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再び一年を振り返って

 去年の今頃はどうかしていた。

 自分に明日があることすら、信じられなかったのだ。

 しかしながら、あれから一年だけ、歳くっただけの価値はあったかもしれない。
 そう思える1年であった。

 いつもこのサイトをご覧いただいている皆様には、本当に感謝しております。

 来年も、細々と書いて参りますので、気が向いたときに遊びにいらしてください。

 それでは皆様、良いお年を。
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by sitejm | 2004-12-30 23:01 | 今日の個人的お話

津波

 インド洋がひっくり返ったかのようだった。

 日本でいつ大震災が発生しても、死んでも悔いのないよう、行きたいところへ旅をしよう、

 そう、思っていた。

 でも、大事なのは、悔いのないように毎日を生きることだと実感した。

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by sitejm | 2004-12-28 23:02 | 今日の個人的お話

クローン

 米国でクローンペット1号となる猫が誕生した。

 なんでも死んだ愛猫のDNAから発生させたのだという。

 価格は50,000ドル/1匹。

 「Genetic savings & clone」(以下、GSC)という企業が2004年2月に開始したサービスである。

 2004年は猫のみ扱うが、2005年は犬のサービスも開始するそうだ。
 
 このサービスを受けるには、まず、ペットの細胞を少々、GSCに送付し、遺伝子バンクに保管してもらう必要がある。

 細胞といっても、毛髪、爪、血液からクローンを作ることはできないようで、ペットから「ほんの」小さな細胞を摂取して特殊なキットに挿入し、バンクに送るのである。「ほんの小さな」っていうけど、一体、どこからどうやって採るんですかね??
 
 ちなみにこのクローン猫、元猫?の癖を微妙に引き継いでいるという。

 クローン猫の独特の水の飲み方が元猫のそれとよく似ているため、飼い主を一層喜ばせているのだそうだ。

 顔かたちだけでなく、行動や考え方まで類似させる技術は、これまでの科学技術には例がないと思う。

 過去の科学は、ばらばらのものを大量に、かつ同一の形で世に作り出すものだった。

 一方、クローンは、同じく大量生産を可能としながら、個々の、世に一つしかない特質を、世に無数に生み出す可能性を持っているのだ。

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(写真はクローン猫のTabouli とBaba Ganoushにまとわりつかれる同じくクローンのGSCのCEO ルーさん)

 猫でOKなら、その次は犬、その他の獣・・最後はヒトに行き着くに違いない。

 私は思わず、次の怪談を思い出すのだ。
 
 「昔、ある若い夫婦が幼い息子を連れて、湖へ行った。

 月のない晩のことであった。

 生活のための夜釣りをするのである。

 息子は小船の上で夜着にくるまって眠っていたが、ふと起きて母親に言った。

 『おかあさん・・・おしっこがしたい。』

 母親は彼を小船のヘリに立たせ、用を足させた。

 ところが、誤って彼女は息子の背中を押してしまった。

 息子は湖に落ちた。

 夫婦は息子を助けようとしたが、月のない夜のこと。

 暗くて何も見えなかった。

 そして、彼らは息子を失った。そして、夜釣りも止めてしまった。

 数年後、彼らにはまた子供が出来た。子供が出来たからには、口がまた増えたのだ。

 彼らはまた夜釣りに出るようになった。

 ある晩のこと、いつものように彼らは息子を連れて、夜の湖に出かけた。

 いつかのように、月のない晩のことであった。

 息子は夜着にくるまって、小船の上ですやすやと寝息を立てていた。

 恐ろしく、魚が釣れる晩だった。

 ほくほくした思いで二人は釣りに夢中になっていた。

 そのとき、息子がふらふらと立ち上がった。

 彼は母親に言った。

 『おしっこがしたい。』
 
 母親は彼を小船のへりに立たせて、用を足させようとした。

 息子はへりに立った。

 母親はあのときのことを思い出した。へりにたつ息子は、失った息子とちょうど同じくらいの年齢だったのだ。

 すると息子はふと振り向いて言うのだった。

 『お母さん、もう、僕を突き落とさないでね・・』
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by sitejm | 2004-12-26 23:04 | 科学

試験

 今日、試験を受けた。

 恥ずかしながら、社会人になって○年ぶりの面接試験である。

 わたくしごとながら(って、このサイトの存在そのものがわたくしごとなんですが・・)、この一年、産業カウンセリング講習を受け、無事、修了した。

 先月のペーパー試験といい、今日の面接といい、考えると表情が暗くなるような燦燦たる状態だ。

 けれども、まあ、約1年間、自分にしては珍しく仕事以外で意欲を持って何かに取り組むことができたことに、自分は自分をヨシヨシしてあげたい。

 石の上にも3年、という言葉は、最近は死語となってしまっているけれど、わたしはその心意気で取り組むつもりである。
 
 (ついでに・・「おねえさんはどう生きるか」のコーナーを地味に再開しました。興味がある方はサイト内のどっかを探ってみてください。)
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by sitejm | 2004-12-18 23:32 | 今日の個人的お話

見えない星

月曜の夜は、ふたご座流星群を眺めよう。

 そうやって、1週間前から待ちかねていた。

 幸か不幸か、13日の月曜日、仕事を終えて家路についたのは14日夜中の1時。

 新月を少しだけ過ぎた夜空は、真っ暗で星だけが輝いていた。

 月並みながら、じっと見つめれば吸い込まれるよう、とはこのこと。

 冬の星座オリオンは夜空に大きな狩人の姿を描き、その上をさらに見上げると、くっきりとスバルの7つ星。

 わたしはふたご座を探った。

 広大な夜空で、ふたごに出会うのは、慣れない者にはむつかしい。

 位置は分からぬものの、兎に角わたしは流星を見ようと、しんと静かな夜空を一人、眺めていた。
 
 わたしはじっと待っていた。

 でも、冬の夜中はじりじり寒い。

 星は無数にちかちか光るけど、 結局、流星は現れなかった。

 あきらめて、家に入った。

 もう、待つのはやめよう。


夜空
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by sitejm | 2004-12-15 01:41 | 今日の個人的お話

グレリンとレプチン

 太った。

 毎日、日付が変わる頃に帰宅して、それからモリモリ食べているのだから、当たり前である。

 寝る前によく食べられるね、といろんな人から言われるけれど、昼ごはん以来、何も口にせず寝ることのほうが余程私には試練であるのだ。

 元々が骨皮筋衛門的体型なので太ったといっても、肥満度BMIは18.5を切る「やせ」である。

 しかしながら、年中、いや、子供の頃から数十年来?の万年丸顔が、少し肥大している感じが自分でも分かる。

 もう、いい年してこんな時間にチョコレートばっかり食べてはならぬ、と思いつつ、パスタ一皿平らげた後、やっぱり私はチョコを食べるのだ。

 何ゆえ睡眠時間を削ってまで私は食うのか。

 睡眠時間が減れば減るほど、私の食欲は掻き立てられるような気さえする。

 睡眠と食欲の関係については、このほど米のスタンフォード大で面白い研究結果が発表された。

 「5時間睡眠の人は8時間睡眠の人に比べ、食欲を刺激するグレリンが15%多く、食欲を抑えるレプチンの量は16%少なかった。」

のだそう(sankei web)。

 この恐るべし「グレリン」とは、成長ホルモンの分泌を促進するペプチドである。

 ロシアのおとぎ話にでも出てきそうな名称「グレリン」の「グレ(ghre)」は grow(成長)の印欧基語であることにも因んでいるのだそうで、名称からもその作用が計り知れるようだ。

 グレリンをラットの脳室内に投与すると、摂食が促進されて体重増加をもたらすのだという。(Nature 2001, 409: 194-198)

 そして「レプチン」は、エネルギーを蓄える白色脂肪細胞から分泌されるたんぱく質で、食事に
よってエネルギーが白色脂肪に取り込まれると、「もう食べなくて良い」という情報を脳に伝えるために放出されるのだという。よって、食欲が抑えられるのだそう。
 
 こうやって、夜中に嬉しそうにこの文章を書いている間にも「グレリン」が私の胃の中で、どばどばと分泌されていると思うと、恐ろしくなった。

 早く寝ようっと。
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by sitejm | 2004-12-10 02:44 | 科学

夜空

 最近、仕事帰りにオリオン座を見上げる。

 0時過ぎに家にたどり着くと、灯りの消えた家も多く、冬の澄んだ空に星が良く映えるのだ。

 今日は職場の人に、スバルの見つけ方を教えてもらった。

 1.まず、オリオン座を見つける。
 2.オリオンの胴体のところに3つ横に並んだ星を結び、そのまま頭上を見上げる。
 3.まずは明るい星、アルデバランが見つかる。
 4.アルデバランはおうし座の鼻先に当たる。
 5.おうし座の鼻先からさらに頭上を見上げるとスバルが見つかる。
 

 先ほども、早速やってみたら、見つけた!

d0051212_15204658.jpg 小さくもやもや~っとした星群。(写真がスバル。ニュージーランドのマオリ族は「マタリキ」と呼ぶ。マタリキとは股の利器なんていうお下品な意味ではなくて、マオリの言葉で「つぶらな瞳」という意味だそう)

 見つめるとやがて数個の星の姿がはっきりと見えてくる。

 スバルから目を離し、もう一度、冬の大空を眺めやると、降り注ぐほどの無数の星の存在に気づくのだ。

 (ちなみに、12月13~14日はふたご座流星群を眺めるのに絶好のチャンスだそう。) 
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by sitejm | 2004-12-08 01:11 | 科学

変な天気

 東京都で25度を超える「夏日」となったそうだ。

 今は一体何月なのだ??

 自分の住む東海地区でも、締め切った車を運転していたら汗を掻くほどだった。

 だが窓を少し開ければ吹き込む突風に、車体がバランスを崩しそうになった。

 強風のため、海辺では船が座礁し、新幹線は運転を見合わせ、飛行機は欠便も出た1日だった。
 一方、北海道では大雪に見舞われたという。
 
 今年はいくつもの強烈な台風が日本をひっくり返した年であった。

 今年の気象は変だ。

 もう、誰の手にも負えないのかも。

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by sitejm | 2004-12-05 23:22 | 科学

WORLD OF TOMORROW

 久々に映画を見た。

 「スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」

 事前に、yahoo! movieをチェックしたところ、既観者のコメントは辛口なものばかり。

 でも、世界一セクシーな?演技派ジュード・ロウと、リプリーで彼と競演したオスカー女優 グヴィネス・パルトロウ主演にして、悪かろうはずがない!

と、わたしはいつもより残業を「わざわざ」早めに切り上げて映画館に向かったのである。

 凝ったセピア色系の映像。

 クラシカルに装ったグヴィちゃんの登場。

 ・・でも、なんだか妙に浮いたグウィちゃんの演技と、オープニングに現れた「スカイ・キャプテン」のアニメチックなオレンジのロゴがふと甦り、いや~な予感・・。

 いや、きっと面白くなるに違いない!

 わたしは眠気に襲われつつも、スクリーンに集中した。

 しかし・・・

 これは、ギャグか?

 これはお笑い映画なのか????

 美男美女俳優の競演じゃなかったら、とても最後まで気を失わずにはいられなかったろう。

 ただし、どういうわけか、アンジェリーナ・ジョリーの登場する場面では目が覚めた。

 とりわけ馬鹿馬鹿しいシーンなのに、このなんかたるい映画を馬鹿馬鹿しい格好をしたジョリーが妙に引き締めているのである。
 
 15年位前の映画だったら、きっと、

ジュード→ケヴィン・コスナー

グウィ→キム・ベイシンガーorミシェル・ファイファー

ジョリー→マドンナ

の配役でやったに違いない!と思ったりもしたけど、マドンナ以外のメンバーが、この映画のオファーを引き受けるとは思えない・・というのがこの映画のイメージである。

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  「しめるわよ」
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by sitejm | 2004-12-03 23:33 | たまには映画を