同性愛は先天的か?

 同性愛は先天的?それとも後天的?

 スウェーデンで行われた研究で、同性愛は前者によるものであることが分かったようだ。

 Karolinska研究所の研究者らは、同性愛者の脳は、異性愛者の「異性」のそれらと類似しているのだという。

 スウェーデンの研究チームは、実験に当たって、90人の男女(異性愛者50名、同性愛者40名)の協力を得て、MRIとトモグラフィーを使用して脳の分析を行った。

 その結果、同性愛者の脳は、異性愛者の女性の脳と類似しており、また、レズビアン女性の脳は、異性愛者の男性の脳と類似していた。

 2種類のデータについて、動作や知識によって生ずる誤差は考慮したうえで分析を行った。

 d0051212_16481439.jpgその結果、同性愛者の右脳の大きさは、異性愛者の男性や同性愛者の女性より大きいことが分かった。
 また、同性愛者の男性と異性愛者の女性では、どちらの脳の半球も同じ大きさで、対称的だった。

 また、同性愛者の男性と異性愛者の女性の扁桃核(原始的な情動を想起させる重要な器官)が類似していることも分かった。

 研究者らは、これらの違いは、後天的な訓練だけでは説明できないと考えている。

 生まれる前か後に、他の因子によって活動するように影響を受けたと考えることもできる。
 
 ロンドン大学の生物認識学者Qazi Rahman博士は、このような脳の違いは、胎児の発育の初期段階に作られるのだという。

 「私にとっては、紛れもない事実です。ゲイはゲイになるべく生まれた、ということです。」
と。博士は言う。

 専門家によると、扁桃核は脳が次にどのような感情を示すかを決定するときに重要な役割を果たしているのだという。

 同性愛に関する神経生物学的な知識を向上させるため、これまでいろいろな研究が行われてきたが、研究者らは、今回の研究によって、それらの結論が確実なものになった、としている。

 報告書の全文は、PNAS誌で発表される。(Radio-CANADAより)

>> 扁桃核(または扁桃体)というのは、 「目の前にあるものが敵か味方かの判断をし、敵なら逃げたり、味方なら近づいたり、あるいは獲物ならば襲い掛かる、といった行動の選択判断をするための器官」(「通信用語の基礎知識」より)だそうで、もっと身近なところで言えば、この人好きとか嫌いとかの判断をする器官のよう。

 つらい目にあったりすると、扁桃核が傷ついて、統合失調症やうつ病などの精神疾患が出たりすることもあるのだそう。

 逆に言えば、ここを治せばそうした病気も治るらしいですが。

 扁桃核については、ここが大変、参考になりました。サイト名は「男心の動かし方」だそうで。そういうテーマを真面目に考える人、好きやのう~。

[PR]

by sitejm | 2008-06-22 16:48 | 科学