カテゴリ:たまには映画を( 113 )

Life of Pie

d0051212_21475128.jpg ライフ・オブ・パイ、上映中に見そこなったので、やっとDVDで見ました。

 映宣のとおり、ライフボートにトラと取り残された少年が200日以上も大海原を漂流する話ですが、前置きも面白かったです。

 インドで動物園を経営する父親の元で育ったパイ。
 本名はフランス語で「プール」を意味する「ピシン」だが、英語でピシンは「pissing」(小便している)と同音異義。
 
 学校でからかわれるのが嫌で、パイと名乗り始め、そう認められるエピソードもなかなか面白かったです。

 パイの家族は、インドの政情が変わって、動物と共にカナダへ渡ることになります。
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 船旅のシーンでは、意外な役で、フランスの名優ジェラール・ド・パルデューが登場するのも興味深いです。

 ボートに残される少年とトラ。
 
 過酷な状況にも関わらず、少年の知恵と優しさと明るさが、ほろっとさせたり、くすっと笑わせたり。

 なんといっても映像の美しさが半端じゃありません。

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 これは是非とも大画面で見るべきでした。

 また、この映画のいいところは、大人から子供まで、誰でも楽しめるところです。
 ディズニー映画のように、大人が子供に返って観る必要もありません。

 そのままの心で、素直に楽しめる映画でした。
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by sitejm | 2013-10-25 21:30 | たまには映画を

【映画】Dream House

d0051212_20364379.jpg******あらすじ************
 出版社を惜しまれながら辞めた有能編集者ウィル・エイテンテン(ダニエル・クレイグ)。
 退職後は、郊外に購入したばかりの新居でゆっくり執筆活動をするのだ。そして美しい妻リビー(レイチェル・ワイズ)と二人の娘と共に過ごす時間を楽しむ予定だった。
 しかし、退職後まもなく、娘が夜中に、窓辺で男の顔を見たり、不審な車が玄関先まで忍び込んでいたり、家族を脅かすような出来事が相次ぐ。
 隣人から聞いた話によれば、購入した家は、かつてピーター・ウォードという男が家族を惨殺したいわくつきの家だというのだ。ショックを受けるウィル。ウィルは地元の警官たちにピーター・ウォードについて聞き出そうとするが、誰も情報をくれない。
 ピーターが精神病院に入院しているという情報を得た彼は、病院へ行く。
 そこで知った事実は、ウィルにとって衝撃的なものだった。
 一方、夫とうまくいっていない様子の隣人のアン(ナオミ・ワッツ)は何か手がかりをつかんでいるようだ。
********************************

 ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズの結婚のきっかけとなったこの映画がスリラーだとは思いませんでした。
 ナオミ・ワッツが出演しているのだから、気づくべきだったかもしれませんが。
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 しかし、なかなか面白いストーリー。
 ダニエル・クレイグの演じる主人公の名前が変なところが気になっていたら、それも一つの鍵となっているのでした。

 クレイグとワイズの演じる夫婦は、本当に娘たちを愛情たっぷりに育てている家族そのもの。
 ここから交際が始まったのは無理もないなあ、という雰囲気です。
 余談ですが、ワテクシは、クレイグに突然、別れられたサツキ・ミッチェルたんが気の毒で気の毒でならなかったし、今でも彼女が幸せになったというニュースを早く聞きたく思っているくらいです。・・・そういうワテクシでも、クレイグとワイズは本当にお似合いだと思いました。俳優としての重みといい、ハリウッドで言えば、ブランジェリーナ夫婦(プラピとアンジーね)に匹敵するような。
 そういえばプラピも突然、ジェニファー・アニストンと別れましたけどね。
 しかしクレイグとワイズは実力派カップルとして心底祝福したいと思います。

 
 ダニエル・クレイグはあれほど007のイメージが強くなってしまうと、ほかの役柄を演じるのが難しい気がしていました。
 特に「ドラゴン・タトゥーの女」で演じたミカエルは、正義の編集者で、さらに女好き、かつ妙に憎めない、というキャラだったので、007の雰囲気たっぷり。

 一方、同じ編集者を演じ?ながら、ドリーム・ハウスのウィル・テンテンは暗~い。
 
 見ているうちに、ワテクシは心配になって来ました。
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 インディー・ジョーンズのハリソン・フォードは、インディー・・・で大人気を博した挙句、ホワット・ライズ・ビニース辺りから何となく影が薄くなってしまったからです。
 正義の味方が悪役を演じた辺りから。

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by sitejm | 2013-10-13 20:33 | たまには映画を

風立ちぬ

 宮崎駿さんの映画を劇場で初めて観ました。

 中学の頃には、ナウシカやラピュタ全盛期だった。

 でも、映画館で観たことはなかったな。
 わたしんち、貧乏だったのかも。

 さて、風立ちぬ、ひと月前に予告編を観て以来、観たくて仕方ありませんでした。

 昨晩も帰宅して、TVをつけたら風立ちぬの予告をしていたし、今朝の朝日新聞のオピニオンも宮崎駿さんだったし。

 わたしの住んでいる田舎のシネコンも、結構、いっぱいになってましたよ。
 普段は話題作の初日でも観客10数人とかなのに。

 ときは大正時代。
 今の日本を生きているヒトのほとんどが、もう、知らない時代ですね。

 あんなに美しかったのかな。

 その描く光景は、今の自分たちの生活が恥ずかしくなるほど豊かで美しかった。

 人々の生活は貧しかったかもしれないけれど。

 この物語は、同名の小説「風立ちぬ」を映画化したものではありませんでした。

 堀辰雄の小説をいろいろ加工した感じ。

 主人公の堀越二郎は、誠実を絵に描いたような人。
 しかも、育ちも良いし、正義感に篤く、東大卒の優秀な航空技術者。
 
 二郎さんは、美しい航空機を作る夢を少年時代から胸に抱き、優れた飛行機を作った人。

 ただ、優秀な人がその夢を形にしても、背景は大震災、世界恐慌、戦争、そして婚約者の病、と非常に哀しい。
 成功のストーリーはなく、その人生は地味だ。

 宮崎駿さんが何を伝えたかったのか。

 Il faut tenter de vivre?
 
 観終わった直後、何の感想もなかったけれど、

 数時間後の今、なんだかじわっと来た。
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by sitejm | 2013-07-20 18:54 | たまには映画を

The Great Gatsby(2013)

d0051212_23195026.jpg バズ・ラーマンの世界ですな~!

 ワテクシは旧「華麗なるギャツビー」を観ていないので、ストーリーも何もほとんど知らずに観ました。

 昔の映画だから、ストーリーは結構シンプルで、複雑ではありません。

 その分、演出に凝ったのですかね。

 だから、バズ・ラーマン監督だったのか?

 この監督が好きな人だったら、結構楽しめたのではないかな。

 映画に愛と勇気と感動を求める人には楽しめないかもしれませんが。 

 ワテクシ的には、

1.バズ・ラーマンの世界は相変わらずか?

2.どっからどう観ても美形のロバート・レッドフォードの後任を、真正面から見たら・・・なレオナルド・ディカプリオがどんな感じで務めるのか?

3.そして、ディカプリオと実際に幼馴染であるトビー・マグワイアが、ディカプリオ演じるギャツビーの隣人をどんな風に演じるのか??(トビーは確か、子供のころ、本当にディカプリオの近所で育ったのですよね?)。

 という辺りが気になっていました。

1.に関しては、相変わらずでしたわ。
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 この監督は、本当に、本来は美しいであろう光景を汚らしく魅せるのが上手だなあ、と思います。
 この監督の作品では、ワテクシは「ダンシング・ヒーロー」は大好きで、「ムーラン・ルージュ」はあんまり面白くなかったです。いずれにせよ、共通するのはド派手でむごたらしい世界。
 色彩ときらめきの中、主役のディカプリオとその隣人役のマグワイアがなぜかモノトーンで際立っているように見えました。

d0051212_23205537.jpg2.ディカプリオはなぜか、船越栄一郎に似てきたことないですか??(ワテクシ的には船越さんは嫌いじゃないです) 
 真正面から見ると失礼ながら芸人さん顔ですけれど、ディカプリオは横顔に品があるのですね。
 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン?」でも、横顔が素敵な人だなあ、と思ったものです。
 また、キャッチ・ミー・・・の詐欺師ぶりとも、ギャツビーの役柄はある意味、かぶっているし、少し変質的なところが、彼が今まで演じてきた役柄(ディパーティッドとかアビエイターとか)を彷彿とさせて、それはそれでワテクシには面白かったです。
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3.トビー・マグワイアといえば、NYの悩める素朴なヒーロー(スパイダーマン)なんですが、ディカプリオと同じで、この人もどんな映画に出ていても演技派だなあ、と思います。
d0051212_2321245.jpg ギャツビーの地味な隣人ニックを彼は演じており、若くてこれから!という生まれたてのヒヨコみたいな無防備な表情と、眉間にしわを寄せた神経質そうな表情をうまく演じ分けていました。

 実世界でも友人のレオナルドが華やかなギャツビーを演じるのに、トビーは地味なニックを演じるってどういう感じかな??と余計なお世話な心配をしました。

 でも、ディカプリオは主役級の変人を演じる天才ですが、トビーのように素朴な青年を地味に演じることはできないかもしれない、と最後に思いました。それぞれ個性がありますよね。

 それと、詐欺師のインド系の男として、インドの名優アミダブ・バッチャンがカメオ出演!
 なんて贅沢な映画だったのでしょう。

 ふと、バズ・ラーマン監督がインド映画を撮ったら相当面白そうかも、と思いました。
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by sitejm | 2013-06-24 23:06 | たまには映画を

Oblivion

 オブリビオン、観てきました。

d0051212_2240379.jpg どうせまたトムさんが、カッコ良く走り回って、
カッコ良く横顔をみせつけまくって、
時折その肉体美をチラ見せしながら、
またカッコ良く銃撃戦を生き延びて、
カッコ良く終わっちゃうんだろう、と思っていたら、
・・・・・・まあ、ネタばれになるといけないので、やめましょう。

 さて、いつもは「あらすじ」をyahoo!USAから翻訳するんですが、今日はまともなあらすじを見つけられなかったので、ワーナーマイカルシネマズさんのHPから。
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 エイリアン“スカヴ”の侵略を食い止めたものの、その戦いによって地球が半壊してから60年。
 生き残った者たちがほかの惑星へと移住してしまった中、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)だけが地球に残って上空から偵察していた。パトロールに向かっていた彼は、誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまう。混乱するジャックの前に現れたのは、ビーチ(モーガン・フリーマン)という謎の男。彼との遭遇を機に、ジャックは地球、人類、そして自身の運命を担う冒険に出ることに。
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 トムさんは案外、SF映画が多いのですよね。
 リアルな感じの映画はこのところ「カクテル」以来、演っていないのでは??と思うくらい。

 最初、ヒロインかと思ったAndrea Riseborough は、ヒロインの割には人相悪いなあ、白目剥いてるし・・・、
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(↑巨大なi-padみたいで一度操作してみたくなるような監視システム)
と思っていたのですが、やはりヒロインは別にいました。オルガ・キュレンコ。
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 この人は「007慰めの報酬」のボンドガールで、ダークスキンが南国風で強そうでセクシーでしたね。この映画では色白お肌でしたわ。(↑慰めの報酬の1シーンみたい。水野美紀にも似てません?)

 ストーリーは宇宙ものなので、不気味さにドキドキするシーンも多かったです。
 だけど、どことなく悲しみに満ちていて、暗い映画が苦手な方はがっかりするかもしれませんね。

 また、誰かから「いろんな映画のパクリ」のようなストーリーと聞いていて、確かにそういわれると・・・?

 d0051212_2249710.jpgこれって、「アイアムレジェンド」っぽい??とか、
日本のアニメ「エ○○○○○○」?とか、
あの世紀末もののハリウッド映画「ア○○○○○」!?とか、
イングリット・ペイシェントからも!?、と映画ファンならいちいちいろんな映画を思い出して比べてしまうかもしれません。

 逆に言えば、そういう楽しみ方もできるかも。
 ホットショット的な?

 ワテクシ的には、感動はありませんでした(ワテクシは007のskyfallみたいな娯楽映画でも深く胸を打たれたりする方なんですが)。

 でも、広大な荒れた地球とか、廃墟が過ぎて、地質の一部になっちゃったような摩天楼とか、
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天空に浮かぶ二人の基地や(↓プールもあるのよ)
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海水核燃料化装置など、いろいろな見たことのない光景が見られるのは映画の醍醐味ですね。
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by sitejm | 2013-06-08 22:49 | たまには映画を

Two Weeks Notice

 相方が「週末はDVDでも見よう。笑えるのと、アクションがいいなあ」、、、というので、DVDをいくつか借りてきたのに、相方は酔っ払って寝ちゃって、結局DVD数枚を自分で観る羽目に・・・。
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 ・・・というのは、どーでもええことですが、サンドラ・ブロックとヒュー・グラントの「2Weeks Notice」、二人のインタビューをどこかで見て、割と印象に残っていたし、面白いかな、と期待したのですが・・・。

 結論から申しますと、二人の顔や演技の見飽きた感にげっそり。

 サンドラ・ブロックはこの人の性格的に、一生懸命やっているんだろうけれど、ヒュー・グラントは手抜き感あふれすぎ!

 その演技、その表情、もう、映画ファンは子供の頃から見てますよ。

 役どころは、サンドラが豊かな暮らしをしているわけではないが、子供の頃から社会問題に体当たりで取り組むよう育てられた弁護士女性ルーシー。公的な法律相談所で地味に働いている。

 一方、グラントは建設会社ウェイド社の御曹司で、弟のジョージ。いつも贅沢三昧。選ぶ弁護士は美人であればOK、経験、学歴関係なし、みたいな。

 ルーシーがひょんなことからジョージの顧問弁護士になるのですが、二人の絡みはちょっとやりすぎなくらい。笑えるのを通り越して、観ていて痛くなってきました。

 有能だけど、公正すぎてあれこれ口やかましいルーシーは、だらしないジョージの服装の相談までさせられて、うんざりして「2週間後に辞職」宣言をします。

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 そこへ赤毛の美人で若くて、おまけにルーシート同じハーバード大卒弁護士が後釜目指してやってきて・・・。
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 痛い映画でしたが、ルーシーの素直じゃない行動やら、若い美人に嫉妬する様子やらには心を打たれました。

 ここだけはワテクシも観といてよかったです。

 中年女の嫉妬は見苦しいですな。
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by sitejm | 2013-04-27 20:56 | たまには映画を

Mystic River

・・・・・・・・・・・・(yahoo!USAのあらすじより)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
d0051212_233197.jpg ジミー・マッケラン、デイブ・ボイル、ショーン・ディバインは、ボストンの下町育ち。
 子供の頃、裏通りでホッケーをして遊んでいた。イースト・バッキンガムのブルーカラーの子供たちには、おなじみの遊びだった。
 平凡に過ごす彼らであったが、ある日、彼らの人生を大きく変えてしまう出来事が起こった。
 25年後、3人は、新たな悲劇によって互いにひきつけられることになる。
 ジミーの19歳の娘が殺害されたのだ。

 刑事となったショーンは、この事件の担当として、一見、無差別殺人に見えるこの事件を解明していく。
 突然、自分の娘を奪われた怒りで、ジミーの心は復讐心に満ちていた。自分の手で犯人を見つけるのだ。
 混乱に巻き込まれたデイブは、心の悪魔と闘うのに必死で負け犬のように生きていた。
 警察の捜査がボイル家に忍び寄るにつれ、デイブの妻セレステは、デイブに対する疑いの気持ちと恐怖で憔悴していた。一方、ジミーの妻アナベスは家族との絆を一層強くして嵐の前触れに備えるのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 上記の翻訳あらすじでは、いろんなことが省略されているので判りにくいですが、子供の頃、3人の犯したほんの小さないたずらを、金持ちそうな厳しそうなおっさんに見咎められ、デイブだけがなぜかおっさんの高級車に押し込まれて連れ去られた、という背景があります。

 デイブは命は助かったものの、おっさんに弄ばれたことから、心に傷を負ったまま成長した臆病そうな男です。それをティム・ロビンスがおどおど顔で上手く演じています。

 一方、子供時代、なんとなく3人のうちで最もやんちゃっぽかったジミーは、大人になったら雑貨屋を営む裏通りの元締め。しかも前科のある強面。でも、娘には愛情一杯。
 こんなジミーを演じるのはショーン・ペン。
 神経質で危ない男にぴたりとはまっています。
(もう、「I am SAM」のあの純真無垢なパパぶりはどこへ行ったんや~!?ちゅうくらいで)
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 そして、3人目の警官ショーンには、ケビン・ベーコン。
 ケビン・ベーコンが警察をやる、ということは、もう、映画ファンには伏線として見えてきます。
 
 ジミーの娘にはなんとなく見た目さえないボーイフレンド・ブレンダンがいて、ジミーの雑貨屋にも買い物に来るんですが、ジミーはブレンダンのことがなぜか気に入らない。
 その理由をジミーははっきりと言いません。
 ブレンダンの父は亡くなっており、ブレンダンは聾唖の弟(耳は聞こえる)に手話で話しかける心優しい青年なのに。
 
 ブレンダンも殺人の容疑者として、当然、疑われるのです。

d0051212_2341063.jpg 一方、デイブは、ジミーの娘が殺された晩、娘が友達と遊んでいたバーにいたことがわかります。バーは12時に閉店。
 その晩、デイブは夜中の3時に血だらけで帰宅。
 妻のセレステは動揺し、負傷しているデイブの手当てをしますが、嫌な予感がしています。

 デイブが犯人なのか?それともブレンダンなのか?もしくはほかの誰かが犯人か・・・?

 謎はなかなか解き明かされず、ラスト間際で判明します。

 しかし、その結末は、とても悲しいものでした。

 なんというか、弱者は見捨てられるような。

 悪人が善人を駆逐しているような・・・。

 PulpFictionでなんとなくいい気分になっていただけに、なんだか落ち込むラストでした。
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by sitejm | 2013-03-01 22:24 | たまには映画を

Pulp Fiction

 雑談中にふと、「パルプ・フィクション」観たことある?って聴かれ、あるある~、って応えた、、、

d0051212_22133429.jpg ・・・ものの、よく覚えていないことに気づいて、また観てみました。

 1994年って、20年くらい前の映画なんですよ!

 なんか若い頃より、わかりやすくなっていた気がする。

 年取るって、案外、意味の或ることなのかもしれませんね。


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 二人の殺し屋ジュールス・ウィンフィールド(サミュエル・L・ジャクソン)とヴィンセント・ヴェガ(ジョン・トラボルタ)は、ボスのマーセルス・ウォレスからスーツケースを盗んだ奴らの下に送り込まれた。
 ヴィンセントはマーセルスから、彼の留守中、妻のミア(ユマ・サーマン)の外出に付き合うよう頼まれていた。

 ブッチ・クーリッジは年食ったボクサー。
 マーセルスから負け試合をすれば金をもらえる約束だった。
 
 つながりのないはずの男たちの命が、奇妙な形で偶然、係わり合い・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 yahoo!USAのyahoo!movieから訳しましたが、文字で書くとなんて面白くないね~!

 冒頭、ティム・ロス演じるパンプキンという男とアマンダ・プラマー演じるハニーバニーが暴走。
 即座に画面が切り替わり、スーツ姿でドライブ中のサミュエル・L・ジャクソンとジョン・トラボルタ。
 彼らの長いくだらないおしゃべりを聴いているうちに、背景がわかってくる。
 彼らのお話は後のセリフにも関係してくるのでなんだか面白い。
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 ボスのマーセルスの妻ユマ・サーマンも、美人で色っぽいのに間抜けな感じ。
 コカイン好きなもんで、ヴィンセントの持っていた上物のヘロインを鼻から吸っちゃって(ヘロインは静脈注射、コカインは鼻から吸引)、泡吹いてぶっ倒れてました。

 こういう人、案外、いそうで面白いんですわ。
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 相方に「パルプ・フィクション観たこと或る?」って聴いたら、ああ、ブルース・ウィリスの、と。

 出ていたかな??と思ったけれど、出てましたわ。年食ったボクサー役で。
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 このときはブルース・ウィリスは売れっこ時代なので、18日しか撮影に参加しなかったんだとか。
 映画ではかなり重要な役どころだと思えましたけどね。
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 ↑こういうシーンでもなけりゃ、この人はタランティーノ映画に出てくれなかったかもしれませんね。

 それにしても、ジョン・トラボルタ、魅力的なんです~。

 全然、好みじゃないのに。

 太っていて、はげそうな額をしていて、おっさんくさそうなのに。

 あんな靴下姿で70年代のダンスして、ちっともかっこよくないのに。
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 タランティーノはジョン・トラボルタのファンで、彼がサタデー・ナイト・フィーバーなどのダンス映画以後、落ち目だったことを残念に思ってて、パルプ・フィクションに出てもらったところ、再ブレイクしたというお話は有名ですね。

 売れっ子ブルース・ウィリスとの競演って、トラボルタ的に、ブルース的に、どうだったのでしょうね。
 
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 トラボルタさんは飛行機の操縦士の資格を持っていて、米国南部でのハリケーン被害時に自家用飛行機で被災地に支援物資を運んだ人ですが、そういうところが、まさにセレブだな~、と。
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 話をストーリーに戻すと、冒頭のカップルの暴走は映画の後半にもつながってきて、そういう工夫が面白い気がしました。

 若いときは、なんだかB級やな~、、って思うだけだったけれど。

 サミュエル・L・ジャクソンが最後、しぶく決めてます。
 トラボルタと併せて、おっさん、万歳!って感じのラストです。
 
 正直に生きれば、いいこともある、っていう気がしてきた。
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by sitejm | 2013-02-27 22:30 | たまには映画を

It Happened One Night

 「或る夜の出来事」

 知人が面白いといっていたので、見てみました。

d0051212_14261794.jpg しかし、最近の、場面展開が異様に速くてけばけばしい映画を見慣れているので、正直、最後まで見られるかどうか、自信がありませんでした。

 ところが、これがなかなか面白い。

 いえ、かなり!

 金持ちのわがまま娘エリー(21)(クローデット・コルバート)は、ひょんなことで知り合ったお金持ちなプレイボーイ・キングス・ウェズリーと婚約。
 でも、わがまま娘の富豪の父(大銀行家)、キングが気に入らない。

 結婚を許してもらえないので、監禁?されていたクルーザー内でハンストしていた娘、突然、海に飛び込んで逃げ出します。
 
 一方、新聞記者のピーター・ウォーン(クラーク・ゲーブル)は、そのはねっかえりな性格ゆえ、失業中。
 仕事探しのためか(jm:すみません、ちゃんと観ていませんでした)NY行きのバスに乗るところ。

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  エリーの方はNY行きの長距離バスの切符を何とか手に入れて(何も持たずに逃げたのになぜ・・?というのは途中でさらっと解消されます。)、ピーターの隣席に。

 お嬢様育ちで、かばんを盗まれ、お金もないのに、何かとつんけんするエリー。
 ピーターもむかつきながら、放っておけず、何かと助ける羽目に。

 しかし、翌日には新聞の一面に、エリーを見つければ懸賞金1万ドル(現在の感覚としては1000万円くらいでしょうか)との記事。
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 追っ手の手も伸びてきますが、ピーターはエリーのことを記事にすることを条件に、エリーも機転をきかせてなんとか追っ手を撒いて逃げ延びます。

 そのうち、なんだか二人の間に・・・

 ・・・・みたいなお話。
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 金持ち娘と記者って、どこかで見たような??な、ストーリーですが、これはこれで面白いロード・ムービーでした。本当に笑えるところも多くて、昔の映画は良くできてるなあ、と感動しました。

 で、ここはネタばれになるので、Moreにしますが、

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by sitejm | 2013-01-20 15:01 | たまには映画を

Layer Cake

 Layer Cake(レイヤー・ケーキ)とは、
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「下っ端チンピラから上層部ボスまで、裏社会の階層(レイヤー)をケーキにたとえた言葉。一番上は、おいしそうだが、この仕事、そんなに甘くない。」
 
 以上、(株)ソニーピクチャーズのDVDの解説から。

 この映画、想像以上に渋いですよ。

 監督のマシュー・ヴォーンがしきりに、低予算で作った(400万£=今のレートだと5.7億円くらい)、とインタビューで答えているように、ハリウッド映画のような派手さは皆無。

 でも、画面から目を離す間もないくらい。
 工夫があるし、場面展開も速いし、観る側に頭を使わせる。

 マシュー・ヴォーンは「スナッチ」の製作者だそうで、こちらの制作費は8~10億円ぐらいだそう。
 「スナッチ」ではブラピが出ていたからですかね。

 それと比べると、LayerCakeが低予算でできたのは、起用したダニエル・クレイグが007出演前で世界的にはそれほど有名でなかったからでしょう。

 もしこれが、ハリウッド映画なら、クレイグでなくブラピでもいいかもしれません。
 しかし、ブラピにはクレイグのような渋さはないですね。

 さて、LayerCakeでのクレイグが演じるのは、主役の敏腕ビジネスマン。
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 一味違うのが、麻薬の売人ってところ。

 暮らしぶりは裕福そうだけど、危険な仕事だということも良くわかっていて、一仕事終わったら、もう引退しようと思っている。

 そんな折、有能ぶりに目をつけられ、ボスのジミーから、その知人の有力者のお嬢さんで、病院から逃げ出したコカイン中毒者を探し出す、という遂行困難なオファーを与えられる。
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 一方、ジミーから与えられた麻薬の方のビジネスでは、取引相手のせいで、クレイグ演じる主人公まで命を狙われる羽目に!

 そのうえ、頼りにしている仲間まで暴力沙汰を起こして身を隠してしまい・・・主人公をとりまく状況はどんどん厳しくなっていくのです。
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 麻薬売人でありながらビジネスマンに徹していたため、暴力から縁遠かった主人公ですが、身を守るために銃を手に入れます。

 レイヤー・ケーキでのクレイグは銃の扱いを全然知らないド素人。
 そのため、「銃口は上に向けるもんだ!」と仲間から怒鳴られたり、銃口をのぞきこんで見たり、おもちゃをもつ子供そのもの。

 で、すっかりその気になって、廊下を歩きながら、あるいは鏡の前で銃をカチャッ、カチャッと構えてみせるのです。
 このシーンは、007シリーズで初めてダニエル・クレイグを知った人には面白いシーンだと思います。

 DVDに収録された監督の解説入り映像でもマシュー・ヴォーンがこのシーンを見て、
「007に出るからかな?」と言っているのが笑えます。
 さて、ここからかなりネタばれありますので、これからご覧になる方はご注意を!!

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by sitejm | 2013-01-06 21:04 | たまには映画を