シロイルカ
水質規制が厳しくなったにもかかわらず、シロイルカのような哺乳類は、DDTやPCBのような汚染物質に脅かされているのだ。
ある研究チームは、シロイルカの体表の脂肪を15年間分析している。
その結果、海洋に住む哺乳類たちの健康状態は極めて不安定であることが分かった。
モーリス・ラモンターニュ研究所の生物学者・Michel Lebeuf は、動物たちは長生きするようになっており、その結果、汚染物質が次世代の身体に蓄積されることとなっているのだという。
規制がまだ出来ていない、新たな汚染物質も、シロイルカの健康を脅かしている。
「現在、シロイルカたちは、汚染物質を最も多く蓄積していると考えられる」とMichel Lebeufは言う。
セントローレンス川のシロイルカは、自然界の真の天敵というものを知らない。彼らは25年間もの間、捕獲されることもなかった。
にもかかわらず、シロイルカの頭数が増加しないため、研究者たちは悩んでいるのである。
セントローレンス川のシロイルカの頭数は、1,000頭から1,200頭と推定されており、1980年代初頭から変動していないのだそう。(Radio-CANADAより)
>>新年早々、深刻なネタですみません。いい加減、仕事モードにならなくっちゃ、と思って。
でも、シロイルカの形って、ちょっとヒワイですよね。あ、やっぱり仕事モードになっていませんでした。すみません。今年もよろしくお付き合いください。
by sitejm | 2008-01-05 21:20 | エコロジー