42 | 心理学

象のお鼻

 ゾウは記憶力が高いだけではなかったのだ

d0051212_13331961.jpg スコットランドの研究者らによれば、この惑星最大の哺乳動物は、臭いと服の色でヒトが自分の友達か、敵であるかを見分けているというのだ。

 ケニヤで行われた研究では、ゾウは、狩猟民族のマサイの服の臭いを嗅ぐと怯えた。農耕民族のカンバ族の服ではそれほど怯えなかった。

 また、ゾウは赤い色に反応した。この色は、若いマサイ族の男たちが身に付ける色である。

d0051212_13383895.jpg 半狩猟民族であるマサイの男たちは、何十年もかかって、槍でゾウを狩る。これが彼らの男らしさの証なのだ。
 そのために、彼らは動物たちにとっては侵略者となる。
 一方、カンバ族は農耕民族で、動物たちにとって、敵ではない。
 
 ホリー・アンドリュー大学のLucy Bâtesは言う。
「すべての動物は、敏感な感覚器を使って、敵になりうる種を見分けることができる。この研究では、実験によってそのことを証明したのです」
 動物学者たちは、ゾウに白と赤の洗い立ての清潔な布を見せた。
 さらに、マサイ族の男性とカンバ族の男性に5日間に渡って身に付けてもらった、赤い布を見せた。
 その結果、マサイ族の男性が身に付けた布の場合、ゾウは1分もかからぬうちに遠くへ逃げ、しばらく落ち着かなかった。
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 研究者らは、色に対する知覚反応を調べるため、敵か味方か解らないように、においのない状態で、赤と白の布を使って実験を行った。

 その結果、ゾウは白より赤い色に攻撃性を示したのだ。

 この研究は、アンボセリ象研究所により行われ、研究内容は現代生物学誌に掲載されている。(Radio-CANADAより)

>>右上がマサイの人、左がカンバの人々です。確かにマサイの人の方がヤンキー度が高そう。
それにしても、何だよぅ、この抜けるような青空は!(どの写真も別々のところから持ってきたのに)

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by sitejm | 2007-10-20 14:06 | エコロジー

6,800の言語

 現在、地球上では、6,800もの言語が使用されている。
 英国と米国の研究者らは、言語の進化を支配する法則を導き出したのだそう。

 英国レディング大学の研究チームは、インド-ヨーロッパ言語グループのうち、200語の進化について、調査を行った。
 これらの言葉の源となった言語は、10,000年前に発生し、その後、英語、ロシア語、ギリシャ語、スペイン語のような現在の言語に進化し、現在では87言語に分化したのだという。

 研究者らは、言葉の長さと使用頻度との間に、強い相関関係があることを突き止めた。

 言語のうち、最もよく使われる「二」は、英語ではtwo、スペイン語ではdos、ドイツ語ではzweiと、また、「水」は、water、aqua、wasserなど、言語形態の差は非常に小さい。
 一方、あまり使われない「尾」などは、英語ではtail、スペイン語ではcola、ドイツ語ではshwanzと大きく異なっている。
 
 アメリカのハーバード大学の研究者らは、英語の不規則動詞の活用の変化の進化を調べ、同様の結論に至った。
 その結果、古語英語では、不規則動詞が177あったが、現代英語で一般的に使用されるのは98となっていた。アメリカの研究チームは、何度も使われる言葉は、他の言葉より早く規則動詞に変化したものと考えている。
 
 遺伝子の複製と突然変異を支配する法則によって、この現象を説明する研究者もある。
 個々人がよく使う言葉は間違えにくいので、元の形をとどめながら後世に伝わりやすい。
 
 一方、一般的に使用されている同じ意味の言葉がなければ、言語の中で生まれた新しい言葉は、嫌でもはびこるようになる、と説明する研究者もいる。

 言語の進化を支配する法則仮説の信憑性を確認するには、今後、中国語や日本語、タミル語など、非インド・ヨーロッパ系言語についても調査する必要がある。
(Radio-CANADAより)
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>>隣の国であっても、何千年かのうちに、言葉がすっかり変わってしまって、意思疎通が不十分になってしまっていることは、少し悲しいことかも。
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by sitejm | 2007-10-13 17:50 | 科学

L'ENQUETE CORSE

 d0051212_23524698.jpg邦題は「コルシカン・ファイル」。

 クリスチャン・クラビエ演じるパリの探偵レミが、とある依頼を受けてコルシカ島へアンジュ・レオーニ(ジャン・レノ)を探しに行く。依頼人によれば、アンジュは200万€の土地を相続するというのだ。
 一方、アンジュはコルシカの民族運動の団体の大金を使い込み、絶えず、周りは敵だらけ。
 レミはそうとも知らず、コルシカ島へたどり着いた。喰らいついたら離さない「ブルドッグ」を自称するレミであったが、フランスでありながら、全く異なるコルシカの生活文化と民族主義運動に絶えず巻き込まれる状況には最早耐えられない。
 海辺で依頼人に断りの電話を入れていると、目の前に真っ赤なビキニ姿の美女レアが現れる。彼女と良い雰囲気になるレミ。ところが・・・・・・

 「おかしなおかしな訪問者」シリーズでは、すこぶる不潔なラカーユを演じるクリスチャン・クラビエであるが、この映画では久々にきれいで、ちょっと神経質そうなパリの探偵を演じている。でも、お笑い路線なのは変わらないのですな。
 クラビエがコルシカ島ののんびりした人々に戸惑う様子には、恐らくパリの人がコルシカへ行ったら、きっとああ言う感じだろう、とナチュラルに思い浮かんで、とてもおかしい。





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by sitejm | 2007-10-06 23:52 | たまには映画を

教室の中、うるさすぎ

 やかましい教室は、子供にとって有害だ。
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 カナダ言語療法士及び聴覚療法士協会(ACOA)が、そんなメッセージを投げかけている。

 まず基礎研究として、教室の悪い音響状態の中で、過度の騒音が継続される場合の生徒への影響について、二つの研究が行われた。
 非常に騒々しい状態は、子供の聴覚にも、学習力にも悪影響を与える。
 そのような状態では、一年生の標準的な子供は、6語のうち1語も理解することができないでいるのだという。 
 
 教室内の反響騒音は、体育館や運動場などの外部の声も音源としている。
 このほか、壁の硬い室内の音の反響、空調の音、車や飛行機の音も音源となるのだ。
 この状況を改善するためには、子供たちの聴覚を治療するより、まず、警告を出すことで、今すぐにでも対策を講じることにつながるので、意味がある。

 対策としては、
・教室の防音装置盤を分離すること
・低アレルギー性のカーペットやカーテンを設置すること
・テーブルと椅子の下部をテニスボールに穴を開けたものを取り付けること
などがある。

 しかし、これらの対策だけでは十分ではない、とACOA代表のリンダ・ラマージュは言う。
 彼女は、まず、学校の音響状態を把握し、将来の改築構想の中に取り入れることを勧めている。アメリカでは音響の基準が設けられているが、カナダではそうした基準を制定する法律がないため、適用されていない。

>>日本にもあるのかな?建築基準法とか労働安全衛生法とかで?
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by sitejm | 2007-10-06 21:21 | ヘルス

金持ち父さん貧乏父さん

d0051212_9214925.jpg 世界で2,500万部、日本でも10万部は少なくとも売れているという、あれだ。

 七年前に発行されているので、それを今頃読んでいる私は、今更何を?

 そうですわ。今更である。

 七年前、職場の飲み会で、割と尊敬していた上司がこう言った。

「『金持ち父さん貧乏父さん』という本を読んだ。金持ち父さんは金を稼ぐ手法を心得ていて、どんどんお金を作る。
 貧乏父さんは教育を受けているが、こつこつまじめに働いて、貧乏なままだ。
 でも、どちらが良いかと言うと、私は後者の道を選ぶ。
 環境問題関係のNPOと一緒に活動したりして(我々の仕事は環境関係なので)、人との関係を広げ、自分の本当にやりたいことの実績を積み重ねていくことが大切だ」

 
 みんなを呼んで大体、そういう話をした。

 まだ二十代だった私は、素直に、そうやなあ、私たちの使命は身近な環境問題を解決することだ。やっぱり、こつこつとまじめに働くのが一番、と思ったのである。金持ち父さん・・・の本は読んではいなかったが、その上司の言葉で、内容が大体把握できた、と思った。

 その後の7年間、私は結婚し、離婚し、広義の意味での挫折もあって、変わったのだろう。
 
 正直なところ、身近な環境問題よりは、自分の問題で手一杯。

 ある人の本を読むと、「金持ち父さん貧乏父さん」をまず読んで、と書かれていた。

 読んでみたら・・・・・・。



 上司の言っていたことは、間違いではなかった。




 しかし、やっぱり、誰だって金持ち父さん」になりたいやろ!そういう本だぞこれは~!



 と、三十を過ぎ、腹黒くなった私は腹の中で思った。

 そして、ふと思い出した。
 
 あの後、上司の息子はK大学の経済学部に入った。
 
 そういえば、知人で経済学部を出ている人が言うには、

「あの本に書いてあることは、経済学を学んだ者には、当たり前のことばっかりだ」


 あの上司も、自分の息子だけは「金持ち父さん」にしたかったのか?
 ちなみに上司は、理系学部を出ている。それも数学科とかではなく、ばりばり技術系・・・・・・。

 考えすぎかな?

 とにかく、本は自分で読んでみることだ、と思った。
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by sitejm | 2007-10-05 00:47 | 読書も好きです(いろいろ)