The Departed
ストーリーはこちらを参照していただくとして、二年以上前に上映されたものを最近、やっとTVで見ました。
というか、なんとなく見ました。
それが、はまりますよ、これ!
ラストシーンを何度も脳裏でリプレイしたくなるほど、鮮やか。
ハリウッドリメイクで、キャストがゴージャスだから面白い、、と言うのもあるけれど、何と言っても面白いのがストーリー。
仲間を欺き欺かれ・・・のやり口は、深い歴史あっての中国産ならでは。
さて、キャストの方はといえば、レオナルド・ディカプリオはラリッてんとちゃうか?というほどの熱演振り。
マット・ディモンは、ワテクシの中の「イイ人な俳優BEST3」に入っているが、WORSTに吹っ飛んでしまうほどの、嫌なイヤなヤツ振り。本来の癒し系のおとぼけ顔すら、ムカつくくらい。
これだけのキャストでもすごいのに、ぽっちゃりアレック・ボールドウィンが、マット演じる「警察へ送り込まれたマフィア」のアホ上司を上手に演じているかと思えば、レオ演じる「マフィアへ送り込まれる警察官」の上司を太っ腹マーチン・シーンが演じている。
どちらもほんとにはまっている。
俳優選びがいいというより、やっぱり、ものすごい役者ばっかり!
極めつけはマフィアのドンを演じるジャック・ニコルソン。
イカレぶりがいつも以上に光っていて、かつマフィアを演じるのを観るのは初めてなので、ベテラン俳優が初めて新鮮に見えたかも。
ニコルソンの存在感はありすぎだし、ディカプリオも彼のイカレぶりに引っ張られるかのように爆発寸前だし、そのせいか、真面目に演っているのはこの二人だけに見える感じ。
それも、マット、アレック、マーチン・シーンなど名優たちの名演技の賜物なのかな?
ディカプリオなんて、だんだんニコルソンの若い頃か?ってくらいの仕上がりなんですよ。
by sitejm | 2009-05-18 23:05 | たまには映画を