腐蝕の構造

d0051212_1325275.jpg 10年以上も前に読んでいたのを、引っ張り出して読み始めたら、止まらない面白さ。
 大人になって読むと深さが分かる感じ。絡み合った人間の愛憎は子供の頃には分からなかった。苦しさも。
[PR]

by sitejm | 2006-07-30 23:31 | 読書も好きです(森村誠一作品)

セレブと貧民、どっちが長生き?

 年をとるにつれて、健康はかけがえのないものになる。

 英国で行われた調査によれば、中流階層の人は上流階層の人より、生理学的に年をとりやすいのだそう。
 
d0051212_20453432.jpg 調査結果では、中流の人々は、上流の恵まれた人たちと比べ、なんと7歳も早く年をとってしまうことがわかった。
(←イメージ:映画「王子と乞食」)
 研究者たちは、18歳から75歳の年齢層・社会的階層の異なる英国人の双子1,552人に対してこの調査を行った。
 DNAや染色体についても調査が行われた。
 
 その結果、研究者たちは、まず、同じ年に生まれた女性なのに、階層が違うと、7歳もの生理学的年齢の差があることに気づいた。

 この差は、収入、教育、衛生面、そしてタバコなどの生活習慣や肥満からだけでは、説明が不可能だった。(→イメージ:映画「小公子」)d0051212_20454627.jpg

 研究者たちは、細胞の高齢化は、ストレスによるものではないかと考えている。
 
 不安定な雇用状態や大勢の中で何度ももまれるというストレスが、この差の生じる要因なのではないかという。(Radio-CANADAより)

>>そういえば、親が金持ちでお嬢の友達と一緒にいると、「え~!○○さんとjmさんって同級生だったんですか!?jmさんって、異様に落ち着いてますよね~!」とよく言われますが。そういうことだったのね。
 それより寿命はどうなんですかね。中流階級の人々の細胞はセレブより早く高齢化するのに、長生きしてしまうんなら、受難の道はさらに・・・。世知辛いですなあ~。
[PR]

by sitejm | 2006-07-29 20:40 | ヘルス

紅茶ダイエットとカレーダイエット

 また新たなダイエットの武器が登場した。
 
 「スパイス」である。
d0051212_20124354.jpg

 オランダのMaastricht大学で行われた研究によると、紅茶とカレーで痩せられるのだそう。

 これらのスパイスは、身体の熱が脂肪を燃焼する自然のプロセスを活性化させるのだという。

 緑茶やブラックティーでも同様の生体反応を示すという。

 その他のスパイスの中にも痩身作用があるものもある。
 たとえば、ティッカ(jm注:インド料理の味付けのこと???よくわかりません)やバルチ(jm注2:これもカレー系味付けのこと?よーわかりません)は満腹感を与え、食欲を抑制する。また、消化を促進する作用もあるのだとか。

 マウスでの実験では、黒胡椒、コリアンダー、唐辛子、クミン、生姜にも消化を助ける有用な作用があるという。

 成分に体重を減少させる作用があると考えられるものの、紅茶だけ、カレーだけという食事ではほとんど効果がないだろう、と研究者たちは言う。

 運動と健康的な食生活の両方を取り入れるのが、ダイエットには効果的である、と研究者らは述べている。論文は「生態と行動」誌に掲載されている。
 
>>「カレーだけダイエット」はいいけど、「紅茶だけダイエット」はイヤですな。
 そういえば、プーケットやアラブを旅したとき、食べ物がとても美味しいのだけど、なぜか直ぐにお腹が一杯になって食べ切れなくて、残念だったことを思い出しました。
[PR]

by sitejm | 2006-07-29 18:51 | ヘルス

楽しい火遊び

d0051212_10462829.jpg


 わが国では、夏になると各地で花火大会が開催される。
 「わが国」とわざわざ書いたのは、クリスマスや何かの記念日に打ち上げる国々もあるためである。
 
 この花火、見れば見るほど、その色、スケール、そして技に驚嘆する。
 
 一体、花火はどこでどのように発展したのか? 

 花火の歴史については、(株)丸玉屋小勝煙火店さんのサイトに詳しく書かれている。

 火薬が発明されたのは中国。さすが4千年の歴史だ。
 観賞用の花火は、フィレンツェに始まるそう。さすが花の都!(←意味不明)
 d0051212_1162585.jpg
 日本の花火の歴史は意外に新しく、火薬が伝わったのは16世紀、花火が伝わったのは17世紀ごろの模様。

 そして、初めての花火大会が開催されたのは、江戸時代。
 主催者は八代将軍徳川吉宗で、江戸の疫病(コレラ)、関西の大飢饉による死者の慰霊と悪霊退散を祈って行ったものだそう。

 「暴れん坊」なだけではなくって、粋で殊勝な人でもあったのね。 

 しかし、現在のような鮮やかな色をなした花火ができたのは、どうやら明治以降の模様。
 文明開化と共に、塩素酸カリウム、アルミニウム、マグネシウム等々の薬品が輸入され、花火は色とりどりの姿を見せるようになった。
 中学か高校時代の化学で習った「炎色反応」が花火の色には利用されている。

 紅:炭酸ストロンチウム SrCO3
 緑:硝酸バリウム Ba(NO3)2
 黄:シュウ酸ソーダ、炭酸カルシウム Na2C2O4、CaCO3
 青:花緑青、酸化銅  (花緑青化学式は3CuO. As2O3+Ci(CH3COO)・・とややこしいので略)、CuO2
 銀(白):アルミニウム Al 
 金:チタン合金 

 下図は燃える炭酸ストロンチウムや酸化銅など?
d0051212_1292184.jpg

 花火に色をつけたのは、文明開化と金属類の炎色反応であった。

 さらに、花火にハートや魚などの形の付いた型物花火は、こちら((株)太田煙火製造所さんのサイト)のように作られているようだ。
d0051212_1242241.jpg 
 「夜空に描きたい形に星を並べる」とは、なんとロマンのある技術であろうか。 

 じっと空を眺めていたら、なんだか星の誕生からその死まで、星の一生を見つめるような気分になってきた。



 ↓赤色巨星の爆発と、おびえる民衆。
 うそです。2006年7月22日の三重県津市の花火大会会場にて。
 
d0051212_1261458.jpg

[PR]

by sitejm | 2006-07-23 11:49 | 科学

片目ぱっちり睡眠

d0051212_2018297.jpg バンドウイルカは、子育て中はほとんど寝ない、眼を開けたまま眠る・・
 ネイチャー誌に掲載されたこの研究成果に対し、豊橋技術科学大の先生らが反論した模様。
 関口助手は、イルカやシャチなどは泳ぎながら片目をつぶり、脳の半分を休息させる半球睡眠を行うという観察結果を、またまたネイチャー誌に発表。

 へえ、片目をつぶって頭の片方だけ眠るなんて、映画「レオン」の殺し屋レオンみたい(>ついでですが、リュック・ベッソンは海洋学者になりたかったんですよね。)
 すごいことを発見したのだなあ、と思ったけれど、
yahoo!で検索していたら、こんなサイトを発見しました。

 ダイバーたちの間では、普通に観察されている出来事だったのですな。

 ・・というか、「イルカは眠らない」説はもはや一般的ではないのに、誰も反論しないので、豊橋技科大の先生が豪を煮やした、というところでしょうか。

お目目パッチリ睡眠
[PR]

by sitejm | 2006-07-18 20:19 | 科学

国際通貨基金

 IMF、それは国際通貨基金。

 ・・と思ったら、"Impossible Mission Force"の意味もあるそうですわ。

 「MIⅢ」を先日、観て来ました。
 私はMIⅡしか見ていないので、ストーリーが分かるだろうか、、と不安もあったのですが、ちゃんと分かるようにできているのですね。

 次から次へといろんなことが起こりまくるので、見ていてあきませんが、おばはんにはちょと辛いわ。画面がくるくる変わるので、焦点が合わなくなりそうでした。

 今回の悪役ディヴィアンを演じるフィリップ・シーモア・ホフマンは、相変わらず、人間味のない演技。おでぶな体が一層非情さを強調します。完全にトムさんを食ってましたね。
 私は「フローレス」でこの人が演じたオカマキャラが一番好きですが。 
d0051212_175158.jpg


d0051212_17452087.jpg 左は腹筋と側筋の強さを見せ付けるトムさん。
 左前方の車が右へ車線変更してくれないだろうか、と変な期待をしてしまいそうです。


 
d0051212_1752775.jpg

 どんなことがあっても、死なないトムさん。
 逃げ足も速い。

 しかし、個人的に、MI3で光って見えたのは、この人、マギー・Q。
 (写真は映画の外で撮られたもの)
d0051212_17561924.jpg

[PR]

by sitejm | 2006-07-17 17:58 | たまには映画を

頭突きの理由

 ジネディーヌ・ジダン選手は、調査会でマルコ・マテラッツィに食らわせた頭突きの理由を説明すべきだ。

 マテラッツィ自身は、事件の発生前に、ジダンを軽く侮辱したと認めている。
 この発言にどれほど重みがあるかが、今後の議論になりそうだ。

 彼らの行為は、世界中のあらゆるレベルのサッカープレイヤーらが交わすような諍いと同じ程度のものなのか?
 それとも、人種差別やイスラム差別主義の意図があったのか?

 フランス国民はかの行為の説明を待ち焦がれているが、世界各国の人々も、Bleusのキャプテンの行動に対して釈然としていないはずだ。
 
 現在のところ、火曜から調査を始めたFIFAの目には、ジダンに問題があると映っているようだ。
  
 FIFA代表のSepp Blatter氏は、ジダンからMVPを剥奪することについては結論を出していない。
 しかし、日曜の晩は犠牲者であったマテラッツィに対しては、国際報道機関及び警察から調査がなされている。
 一方、ジダンは国民の支持を受けている(投票による調査では、61%がジダンを許すとしている。)だけでなく、フランスの政府当局からも支持を得ているのだ。

 日曜の夜の件について、早速月曜にジャック・シラク氏が「世界中の賞賛と愛情」を伝えたかと思えば、火曜にはドミニク・ドヴィルパン首相が「それでも彼は例外だ」と評している。(↓「世界中の賞賛と愛情」を受けるスーツの似合う男、ジダンたん)
d0051212_2252835.jpg

 しかし、マテラッツィのジダンに対する発言が、突然の「攻撃」となったことについて、彼は説明できるだろうか。

 火曜日、マテラッツィは、フランスの選手の「横柄さ」のせいで、侮辱的な言葉を吐いたのだと説明したが、詳細を語らずに、ことの重さを曖昧にした。

 「あれはグラウンドで誰もが言い合う程度の、見過ごすほどの軽口だった。」 

 英国のプレスは、読唇術の専門家の助けを得て、マテラッツィがすれ違いざまに、ジダンに対して次のように発言したとしている。

 「お前はテロリストの息子だろ。」
 それに対するマテラッツィは、

「イスラム教のテロリストのことすらよく知らないのに。」

と述べ、さらには、ジダンの母親のことを口にするはずがない、なぜなら、

「母親は神聖なものだからだ。」という。

 ジダン自身は、チームのメンバーには事情を説明したようだ。 
 Lilian Thuramは、彼らのキャプテンの語ったことが明かされてほしくないと考えている。
 
 問題になったジダンはサッカー界での人種差別に苦しんできた選手であり、そのため、彼は常に公然とこれをを非難してきた。
 特にマテラッツィの発言の重大さをないがしろにするような傾向のあるイタリアでは激しく非難していた。
 しかし、Thuramはこう言った。

 「そんなことはどうでもいいんだ。ジダンはイタリア選手の罠に落ちたんだ。」 

 火曜日、イタリアのプレスはマテラッツィが挑戦的で時折攻撃的な選手であると批評している。
 しかし、評価についてはジダンも同等だ。彼はこれまでの試合で、激しいプレーのため脳出血で退場するような選手であった。

 マテラッツィに対する同情の声は今のところ、聞こえてこないようだ。

 先日のミラノでのローリング・ストーンズのコンサートでも、旅行中に木から落ちて頭の手術をしたキースについて、ミック・ジャガーがこんなジョークを言った。

「マテラッツィとキース・リチャードには共通点がある。
 2人とも、頭に問題があるんだ。」

yahoo!franceのスポーツニュースより)
 
>>ミック、きっつ~!自業自得ってこと?
 それにしても、喧嘩をするにも、手を使わずに頭突きを食らわせたところが、ジダンったら、真のサッカー選手なのね♡
 調査結果が明らかになったら、イタリアの優勝やジダンのMVPはどうなるんだろう??
 YAHOO!franceのニュースでは、既にFIFA代表からMVP剥奪の可能性も示唆された模様です。
[PR]

by sitejm | 2006-07-12 20:50 | スポーツ

シベリアのブロンド

 マンモスの毛は多くの人々が考えているようなこげ茶色ではなかった。
d0051212_19523124.jpg ドイツのライプチヒ大学で遺伝子のテストを行ったところ、古代の象たちは、金髪か赤毛であったことが分かった。

 研究チームはシベリアで発見された43,000年前のマンモスの骨のDNAからMc1r遺伝子を抽出した。この遺伝子はヒトや哺乳類の体毛の色を決めるたんぱく質をコントロールするのだそう。
 Mc1rの活動が抑えられた場合、ヒトの場合は赤毛になり、マウスや犬、馬の場合は、黄色の毛になるのだという。

 研究者らは、マンモスの体毛の色は現在の哺乳類とは異なると推定している。
 サイエンス誌の編集者でもあるMichael Hofreiter博士は、古代生物の遺伝子には2通りの変化があるという。一つは作用し、、もう一つは部分的に作用するという2通りだ。
 つまり、2通りの変化が現れたマンモスはこげ茶か黒褐色をしている。
 しかし、いずれの遺伝子も作用しなかったマンモスは、毛の色は金色か赤毛になった可能性があるという。

 しかしながら、研究者らはマンモスの毛の色が異なる理由は解明していない。

 マンモスが身を隠すためのカモフラージュやその他の理由で色が異なることを証明する手がかりがないのだという。(Radio-CANADAより)

>>マンモスが金髪だったところで、どうでもいいんですが、なんとなく訳してみました。 
 でも、金髪ということは、きっと「アルビノ」種だったということでしょうから、ひょっとすると、飼いウサギみたいな赤いルビー色か、はたまた青いサファイア色の目をした色白マンモスだったかも。右図はフランス・ドルドーニュの洞窟に描かれたマンモスの壁画。なんか、それっぽい??d0051212_19523912.jpg
[PR]

by sitejm | 2006-07-12 00:38 | 科学

男なんていらない!?

d0051212_15222615.jpg 女性は妊娠するのに、男性を必要としなくなるかもしれない。

 英国の研究者たちが、幹細胞から育成した精子による初の体外受精を成功させた。

 ニューカッスル大学のチームは、マウスで実験を行い、その結果、7匹の子供が誕生した。
 7匹のうち、6匹は大人になるまで成長したが、マウスたちには、成長や、歩行が困難などの健康上の問題が見られた。

 幹細胞から精子や卵子を生成する技術は他の研究で成功している。

 しかし、動物の生命が誕生したのは今回の研究が初めてであった。
 
 研究チームは、今後この研究が不妊治療に役立つことを期待しているが、それに至るまでには多大な研究が必要だと考えている。 

>>今のところ、子供をつくるには、男は要らないけれど、少なくとも「母体」としての女は必要ということなんですね。
 そのうち、動物の体内でヒトの受精卵を成長させられるようになったり、機械で代用できるようになれば、そのうち女性だって・・。こわ~。
[PR]

by sitejm | 2006-07-12 00:03 | 科学

同情

 同情・・人の痛みを分かるというこの能力が、初めてマウスにも観察された。
 
 Mcgill大学の研究者らは、同じ巣箱に入れたマウスたちは、仲間が苦しんでいるのを見た場合、通常のマウスが感じる痛みに対し、反応しやすくなるのだという。

 この「同情」という感情は、霊長類の間にしか見られないものだと考えられていたが、そのことはこれまでに証明されていない。

 この研究結果は、痛みをコントロールする社会的な影響因子とは何かを知るための手がかりとなりそうだ。

 研究成果はサイエンス誌に掲載中。(Radio-CANADAより)

>>哺乳類は研究しなくても、なんとなく同情してくれそうなので、もっと冷酷そうな生物で試して欲しかったかも。「同情するニューギニアワニ」とか「同情するシュモクサメ」とか。

 ところで 「同情」とは違うのですが、動物も「喜ぶ」そう。

 ハーバード大学のドナルド・ブルーム教授によると、牝牛を檻にいれ、彼女らが檻に設置されたレバーを押せば、檻から出られて野原に放たれる、という実験をしたところ、牝牛たちがレバーをうまく押したとき、彼女?らは飛び跳ねたりして喜ぶ様子を見せたのだそう。
 乳もよく出るそうで。
[PR]

by sitejm | 2006-07-08 03:24 | 心理学