頭突きの理由

 ジネディーヌ・ジダン選手は、調査会でマルコ・マテラッツィに食らわせた頭突きの理由を説明すべきだ。

 マテラッツィ自身は、事件の発生前に、ジダンを軽く侮辱したと認めている。
 この発言にどれほど重みがあるかが、今後の議論になりそうだ。

 彼らの行為は、世界中のあらゆるレベルのサッカープレイヤーらが交わすような諍いと同じ程度のものなのか?
 それとも、人種差別やイスラム差別主義の意図があったのか?

 フランス国民はかの行為の説明を待ち焦がれているが、世界各国の人々も、Bleusのキャプテンの行動に対して釈然としていないはずだ。
 
 現在のところ、火曜から調査を始めたFIFAの目には、ジダンに問題があると映っているようだ。
  
 FIFA代表のSepp Blatter氏は、ジダンからMVPを剥奪することについては結論を出していない。
 しかし、日曜の晩は犠牲者であったマテラッツィに対しては、国際報道機関及び警察から調査がなされている。
 一方、ジダンは国民の支持を受けている(投票による調査では、61%がジダンを許すとしている。)だけでなく、フランスの政府当局からも支持を得ているのだ。

 日曜の夜の件について、早速月曜にジャック・シラク氏が「世界中の賞賛と愛情」を伝えたかと思えば、火曜にはドミニク・ドヴィルパン首相が「それでも彼は例外だ」と評している。(↓「世界中の賞賛と愛情」を受けるスーツの似合う男、ジダンたん)
d0051212_2252835.jpg

 しかし、マテラッツィのジダンに対する発言が、突然の「攻撃」となったことについて、彼は説明できるだろうか。

 火曜日、マテラッツィは、フランスの選手の「横柄さ」のせいで、侮辱的な言葉を吐いたのだと説明したが、詳細を語らずに、ことの重さを曖昧にした。

 「あれはグラウンドで誰もが言い合う程度の、見過ごすほどの軽口だった。」 

 英国のプレスは、読唇術の専門家の助けを得て、マテラッツィがすれ違いざまに、ジダンに対して次のように発言したとしている。

 「お前はテロリストの息子だろ。」
 それに対するマテラッツィは、

「イスラム教のテロリストのことすらよく知らないのに。」

と述べ、さらには、ジダンの母親のことを口にするはずがない、なぜなら、

「母親は神聖なものだからだ。」という。

 ジダン自身は、チームのメンバーには事情を説明したようだ。 
 Lilian Thuramは、彼らのキャプテンの語ったことが明かされてほしくないと考えている。
 
 問題になったジダンはサッカー界での人種差別に苦しんできた選手であり、そのため、彼は常に公然とこれをを非難してきた。
 特にマテラッツィの発言の重大さをないがしろにするような傾向のあるイタリアでは激しく非難していた。
 しかし、Thuramはこう言った。

 「そんなことはどうでもいいんだ。ジダンはイタリア選手の罠に落ちたんだ。」 

 火曜日、イタリアのプレスはマテラッツィが挑戦的で時折攻撃的な選手であると批評している。
 しかし、評価についてはジダンも同等だ。彼はこれまでの試合で、激しいプレーのため脳出血で退場するような選手であった。

 マテラッツィに対する同情の声は今のところ、聞こえてこないようだ。

 先日のミラノでのローリング・ストーンズのコンサートでも、旅行中に木から落ちて頭の手術をしたキースについて、ミック・ジャガーがこんなジョークを言った。

「マテラッツィとキース・リチャードには共通点がある。
 2人とも、頭に問題があるんだ。」

yahoo!franceのスポーツニュースより)
 
>>ミック、きっつ~!自業自得ってこと?
 それにしても、喧嘩をするにも、手を使わずに頭突きを食らわせたところが、ジダンったら、真のサッカー選手なのね♡
 調査結果が明らかになったら、イタリアの優勝やジダンのMVPはどうなるんだろう??
 YAHOO!franceのニュースでは、既にFIFA代表からMVP剥奪の可能性も示唆された模様です。
[PR]

by sitejm | 2006-07-12 20:50 | スポーツ