見る

 ある研究によれば、ゲーム中に誰かが噂をされると、その人はとても優しく振舞うようになることが分かっているのだそう。

 ドイツでは、新たにより深く追求した研究が行われた。
 マックスプランク研究機構の研究チームは、観察されていることが分かると、人は他人に気を配るようになることを証明したのだそう。
 研究によって、目の写真を貼っておくだけで、人の行動が変わることも分かった。
 たとえば、チップ用の小箱に二つの目の写真を貼り付けておくだけで、人は気前よくチップを入れるようになるというのだ。

 同じ箱に花の絵を貼り付けたのでは、そうは行かなかった。

 Manfred Milinski博士とBettina Rockenbach博士は、ヒトの脳はそうした観察に反応するようにできているのだという。
 動物の場合、哺乳類だけでなく、鳥も、魚ですらも、観察されていることに気づくと、行動を変えるのだそう。
 
 研究者らは、観察者と観察される人との間でゲームを行った。
 観察者は確かな情報を集めていることを知られないように、被観察者を見つめ続けなければならない。
 見られていると知っている被観察者は、献身的なふりを装いながら、見られていることに気づかないように振舞わなければならない。
 こうして観察者と被観察者は武装競争を続けることになる。
 研究内容は、Science誌に掲載されている。(Radio-CANADAより)

>>過去にこんな記事もありました。「視線」
 こっちの記事の方が分かりやすいですけど。
 写真のリンクが切れていますが、こちらのサイトから拝見(拝観?)できます。

[PR]

by sitejm | 2007-07-30 21:50 | 心理学

びっくり先進国 ドイツ

d0051212_2117395.jpg ドイツに行く予定もないのですが、これも、なんとなく。。。

 著者はフリージャーナリストの熊谷徹氏。ドイツ在住十年以上だそう。

 NHKの特派員だったそうで、ところどころエラソー口調が気になりますが、ドイツ人やドイツという国がよく観察されていて、判りやすく、面白く解説されています。

 ドイツに興味がなかった人も、これを読めば思わずドイツ旅行でも・・と思ってしまうくらい、ドイツが気になりそうです。(って、別に宣伝するつもりはないんですけど)

 それにしても、ドイツ人って、厳格なイメージで、厳しいだけに、文句なんて言わないんだろうかと思っていたのですが、実際はせっかち、文句言いだそう。
 人前でもぺんぺんに相手をやっつけるようなところがあるというのには驚きました。(一方、イギリス人は人前で文句を言うなんてことはあんまりないそう)
 
 一方で、超合理的で、プライベートを大切にするために、仕事は合理的にかつ効率よくこなしていく、サービス残業、付き合い残業なんてありえない、というのには、憧れますねえ。

 
[PR]

by sitejm | 2007-07-30 21:21 | 読書も好きです(いろいろ)

隣人たちのブリティッシュスタイル

d0051212_2141123.jpg 英国へ行く予定なんて、全然ないのですが、何となく。

 最近は、周りに輸入食品があふれているし、輸入雑貨もいたるところにあるし、おまけに海外在住日本人のブログも次から次へと出ているようなので、外国の文化は、大体、分かったような気になっていました。

 しかし、実際に十年くらい住んでいた人のこういう話を読んでみると、まだまだ知らないことだらけ、ですわ。
 
 比較のため、あわせて読んでみたのがこちら。
 「カルチャーショック イギリス人」d0051212_2142373.jpg
 作者はシンガポーリアンなので、視点がややアジアンかも。

 海外に住む人のブログなんかを観ていると、素敵なものや人に囲まれているように見えるものですが、どっちもどっちなのですな。

 英国の食べ物は、やっぱり噂どおり美味しくないというのにはがっかりでした。
[PR]

by sitejm | 2007-07-30 21:10 | 読書も好きです(いろいろ)

猫のオスカー

 猫のオスカーは昼寝から目覚めると、片目を開けて、彼の「城」内を見回る。
 カルテ室の医師の机の上から、彼は老人ホームの重度痴呆病棟のある棟を見据えた。
 西の病棟も東の病棟も静かだ。
 ゆっくりとオスカーは起き上がり、2歳の身体を、前にそして後ろにと、ぐんと反らせた。
 彼は次にどう動くべきか、寝ずに考えている。

d0051212_032878.jpg 遠くから居住者がやってきた。
 ミセスPだ。
 彼女は3年前から、痴呆病棟の3階に入院している。彼女は毎日訪ねてくる家族が誰なのかも、もはや分からない。
 昼食を食べ終えると、彼女は家族の面会の途中でシャツを着て、同じように徘徊している仲間の1人と連れ立っていく。
 彼女は周りの歩行者を押しのけ、周囲を完全に無視した様子で独り言を言いながら、オスカーに近づいていった。
 オスカーは彼女をじっと見つめ、彼女が通り過ぎる瞬間、静かに「しっ」と言った。「ほっといてください」とガラガラヘビか何かが言うような感じだ。
 彼女はオスカーに目をくれず、玄関の方へ歩いていってしまった。
 オスカーはほっとした。
 ミセスPは、まだ早い。
 彼は、彼女には何もしないでおきたかったのだ。
 
 オスカーは、また一人になると、安心して彼のエリアの管理に戻る。
 彼は机から飛び降りると、水の入ったボールから水を飲んだ。
 彼は満足げにまた伸びをすると、パトロールに出かけた。
 まずは西棟からだ。玄関のカウチに横になっているミスターSを避けるように歩いていく。
 ミスターSはわずかに唇をすぼめて、のんきにいびきをかいていた。幸せなことに、彼は自分が今どこにいるのかも知らないだろう。
 オスカーは玄関を通り過ぎ、突き当りまで進んだ。
 310号室だ。ドアは閉まっていた。
 オスカーはそこに座って待つことにした。
 これが彼の大事な任務だから。
 
 25分後、ドアがとうとう開いた。
 看護師が取り替えたシーツを持って出てきた。
 「あら、オスカー」
 彼に気づいた看護師が言った。 
 「中に入るの?」
 オスカーは彼女が出て行くと同時に、部屋に滑り込む。
 部屋には二人の女性がいた。奥のベッドに横たわり、壁を向いているのはミセスTだ。彼女は眠っていて、動かない。やせ細っていた。乳癌が彼女の身体を蝕んだのだ。
 彼女は軽い黄疸も患っており、数日間、話すこともできなかった。
 彼女の隣には娘が座っていた。娘は呼んでいた小説から顔を上げると、「訪問者」に優しく挨拶した。
 「こんにちは、オスカー。今日の調子はどう?」
 
 オスカーは女性には気づかない様子で、ベッドに飛び上がった。
 彼はミセスTを丹念にチェックする。
 明らかに末期状態にある。呼吸が荒い。
 オスカーが彼女を診ていると、看護師が入ってきた。彼女はミセスTの娘に、患者が苦しそうではないか、そうだったらモルヒネをもう少し投与するが、と尋ねた。
 娘が首を振ると、看護師は出て行った。
 オスカーは、また仕事に戻った。
 空気の臭いをかぎ、ミセスTを最後に一瞥する。そしてベッドから降りると、素早く部屋を出て行った。 
 今日じゃない。

 オスカーは玄関に向かって戻り、今度は313号室で立ち止まった。d0051212_0321931.jpg
 ドアは開いており、彼は中へ入った。
 ミセスKは静かにベッドに横たわり、休んでいた。息はリズミカルだが、浅い。
 彼女のベッドの周りは孫の写真や彼女の結婚式の写真で飾られていた。
 こうした記念すべき瞬間に囲まれながら、彼女は一人ぼっちだったのだ。
 オスカーはベッドに飛び乗り、また空気の臭いをかぎ始めた。
 彼は一瞬、動きをやめ、考える様子を見せると、ミセスKの周囲を2回廻った。
 
 オスカーは一時間ほど待っていた。
 看護師がミセスKの様子を診に来た。
 彼女はオスカーがいるのに気づくと、はっとして、いそいそと部屋から出て行った。
 看護師は部屋に戻って、ミセスKのカルテを棚から取り出すと、電話をかけ始めた。
 
 30分後に、ミセスKの家族が病院へやってきた。
 椅子が何脚も病室へ運び込まれ、ミセスKの親族は寝ずの夜を過ごし始める。
 聖職者が呼ばれた。
 オスカーはごろごろ言いながら、ミセスKに鼻をこすりつけている。
 幼い孫が母親に尋ねた。
 「この猫、ここで何してるの?」
 母親は涙を堪えながら応えた。
 「彼はおばあちゃんが天国へ行くのを見送っているのよ」
 30分後、ミセスKはこの世で最後の呼吸を終えた。
 同時に、オスカーは体を起こし、あたりを見回すと、部屋を去った。
 素早く姿を消したので、悲しみにくれる家族たちは誰一人、気づかなかった。

 カルテ室に戻る途中、オスカーは壁に飾られた額縁の下を通り過ぎた。
 地方のホスピス施設から送られたもので、 
「彼の献身的な末期治療にこの額縁を捧げる。猫のオスカーへ」
 と称賛の言葉が彫られているのだ。
 オスカーは水を飲むと、机に戻って丸くなって眠った。
 今日も一仕事を終えた。
 今日はもう死者はいない。310号室でも、他の部屋でも。
 この3階では、とにかく死者は出ないのだ。
 オスカーが病室を訪ねたり、しばらくそこに留まったりしない限りは。

 猫のオスカーは子猫のとき、ホスピスのスタッフに連れられてやってきた。
 彼には、患者の死期を予知するという不気味な能力が備わっているのだ。 
 ロード・アイランドのスティア老人ホームの3階にいた25人以上の患者が、彼に死を告知されてきた。
 医師やスタッフは、オスカーが患者の枕元にいるのに気づくと、患者に死が迫っていると察して、家族に連絡する。
 オスカーのお陰で、患者は一人ぼっちで死んでいかずに済むようになった。
 スティア・老人ホームの医師やスタッフ、そして患者の家族たちは、彼の仕事を尊重している。
(The New England Journal of Medicine より)

>>多くの方が検索でこの記事にたどりついて下さっているようで、ありがとごぜます。
 上記はワテクシのへたくそな英訳ですので、間違っていたら、ごめんなちゃい。

[PR]

by sitejm | 2007-07-28 23:22 | 科学

ソーダ

d0051212_21263683.jpg 若年者の炭酸飲料の摂取が肥満と糖尿病につながりやすいことは、散々、研究され尽くしてきた。

 最近の調査では、砂糖なしの炭酸飲料であっても、毎日摂取すると、成人の場合、メタボリック症候群の引き金になるリスクがあることが分かっている。

 メタボリック症候群は、糖尿病と循環器系の疾患が合併した状態だ。この状態になると、乳癌、子宮癌、前立腺癌、及び大腸癌など、他の病気の潜在が疑われる。また、アルツハイマーの原因にもなると言われている。

 ボストン大学医学部のRamachandran Vasan博士は、数年間にわたり、6,039人の患者の追跡調査を行った。結果は明白だった。

 毎日炭酸飲料を飲んでいた人は、メタボリック症候群に罹るリスクが45%も高い、と言う結果が出た。
 
 さらに、ノンシュガーの炭酸飲料であっても、違いがなかったのだ。d0051212_21264569.gif
 これらの飲料の主原料に、原因があるためである。(→炭酸発生装置!?)

 ほとんどの炭酸飲料に含まれるコーンシロップは、肥満の原因となる。また、インシュリンの分泌を抑制して、それが糖尿病を引き起こすのだ。
 
「普通の炭酸飲料が病気の原因だとは誰もが思うが、まさか低カロリーの炭酸飲料でも同じだとは誰も思わない」とRamachandran Vasan博士は言う。

 研究者らは、普通の炭酸飲料と低カロリーの炭酸飲料の類似性は、非常に好ましくないと言う。
 低カロリーの炭酸飲料は甘味を増量させてある。
 そうした飲料を飲む人の嗜好は、普通の炭酸飲料を飲む人の嗜好と同じであり、結局、食べている食事の内容は同様で、しかも多くの場合は健康に悪い食べ物であるためだ。
 
 メタボリック症候群では、体の五つの指標で調べられる。
 肥満、高血糖、高トリグリセリド値、善玉コレステロール値の低下、そして高血圧。

 研究結果は「Circulation」誌に掲載されている。(Radio-CANADAより) 

>>結果として、炭酸飲料が悪いと言うより、そういう飲み物を好む人の食生活が悪いってことでいいんでしょうかね(訳、間違っているかも)。
 ちなみにわてくしは、コーラとかペプシが苦手で、今まで生きてきて、コップ1杯分くらいしか飲んだことがありません。どーでもええことですが。

[PR]

by sitejm | 2007-07-26 21:26 | ヘルス

人類みな兄弟

 最初の人類はどこで生まれたのだろう?

d0051212_19572514.jpg 現代人は何年もかかって進化してきた生物だ。
 
 最初の人類はどこで生まれたかという二つの説が、再び議論を呼んでいる。

 一つは、アフリカ人(jm注:正しくは、「ネグロイド」かと思いますが、以下、記事原文どおり訳しています)であったという説。
 ホモサピエンスはアフリカで発生し、次第に他の大陸でも生息するようになったのだという。
  
 もう一つの説は、ホモエレクトスは地球上のあちこちで、それぞれの形でホモサピエンスに進化していったと言う説である。

 遺伝子学では、アフリカ人説を支持する声が大きい。
d0051212_20133916.jpg

 しかしながら、骨の分析によって、結論の見方が変わってきている。
 アンドレア・マニカ博士は、研究チームとともに、ヒトの遺伝の変化と6,000以上もの頭蓋骨について分析を行った。

 その結果、アフリカから遠ざかるにつれ、遺伝の変化の度合いが少ないことが分かった。
 
 彼らは、身体的特徴に大きな変化がなかったことこそ(jm注:それぞれの地域でホモサピエンスに進化したのではなく)、ヒトの祖先はアフリカ人であったことを証明するのだという。

 「頭蓋骨から得られた遺伝子のデータからは、現代人の祖先はアフリカのサハラ近郊で生まれたのだと言える」と、マニカ博士はいう。

 その研究結果を証明するために、研究者らは現代人にアフリカ人の遺伝子がないかどうかを調べた。その結果、どのデータからもアフリカ人の遺伝子が発見されたのである。 (Radio-CANADAより)

関連記事: 「新しい顔」

>>知識をつけたはともかく、ネグロイドのリズム感やずばぬけた運動能力や視力などの身体能力を失った現代人は、退化したとしか思えませんが。
[PR]

by sitejm | 2007-07-21 19:58 | 科学

The Kid

 カテゴリーはたまには映画を」に入れてますが、最近、毎日、映画三昧。ってか、ダイ・ハード4.0以来、ブルース・ウィリス三昧。

d0051212_2333547.jpg「ラス・デューリッツ(ウィリス)はイメージコンサルタントとして成功しているが、ある日、なぜか8歳の時の自分=ラスティに出会ってしまう。ラスティは心優しい子供だが、デブで少し臆病だ。何より、ラスの泣き虫だったいじめられっこの時代を思い出させるのが忌々しい。そんな過去を葬り去るために、ラスは必死で働いてきたのに。
 皮肉なことに、8歳のラスティも40歳になった自分に満足していないようだ。ラスティ少年は、将来の彼の魅力的なルックス、リッチな生活、そして大きな仕事を成功させてきたことに、何の感動も覚えなかったのだ。
 ラスティ少年はラスのイメージコンサルタントという仕事の意義が理解できない。おまけにパイロットになると言う夢を忘れていることも信じられない。
 ラスティ少年にとって、今のラスは40歳の独身の負け犬だったのだ!」(yahoo!MOVIEより) 
 
 シックス・センスのオスメント君のウィリスを食った演技と比べ、少年ラスティ役のスペンサー・ブレスリン君は、幼すぎるからか演技が板についていない。
 見ていてイラつくし、最初はちょっとがっかりする。
 大きな青い瞳だけはブルース似なんだけどねえ。
 ところが、映画を観進めるうちに、彼の演技はどんどん良くなって行くので、ムカついても我慢して観てあげください。

 それでも、ワテクシはディズニー映画はあんまり・・・・。日本では人気のある映画のようですけどね。

 しかし、考えてみると、8つの頃の自分が今の自分を見たら、びっくりするというより、「見た目にトシ食った以外は、あんまり変わらないのね、あなた」と呆れるやろね。
[PR]

by sitejm | 2007-07-18 22:52 | たまには映画を

嫌な記憶

 心身症やうつ病の治療法が新しい局面を迎えたかもしれない。

 アメリカの研究者らや、ヒトの脳は苦難の記憶を消し去る機能を備えていることを突き止めた。

 コロラド大学のBrendan Depue研究員は、ヒトは訓練すれば、記憶を選択し、悪い記憶は消し去る力を身に付けられることを証明したのである。

「この現象の神経機能を解明することが出来れば、将来的には新しいセラピーや感情障害などの新しい医学的治療法につながるだろう」 とBrendan Depueは言う。

 調査では、調査対象者らに40枚の写真を記憶させた。
 その写真は、無表情なヒトの顔と、傷ついた兵士や、電気椅子に座った人、交通事故に遭った人などを関連させたものである。

d0051212_21125844.jpg  これが終わると、彼らは無表情な顔の絵を見て、対応するトラウマ的な絵を、思い出すか、または忘れることが出来たかどうかの試験がなされた。
 彼らの脳は、無表情な顔の写真を見た瞬間にMIRによって検査された。この試験によって、リアル・タイムで、脳の動きを視覚的に観察することができるのだ。
 研究によって、記憶の削除のプロセスは、思考をコントロールすると言われる前頭皮質に位置することが分かった。

 さらに、研究者らは視覚野、海馬および扁桃腺など前後一列に作用された前頭葉の二つのゾーンについても調査を行った。
 これらの部分は、視覚的な記憶と感情に対して、重要な役割を担う。

 その結果、脳の前頭葉のコントロールのもとで、記憶の削除のプロセスが生じていることが示された。
 前頭皮質の最も先端の部分は記憶の削除のメカニズムでもっとも活発に活動するのだが、人間の脳の発展段階では、比較的新しい特性を示す。
 
 この研究によって、感情の記憶は脳の奥深いところに追いやることで、嫌な記憶を呼び起こすのを防ぐことが我々には出来ることが分かった。
 
 研究者たちは、忘れるという能力は、ヒトの能動的な発達側面だと考えている。
 しかし、はっきりとしない疑問点が残っている。

 たとえば、戦争によって傷ついた兵士や大事故の犠牲者たちが、これらの経験を自ら忘れ去れるようになるには、どれだけのトレーニングが必要なのか。
 
 研究者たちは、その点を考慮すべきである。

>>嫌なことを全て忘れることが出来たら、人間はとても幸せですな。いや、ほんとに幸せなのか??
[PR]

by sitejm | 2007-07-16 21:02 | 科学

The story of us

d0051212_2050599.jpg「結婚15年目を迎えるベンとケイティーの夫婦。倦怠期を迎え、互いに対する不満が蓄積した結果、今では些細な事でも相手の事を疎ましく思い始めていた。ふたりは、子供たちがサマーキャンプで留守の間だけ、試験的別居を試みる事になったが、ひとりきりになった時に思い出されるのはかつて愛し合った幸福の日々ばかりだった。なぜあの頃のようになれないのか、現実を直視したふたりは悩みぬいた末、結論を下すのだった……」(yahoo!映画より)

 ブルース・ウィリスもミシェル・ファイファーも1999年当時、大人気スターだった上に、監督は「スタンド・バイ・ミー」や「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
 そういう意味ではすごい映画なんですが、あまり知られていないような感じ。

 ストーリーは本当に普通の、ごく普通の夫婦の関係を描いたもの。

 演じているのは大スターでも、映画の中のファイファーは目つきの悪い鶏がらみたいだし(DVD附属のインタビューではとても美しいのですが)、ウィリスはハゲがひどくて気の毒なくらいで、豪華キャストに釣られて観た人にはがっかりな映画だろう。
 しかし、台詞の一言一言、彼らの行動の何一つとっても、分かる分かる、あ、そういうことするする、みたいなことだらけ。
 特にウィリスがレストランで酒を飲んで暴れた挙句、ポツンと外のベンチで座ってすすり泣いているシーンなんか、もう、抱きしめてヨシヨシしたくなるくらい。
 若い人には奨めませんが、映画の人物たちと同じようなことを経験済みのトウのたった中年以降のカップルには面白い、良い映画だと思います。

 ただ、ブルース・ウィリスが夫婦喧嘩のシーンで大声を上げると、どうしてもダイ・ハードを見てる気がして、気が散りました。

 それと、この映画を観て気づいたことには、ブルース・ウィリスは刑事役もできれば、ヒットマン役も出来るし、精神科医だって演れるし、イメージコンサルタントもできる。
 ただ、ラブロマンスとかラブコメディだけはちょっと・・・・なんですね。やっぱりハゲには恋愛ものは無理です。ハゲが活きるのは、やっぱりアクションものですな(といって、ワテクシはどちらかといえばハゲ好きなんですけどね♡)
 
 余談ですが、映画を撮る前に、ブルースはよい演技をするために、ミシェルと一緒に暮らそうと提案したのだそう。ミシェルも快諾し、共同生活は実行された模様。
 その提案に下心があったかどうかはともかく、翌年、13年間連れ添ったブルースとデミ・ムーアが離婚したのは、なんだかなあ・・・と。

[PR]

by sitejm | 2007-07-15 20:58 | たまには映画を

BROADCAST NEWS

d0051212_17435142.jpg 「ワシントンTV局の敏腕女性プロデューサーのジェーンは、ニュース・ライター兼レポーターのアーロンと共にその才をふるっていた。しかし地方局からワシントンへやって来たアンカーマン、トムの出現は二人の関係に微妙な変化を及ぼしていく。トムは機敏な才覚をもって、次第に出世していく。ジェーンは、トムとの結婚を考え始めるが……。」(yahoo!映画より)

  1980年代に上映された古い映画。

 ホリー・ハンターといえば、「ピアノ・レッスン」しか思い浮かばなかったけど、こんな映画に出ていたのね。

 この映画では、ホリー演じる女性プロデューサーが男たちより敏腕すぎて、仕切りすぎでちょっと退いてしまいそう。

 ジェーンと親友のアーロン、そして三角関係のきっかけになるトムの三人のどの人物も、有能でいい人で、ちょっと意地悪なところがあって、誰が悪いというわけでも、誰が良い、というわけでもない。

 誰に共感しながら見ればいいのか分からない、それなのに最後まで見たい、というなんだか不思議な体験をした。

 ウィリアム・ハートの髪が、後退しつつもまだ、ふっさふさの時代の映画であった。 
[PR]

by sitejm | 2007-07-11 21:09 | たまには映画を