生き物たちはエコロジカル

 蟻は衛生に配慮しているのだそう。

 スイスのローザンヌ大学で行われた研究では、蟻は、蟻塚を化学物質で消毒し、生存確率を二倍に高めていることがわかった。

  森の蟻は樹液を7,8mmの直径に丸め、それらを蟻塚のいたるところにおいておく。

  この物質はビスコースで、蟻塚には大敵となる微生物シュードモナス菌やカビの繁殖を防ぐのだと言う。
 
 d0051212_1957769.jpgこの発見によって群れを形成する昆虫が群れの公衆衛生状態を管理していることが示された。(←本当はアリの巣の写真を掲載したかったのですが、検索しているだけでも背筋にゾゾゲが走って、とてもだめでした)

 病原性がなければ、針葉樹の樹液はアリに良くも悪くも影響を与えないことから、この汚染除去の行動は極めてエコロジカルであると言える。

 ハチも巣箱の穴を防ぐために樹脂を使うことがある。樹脂は木の芽や木の皮から抽出して用いられるのだと言う。
 80年代にも、鳥はある種の揮発物質を含んだ工業用資材で巣を飾り、寄生虫の発生を防ぐと言う研究結果が得られている。

 この研究報告は「王立協会」誌に掲載されている。(Radio-CANADAより)
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by sitejm | 2007-06-29 19:53 | 科学

長男のIQ

 兄弟の中で一番年長の男の子は(年上の兄や姉が亡くなった弟の場合も含む)、兄弟の仲で最もIQが高くなることが「Science」誌で発表された。

 ノルウェー国立工業医学研究所のPetter Kristensen とTor Bjerkedals両研究員は、家族の中で最初に生まれた子供の能力は、年長者だから高まるわけではないことを突き止めたのである。

 彼らは1967年から1976年にかけて、18,19歳の軍人241,310人に対する膨大な調査を行った。

 その結果、兄妹の長男だった男性の平均的なIQは103.2で、兄弟の上から2番目の男性の平均IQは101.2であった。一方、兄がいたが、兄が亡くなった家庭で育った男性の場合、平均のIQは102.9だった。3番目に生まれた男性の場合、平均IQは100.0だった。しかし、この場合も、兄の2人が亡くなった家庭で育った場合は、平均IQは102.9となった。

 家族の年長者はIQが高くなるという説は、1874年から論じられてきた。
 英国の人類学者で心理学者のFrancis Galton卿は、社会で重要な地位を占めるのは長男が多いと指摘している。
 
 しかし、デカルトは三人兄弟の末っ子、コペルニクスは四人兄弟の末っ子、ダーウィンは6人兄弟の上から5番目だった。
  
 長男のIQが高くなることについて、さまざまな研究がなされて実証されてきたものの、いつもその方法論の議論に立ち戻っている。(Radio-CANADAより)

>>この研究結果を知った多くの長男長女は「やっぱり自分は弟妹よりお利口だったのだ」と思うだろうし、弟妹は「偉業を成し遂げるのは兄姉ではないのだ」と思うのでは。
 確かに兄弟で活躍している人たちを見ると、地道に社会的地位を築いているのは兄姉、負けん気でどかんと有名になって見せるのが弟妹、という気がします。
 北野大&ビートたけしとか、石原慎太郎&石原裕次郎、浅田舞&真央とか。
 でも、パリス・ヒルトン&ニッキー・ヒルトンを見ていると、ちょっと違うか。d0051212_849280.jpg ちなみに←はパリスとニッキーの写真では決してなく、昔のパリスと今のパリス。カラコンとヘアカラーで着々と話題を作っているところは、長女として評価すべきなんだか、どうなんだか。

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by sitejm | 2007-06-23 23:58 | 科学

一年で買った野菜66.5kgは多いのか?

 カナダ人の2006年の野菜類の摂取量は前年度より減少していた。

 カナダ統計局による食事に関する調査で、こんな結果が得られた。

 果物は前年度とほぼ同じ摂取量だった。d0051212_2136998.jpg
 さらに、カナダ人は砂糖と油類の摂取を気に掛け、また、牛乳の摂取量は減少し、アルコールの摂取量は少し増加している。

 昨年は、一年当たり、一人当たりの野菜の購入量は66.5kgで、前年より1.3kgの減。
 2001年との比較では7.5kgの減となった。

 一方、果物については、変化なしで昨年と同じく、37.6kgである。

 一般的で人気のある食物も、2006年の摂取量は減っていた。
 たとえば、ジャガイモ、トマト、人参、キャベツ、そして玉ねぎである。
 りんごとブドウは、摂取量が減っていた。
 異なるのはイチゴとメロンで、摂取量は増加している。

 砂糖の一人当たりの年間摂取量は、前年の22.3kgより1kgの減となった。
 また、前年より、炭酸飲料の摂取量は減少し、一人当たり84.87リットル。1996年との比較では11リットルの減となった。
 油類の摂取量は10年間、減少し続けている。
 2006年の一人当たりの摂取量は18.6kgで、1998年より13.2%の減少となった。

d0051212_21355552.jpg ヨーグルトは常に人気のある食物だ。昨年の1人当たりの消費量は5リットルで、1996年の2倍である。チーズも依然として人気がある。しかし、チェダーチーズを好む人が増えており、モッツアレラやパルメザンチーズの消費量は減っている。
 ダイエットのため、牛乳の摂取も減少しており、1人当たりの消費量は、この二年で1.5リットルも減少した。

 赤肉の一人当たりの消費量は24.6kgで、前年より若干増えている。 鶏肉も同様に増えていて、13.4kgとなった。卵は12.3kg/人、魚介類は6.47kg/人となり、前年から変化はない。
 
 アルコールの消費量は10年前と比べて4リットルの増加となっている。
 ビールの一人当たりの消費量は76.8リットル、ワインは13.8リットルだった。
 コーヒーは2006年の一人当たり消費量が86リットルで、2004年の89リットルから若干減少している。

>>日本人の場合、2005年の野菜の一人当たり消費量は年間約95kg、果物は約40kgで、カナダ人より多いものの、摂取量は同じように野菜は減少、果物は横ばいのようで(参考:農林水産省 食糧需給表)。
 魚介類の年間消費量は日本人は購入量だけで12.8kg/人と、カナダ人のほぼ2倍。
 ちなみにビールの年間消費量は日本人は約50リットル/人で、カナダ人の7割程度。あれだけビールの宣伝やってても、それほど消費量が多いわけでもないのですな。

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by sitejm | 2007-06-21 21:34 | ヘルス

Les Miserables

d0051212_904877.jpg  レ・ミゼラブルは一度、本を読んでみたいと数年間思いながら、いまだ読めていない。
 途中で挫折しそうで、それを思うと情けない。

 しかし、たまたま、TVで映画がやっていたので、これ幸い。

 あらすじは、好きな小説は「レ・ミゼラブル」だという知人から聞いていたのと大方同じだったと思う。

 ジャン・バルジャン役のリーアム・ニーソンは、「シンドラーのリスト」で見せた罪深く、慈悲深い青い瞳が印象的。

 ジャン・バルジャンを死ぬまで追いかける、ひつっこいジュベール警部役にはジェフェリー・ラッシュ。細長い顔と腫れぼったい目つきが、陰気さと執念深さを醸し出していて、これまた面白い。

 一方で少女コゼット役のクレア・デインズにしろ、コゼットの恋人となるマリウスを演じるハンス・マシソンにしろ、若手がどうもねえ・・・。
 クレアは古典的な美しさがあって、この映画には相応しいかもしれないが、娼婦の母親がユマ・サーマンだっただけに、なんだか物足りないかも。

 ところで、件の知人と好きな小説について話していたときのこと。

 知人は「レ・ミゼラブル」だと言い、私は「海底二万海里」と言った。

 そのとき、「好きな小説」には、その人の性格が出るのだ、と思った。

 知人は根っからの体育会系で、長時間の苦行苦難にも耐えられる人だった。かつ、知識もあり頭の良い人であった。

 私は、知識を詰め込んだり鵜呑みにするのが大好きで、うつつと幻の間を夢見ながら生きているところがある。
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by sitejm | 2007-06-17 09:18 | たまには映画を

ゾウの足音

 ゾウは足を使ってコミュニケーションする。

 アメリカの研究者らは、ゾウは近くにいる群れの呼ぶのを彼らの足音で聞き分けることを確かめた。
d0051212_21572962.jpg
 ゾウは、数キロメートル離れた仲間たちと、低周波音を出して交信していることは既に知られていた。
 スタンフォード大学の研究チームは、ゾウの群れが移動するときに振動を起こし、地中を伝わらせて、離れた仲間に信号を送ることが出来ることをつきとめた。しかも、その振動は非常に微妙な足の動きによって変化するのである。

 ナミビアとケニアで行われた調査では、ゾウはライオンが近くにいることを、離れた仲間に足音で伝えていたのだと言う。

 研究者たちは、水辺に集まっていたゾウたちに対し、土中でライオンが現れたという信号を発した。
 すると、ゾウたちは強い反応を示し、最初は凍りついたように立ち止まった。その後、彼らは群れを成し、小さなゾウは群れの内側へ移動させたのである。
 遠く離れたゾウたちはそれほど大きな反応は示さなかった。
 
奇妙なことに、ナミビアのゾウたちはケニヤのゾウの信号では余り反応しなかった。つまり、ナミビアのゾウの信号はケニヤのゾウと異なると言うことである。(Radio-CANADAより)

d0051212_21563163.jpg >>ちなみに、ゾウは足の裏はとても柔らかいので、微細な振動でも感知できるのだそう。さらに、柔らかいので映画などで見るようにドシンドシンと足音を立てるようなことはないのだとか。我々ニンゲンも、靴をはかなかった頃の方が、もっと神経が鋭敏だったかもしれません。
←「すごいんだゾウ~」(自分でもさっぶいですが)

関連記事:Elephantine controversy(巨大な論争)

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by sitejm | 2007-06-14 22:01 | エコロジー

歴史的遺産の危機

 「危機に瀕する遺産リスト100・2008」によると、気候変動も史跡を破壊する原因となっているのだという。
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 世界文化遺産財団WMFは、1965年、文化遺産を保護するためにアメリカで設立された。
 このWMFによれば、政治紛争や産業振興に加え、地球温暖化までもが世界遺産を脅かしていると言うのだ。

 カナダでは、ユーコン州のハーシェル島のイヌイット居住地区は海面上昇に侵されている。
 ニューオーリンズでは2005年、サイクロン・カタリーナが発生してダムが崩壊し、海面が上昇している事実を目の前に突きつけられた。
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  モーリタニア(写真)では、シンゲッティのモスクが風化しており、バングラディシュやインドでは降雨と洪水で町が損壊している。

 戦争も遺産を蝕む原因のひとつだ。
 イラクでは自然遺産も文化遺産も半永久的に崩壊の危機に曝されている、と財団は指摘している。d0051212_23105685.jpg

 アフガニスタンのバーミヤン峡谷では、タリバンによってバーミヤン像が粉々に破壊され、消失してしまった。

 経済成長も文化を脅かしている。
 ペルーでは有名なアンデス山脈のマチュピチュ遺跡では、もはや訪れる観光客の侵入を止められないほどだ。
 
 d0051212_23121990.jpg古代ダマスカスのような歴史的都市(写真)も、近代建築によって見る影もない。
 サンクトペテルスブルグの屋根は、高層ビルやガスプロムのビルに隠されていくだろう。

 アメリカでは、政府が有名な66の通りを残そうと躍起になっている。
 (Radio-CANADAより)

>>史跡は目に見えて分かりやすいですが、そのほか、いろんなものが消えて行ってますがな。言葉とか、文化が。
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by sitejm | 2007-06-10 23:24 | エコロジー

スパイダーマン3

d0051212_1638714.jpg スパイダーマン2が上映されていた三年ほど前は、私は劇場で三回も観て、よかったよかった、と大騒ぎしていたので、3が公開されるやいな、「3、公開されたね」といろんな人から言われた。

 わてくしはあの頃よっぽど騒いでいたのだ、と少し恥ずかしく。(←このポスターは美しい。でも、マスク内の人はトビー・マグワイアじゃないと思うけど)

 今となっては、スパイダーマン3が公開されたと聞いても、劇場で観なくてもいいか~、と思うくらい冷めていた。

d0051212_16383184.jpg でも、やっぱり劇場で観といて良かった。

 CG効果は大画面で観るのと家のちっちゃなTV画面で観るのとでは、迫力が全然違うだろう。

 それくらいCGが駆使されている。

 ストーリーは、
「もしかして、3と4を作ろうとして、途中で予算がなくなったので、一つにした???」
というくらいアッチャコッチャするが、それはそれで最後にまとめているので、編集した人たち、凄過ぎ。d0051212_16451254.jpg

 前作では「ヒーローだって人間」≒「ヒーローはあなた自身の中にあるというテーマが、パーカーが自信をなくすシーンで表現されていた。

 今作では、左写真の黒スーツからも想像されるように、「ヒーローだって人間」をパーカーの心の中のちょっと悪い部分で表しているように思われた。(髪型の変化にも注目)

 パーカーの親友ハリーは、前作以来、パーカーとスパイダーマンに心のそこから憎悪を抱いていて、これまた人間の悪の部分が強調されている。

d0051212_16471537.jpg

(→パパ役のウィレム・デフォーに負けずに怪しげなジェームズ・フランコたん。冒頭のアクションシーンでは、ブレザーを着たリーマン仕様で立ち回るトビーに完全に負けてましたけど。やっぱり男は”セビロ”やね)

 このほか、憎たらしい新人カメラマンも登場して、物語はヒトの憎悪を絡めながら進んでいく。

 一方、今作の核となる、ある脱獄囚(トーマス・ハーデン・チャーチ)は、殺人の容疑も掛かっていて、世間で言うところの極悪人。

 しかし、彼が登場するシーンは、なぜか切なく、彼が暴れれば暴れるほど、観客は哀れになるはずだ。

 d0051212_16394349.jpgわたしには、映画を通して、彼はアメリカ同時多発テロ事件を起こしたイスラム過激派の姿を象徴しているように思われた。

 ラストシーンを見て、一層強くそう感じたが、ご覧になった方は、どう思われただろうか?

 それにしても、今回はジェームズ・フランコも随分、ギャラが上がったのではないかという活躍ぶり。でも、どう観ても、「バレエ・カンパニー」の優しい恋人役みたいな役柄の方がこの人には似合っている、という気がする。

 これに対して、この映画ではいろんな人に振り回されまくるMJ。見ていて本当に気の毒なくらいで、女性が見ると、一層、気の毒具合が理解できると思う。
 
 このほか、「死霊のはらわた」でも、監督サム・ライミと一緒に仕事をしているブルース・キャンベルがフレンチレストランのフランス人給仕として登場したり、いつも通り、作者のスタン・リーがひょっこり出てくるのが面白い。

 スタン・リーは「ハルク」にも出ていたし、あなた、自分の作品だからといって、出過ぎです。
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by sitejm | 2007-06-09 16:35 | たまには映画を

ニワトリの歴史

 ニワトリの歴史は科学の世界で新たな論争を巻き起こした。

d0051212_21190100.jpg 多くの科学者は、ニワトリは1500年代にスペインやポルトガルからアメリカに運び込まれたのだと考えている。しかし、新たな仮説では、アメリカにニワトリを運んでのは、ポリネシア人ではないかといわれているのだ。

 1532年にJuan Pizarro がインカ帝国に到達したが、その当時には、既に土着民たちはニワトリを飼っていたのだという。

 ニュージーランドのオークランド大学の研究者たちがチリでポリネシア産のニワトリの骨を発掘しており、それが証拠なのだそう。Arauco半島で発掘されたニワトリの骨の炭素量を分析したところ、1321年から1407年の間に南米の西海岸で生息したものと類似していることが分かった。

 DNA鑑定では、一部の骨は、トンガ島やサモア島で見つかった古いニワトリの骨と同一のDNAを持つことが分かっている。 
d0051212_21191420.jpg
 ニワトリは3000年前から太平洋の一部地域に生息し、その後、ポリネシア人の住む東方へ移動したといわれている。

 発掘されたニワトリは南米のAuracanaニワトリやハワイや東南アジアに生息するニワトリと遺伝子学的に類似していた。
 
 調査結果は米国国立科学アカデミー年報に掲載されている(Radio-CANADAより)。
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by sitejm | 2007-06-06 21:19 | 科学

アンボス・ムンドス

 タイトルからなぜか、こどもの話だろう、と連想した。
 
 しかし、その意味は、辞書で見る限り、こどもとは直接関係しない。
 
 d0051212_2053528.jpg 小学校の女教師が主人公の短編である。
 
 小学生も高学年ともなれば、女子はませにませて、陰湿な女の世界を築いている。

 主人公は暢気に教頭と不倫している場合ではなかったのだ。

 森村誠一の「青の魔性」を髣髴とさせるようなお話。

 ほか、生き方の違う三人の働く女性が上海旅行をする「愛ランド」や、グリコ森永事件(知っているヒトも少なくなってきたのでは・・?)のその後の一部を描く「植林」、思わず、違う作家の本でも読んでいたか?と表紙を見直しそうな純文学風の「浮島の森」など、登場人物も種々雑多。ストーリーもさまざまで楽しめる短編集。
 
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by sitejm | 2007-06-06 20:53 | 読書も好きです(いろいろ)

蟻の助け合い

d0051212_15435045.jpg 蟻は、食物を蟻塚に持ち帰るとき、他の蟻のために自分の通ってきた抜け穴を自分の身体で塞ぎ、通りやすくすることがあるのだそう。

 蟻にとって、いつも餌が都合の良い場所に落ちているとは限らない。しかし、彼らは何としてでも蟻塚に餌を持ち帰らなくてはいけない。

 そこで、蟻は餌を取りに出かける際、他の蟻に通り道を塞いでいるよう頼む。このことはイギリスの昆虫学者たちの観察によって分かった。

 こうすることによって、他の蟻が餌を持ち帰ると言う重役を果たすのを助けるのだと言う。
 
 「通り穴を塞ぐことで、最速のスピードで蟻は餌を持ち帰ることが出来る」
と、ブリストル大学のスコット・パウエルは言う。

 E.burchelli種では、70万匹の蟻が蟻塚に集まっている場合がある。

 彼らの1/3がほとんど毎日、餌を取りに出かける。
 ピーク時には、12匹の蟻が最前線を往復し、そのときまでには蟻塚から100mほども離れたところで活動している。

 熱帯地域に生息する蟻は、サイズが大小さまざまである。
 研究者らは、穴の大きさに応じたサイズの蟻が、その穴を塞ぐことに気付いた。
 蟻たちは、仲間が通り過ぎるまでその穴を塞いでいる。往復がなければ、5秒後には彼らの後を追う。

 イギリスの科学者らが、蟻たちの通り道に人為的な障害を施してみたところ、何匹かの蟻が、蟻の群れの行動を改善するような動きをすることが観察された。
 20万匹の蟻の群れに対して、7,500匹の蟻が穴を塞ぐような行動を取ることで、群れの全体のパフォーマンスは26%も改善されるのだという。

 こうした分化した働きによって、蟻塚により多くの餌が運び込まれ、コロニーが成長することが可能になるのだ。

 この研究は「Animal Behaviour」に掲載されている。(Radio Canadaより)

>>ヒトの場合、穴があったら、いつ仲間が落ちるかとワクワクしながら見ているケースも多いのに。
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by sitejm | 2007-06-03 15:42 | エコロジー