ニセ科学入門

 今日30日、日本物理学会が愛媛大学で「ニセ科学シンポジウム」を開催した。

 ここで「ニセ科学」とは

「科学的に誤り(ないしは無意味)であることが明白であるにもかかわらず表面上は科学を装っている営み」

 をさすのだとかで、このシンポジウムは、典型的な「ニセ科学」の事例を紹介しながら、物理学者らが「ニセ科学」とどう向き合っていけばよいのかを考えるきっかけを作るのが目的だったのだそう。

 ニセ科学の1例として、血液型による性格判断が挙げられていた。

 関係ページをざっと斜め読みする限り、シンポジウムではおそらく、血液型の遺伝と性格の遺伝を結びつけるという考え方は科学的であるとしているが、「血液型と性格は関連があるはずだ」という前提で議論することは「ニセ科学」だと論じられたのではないかと推察する。

 データのない事象について、勝手な前提を立てて議論することがニセ科学という説明はとても分かりやすい。

 ただ、「血液型性格判断」がニセ科学であっても、「血液型と性格に関連性があるかもしれない」という可能性まで否定しているような向きが気になる。

 その関連性が「ある」ことを誰も証明できていなければ、「ない」ことすら明示されていないと思われるからだ。

 大体、血液型性格判断が「科学のひとつ」だと人々が信じている、と議論することがずれている。

 もっとえげつなく言えば、「神」を誰も見たことがなくても、「神」の存在を信じている人はこの世に多いのに、これこそ「ニセ科学だ」と指摘するようなものである。
[PR]

by sitejm | 2006-03-30 23:37 | 科学

吸いすぎに注意・・ってそんな問題・・?

 大麻はタバコより身体に悪影響を及ぼす。
d0051212_21271796.jpg フランスの雑誌「60 millions de consommateurs」が実施したテストでこんな結果が出た。

 大麻とタバコの煙を一つにする装置を使った場合、大麻1本は、普通のタバコ1本の7倍以上のタールと一酸化炭素を含むのだという。

 そのため、1日に3本の大麻を吸う人は、1日にタバコ1箱分を吸うのと同じくらい肺がんや循環器系の病気を患うリスクがあるのだそう。

 カナダ人の7%以上が、15年以上もマリファナを愛用しているのだそう。 (Radio-CANADAより)


>>大麻の健康への被害って、、タバコの害以前の問題なんじゃあないんですか!?!
  写真↓は、「いろいろなマリファナ」。 
d0051212_2127791.jpg

[PR]

by sitejm | 2006-03-28 21:24 | ヘルス

ベッドでタバコは禁物!?

 タバコが男性の精力に影響を与えることはずっと以前から言われていることだが、このほど、オーストラリアで実施された調査で、これがはっきりと証明された。

 実際に1日に20本以上のタバコを吸う男性が精力に不安を感じる割合は、非喫煙者より40%も高かった。1日に1パック未満のタバコを吸う場合は、非喫煙者より24%高い結果となった。

 この調査は16~59歳の8,367人のオーストラリア人男性に対して行われた。
 
 調査対象の10%が勃起障害に苦しんでおり、特に40~59歳の喫煙者にその傾向が見られることが分かった。

 また、調査対象者のうち1/4が喫煙者で、1日に20本未満のタバコを吸う人の割合は20.9%、20本以上吸う人の割合は6.3%となっている。

 調査者は、性的能力を維持したいと考える人にとって、喫煙は間違いなく勧められない、としている。

 カナダにおいては、「喫煙で不能になる恐れ」という警告メッセージがタバコのパッケージに掲載されているものもある。
d0051212_1834918.jpg


 この調査は英国医学協会誌に掲載された。 

>>参考に、こんなのも。
d0051212_18343857.jpg

 小文字のLとBの縦線がまるで「そそり立つ」ようですけれども、下の注意書き見た瞬間、萎えるんじゃないの??
[PR]

by sitejm | 2006-03-25 09:54 | ヘルス

うつ病治療は何度でも

 うつ病は1回目の抗うつ剤が効果を発揮しなくても、2度目の投薬で治癒することがありうる、と研究者が分析した。。
 事実、薬量を増やしたり、新たな投薬を受けた患者群は精神状態が治癒した。

 これらの実験結果から、適切な投薬によって症状の重い患者の半分が、長期に渡るうつ症状を避けられることが明らかになった。
 実験に用いられた5つの薬品Celexa、Zoloft、Wellbutrin、EffexorそしてBusparのいずれにおいても効果に大きな差は見られず、また、いずれも効果が明らかであった。この実験から、6~12週間の間で薬品を変更しながら効果の有無を確認することの重要性が分かるのだという。
 
 したがって、最初の投薬による効果が完全でなかったり、2度目の効果がはっきりしないからと、治療をやめる必要はないのだ。実際に、多くの患者が最初の治療を受けた後、2回目の投薬で効果を感じている。

 この調査はアメリカ精神保健機構の融資を受けて行われた。
 調査結果は、米国からカナダまで何千人もの患者の治療データから得られたものである。結果全体はニューイングランド医学新聞に掲載されている。
 
 参考データ:
・約300万人近いカナダ人が深刻なうつ病で苦しんでいるが、治療を受けようとするのはその3分の1以下である。
・生涯のうち、5~12%の男性、10~25%の女性は重いうつ状態を経験すると言われる。女性は男性の2倍もうつにかかる可能性が高い。
・再発はうつの特徴である。継続して治療しなければ、うつ病を経験した人のうちの50~60%が翌年に再度、うつを経験することになる。
・重いうつ病に罹った人のうち、80~90%は治療によって改善する。
[PR]

by sitejm | 2006-03-25 09:52 | 科学

ウソを見抜くには

 鼻や頬、髪を触ったり、神経質に指を組み替えたりするのは、ウソをついているときのしぐさである。
 ・・しかし、実際はそうではなかった、と英国とイタリアの研究者らが発表した。

d0051212_1184297.jpg ウソつきは自分の身体表現に敏感であるため、ウソがばれないよう、こうした行動を抑制するのだという。
 ポーツマス大とベルガモ大の研究チームは、130人のボランティアに真実とウソの混じった告白をしてもらった。
 結果は、ウソをついた人が鼻を触った割合は、真実を述べた人が鼻を触った割合より20%も低かったのだ。
 このデータは、嘘つきの仕草として人々が信じている事実に反するものだ。
 我々は、神経質な人々がよく使ってしまう仕草を嘘つきの仕草だと思い込んでいたのである、と心理学者Samantha Mannは考察している。
  
 彼女はまた、嘘つきはウソをつき始めると、身動きを控え、自分の仕草に敏感になるのだという。  
 実験結果では、嘘つきは平常に振る舞い、自分が話をする相手の目をまっすぐ見るため、正直者に見えてしまう、ということが分かった。
 加えて、ウソをつく人は自分の胸に手を当てて愛を表現するような仕草を、嘘つきでない人より25%も高い比率で使うのだそう。 (yahoo!CANADAより)

>>ふざけた実験に見えて、実はなかなか重大な発見のようで。
 今度テレビでN議員さんが話しているときに注意して見てみようっと。 
[PR]

by sitejm | 2006-03-25 09:49 | 心理学

失算症

d0051212_9472460.jpg 失読症は誰でも知っている。これは文字や言語の構成を理解する能力が低いため、文章を読んで理解することが出来ないことをいう。

 この言葉と類似した症状がある。少し違うのは数字を理解できない症状であることだ。
 それが「失算症」である。

 この症状を抱える人は、数学的な計算が苦手である。カリフォルニア技術研究所の研究者はこの症状を起こす原因となるのが大脳の一部分であることを明らかにした。

 Fulvia Castelli博士のチームの研究によれば、脳の前後の頭葉の間にある脳内部のシワが、計算過程で重要な役割をになうことが分かった。

 科学的には何年も前から、数字を理解するためにこれらのシワが重要な役割を果たすことが知られていた。

 Castelli研究員は、脳のシワが数字を概算的に評価する能力ではなく、それが計算能力においてどんな役割を担っているのかを、さらに調べることにした。
 これは失算症となるプロセスを解読する重要ポイントである。
  
 失算症は、正確に数を数えられない人がいることから明らかになった。
 場合によっては、この発見が失算症に苦しむ人々への教育手法の開発につながることが期待される。(Radio-CANADAより)
[PR]

by sitejm | 2006-03-25 09:47 | 科学

幸せになるためのイタリア語講座

d0051212_2101638.jpg (以下、Cinema Topics on line より) 妻を亡くし生きる気力を失った牧師のアンドレアス、独りでいることに慣れてしまった美容師のカーレン、短気が災いしてリストラの危機に瀕しているレストランの雇われ店長・ハル・フイン、不器用ゆえ職を転々としているパン屋の店員・オリンピア、性的不能に陥ったホテルマン・ヨーゲン、彼に密かに思いを寄せるウェイトレス・ジェリア。仕事や恋愛、家族関係にトラブルを抱え、うつむき加減に生きていた彼らが、人々との触れ合いの中で前に進む勇気を取り戻し、やがて自らの手で幸せを掴んでいく…。白夜の国から、水の都へ。ベニスで起こる小さな奇跡が、大人になっても恋はできること、人生はやり直せることを、そっと思い出させてくれます。・・

 DVDのカバーは、アメリカ版。アメリカらしいですな。こうでもしないと、アメリカ人が見るとは思えないような映画だからか。

 日本の宣伝から、ほんわか楽しい映画をイメージしていたのが、のっけから、しゅぶしゅぶしたデンマーク語だし、自分から見れば余りにも普通の生活ばかりで、こっちまで憂鬱になった。
 途中で何度か、見るのをやめようと思ったくらい。

 ところが意外な展開で、最後はさばっと。
d0051212_218071.jpg

 これが現実だといいな。
[PR]

by sitejm | 2006-03-21 21:13 | たまには映画を

オリバー!

d0051212_20295831.jpg  孤児院で生まれた少年オリバーは、孤児院から葬儀屋に売り飛ばされる。葬儀屋で同僚からからかわれたオリバーは大暴れ。お仕置きに地下室に閉じ込められやっとのことで逃げ出して、たどり着いたロンドン?で、ドジャーという少年に出会う。彼は腕利きのスリ。いつしかオリバーも仲間入りする。
 ある日、オリバーにすられたと勘違いした大金持ちの老紳士との出会いによって、彼は貧しい暮らしから抜け出せることになるが・・・。


 ご存知、ディケンズの「オリバー・ツイスト」の昔版+ミュージカル。

 最近のオリバー・ツイストを見ていないので比較が出来ませんが、この1968年製作の「オリバー!」も十分面白い。
 スタントもCGも使っていないので、かえってハラハラドキドキです。

d0051212_20451474.jpg オリバー役のマーク・レスター→は女の子かと思うくらい、可愛い!
 オリバー・リード演じる荒くれ男のビルを怖がる姿がまたいじらしくていじらしくて・・・(ゆがんでる?)。

 のちに彼とともに「小さな恋のメロディ」に出演するジャック・ワイルドも腕利きスリのドジャーとして登場(写真右)。またこのジャックが子役ながらの名脇役!
d0051212_20543710.jpg

 彼もこの映画では可愛いのに、成長するにつれて段々ぎょろ目のおっさんになっていくのが残念ですな。

 だってね、ほら↓


d0051212_20492233.jpg

 
[PR]

by sitejm | 2006-03-21 20:51 | たまには映画を

The Company

d0051212_20272288.jpg シカゴバレエ・カンパニーを舞台に、華麗なダンサーたちの厳しい練習風景、緊張の中で行われる美しい演技など、バレエの世界を垣間見るお話。

 ロバート・アルトマン的青春映画かな?
 アルトマン作品を各種ご覧になった方には、またかよ、という感じがすると思います。

 主人公のライを演じるネーヴ・キャンベルがこんなにバレエが出来たのか!という意味ではとても感動しましたが、自分にはバレエが良く分からないので、何度か演じられるバレエの演技(ダンサーは場面ごとに変わる)にはちょっと飽きました。


d0051212_2016926.jpg


 ちなみに、ネーヴは6歳から15歳までバレエを習っていたそう。
 「Wild things」のワルぶりに私はすっかり惚れましたが、「Three to tango」みたいなコメディアンぶりもいいのね、と思っていた好きな女優の一人です。
 バレエ・カンパニーではまたいい意味で魅力的でした。

d0051212_20205184.jpg 加えて意外に光っていたのが、途中からネーヴの恋人として登場するジェームズ・フランコ。
 こいつはスパイダーマンではスパイダーマンの親友の気のいいお坊ちゃん役で、気の毒なほどトビー・マグワイアに食われていましたが、バレエ・カンパニーでは寡黙な料理人&優しいボーフレンド役がはまっていて、いい感じです。
[PR]

by sitejm | 2006-03-21 20:24 | たまには映画を

湿疹・喘息の原因

d0051212_11494535.jpg 湿疹や喘息は、遺伝子の突然変異のあらわれである。

 国際的な研究チームがこんな結論を出した。

 科学者らは、通常、遺伝子が生成する蛋白質filaggrine(jm:訳が分かりません。誰か教えて)の減少や欠如が、皮膚組織の異常形成を招くことを発見している。
 その結果、乾燥肌となり容易に表皮が剥離してしまうのだ。

 皮膚の不透性は身体の外部からの異物の侵入を防ぐのに役立っている。d0051212_1150740.jpg
 しかしながら、遺伝子の変異によって、こうした物質が容易に身体に侵入することになる。それが湿疹の原因となりうるのだ。
 いくつかの事例では、皮膚が炎症を起こすと異物が肺に侵入し、喘息になることが確認されている。

 研究者らはこれらの研究成果から、湿疹や喘息の治療法が開発されるだろうと考えている。
 現在、内科医たちにできるのは発症を抑える程度だ。 

 この研究は米国Dundee大学のチームのもとで行われた。(yahoo!CANADAより)

>>ほんまかよ~、と思うような数々の科学記事の中で、なんとなくこれは納得しました。
[PR]

by sitejm | 2006-03-21 11:30 | ヘルス