巨大なミサイル
オタワ大学の研究者Luke Coplandによると、流氷の広さはサッカー場11,000個分にも及び、2005年8月13日、北極から800kmほど南下したところに位置するエスルメア島の海岸から一時間以内で分離した。
この現象によってエネルギーが放出され、250km先の地震検知器がそれを検知し、その分離速度の速さに研究者らは驚いたという。
研究者らはここ三十年の間に発生した最も重大な現象だと考えている。
というのも、これは地球温暖化によって発生したものだからだ。
しかし、得られたデータだけでは詳細は分かっていない。
ラヴァル大 生物学者のWarwick Vincentによれば、巡航ミサイルがエルスメア島の海岸に落ちるのに等しい出来事なのだという。
この巨大な氷塊は石油のプラットフォームを脅かすことになるだろう。
長さ15km、幅5km、厚さが30~40mにも達するのだ。
by sitejm | 2006-12-30 00:43 | エコロジー