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英国のニューキャッスル大学の研究者が、この仮説を証明するために「正直の箱(オネスティーボックス)」を使用した。
この調査は、大学の談話室に設置されている無人販売店で、人が飲み物代として必要な代金をきちんと支払うかどうかを、観察することにより実施された。
注意すべきは、料金箱に異なる写真を設置したことである。
2枚のポスターが週ごとに貼り替えられた。ポスターとは、「目」と「花」のそれぞれを写したものである。(写真は実際に使用された写真。BBCより)
調査の結果、「目」のポスターが貼られた場合、代金箱に入れられた金額は、「花」のポスターのときの3倍にも上った。
研究チームは、「目」の存在は、人に重大な影響を与えると推定している。
従って、この研究結果によれば、通行料金や交通ルールなどで、人の行動を規制することも可能になるのだ。
調査結果は、Biology Letters誌に掲載されている(Radio-Canadaより)
>>これはなかなか「へぇ」ですね。万引き対策とか痴漢対策にも少しは役立つのかな?
やはり人の目というのは重要ですな。
でも、こんな賽銭箱はイヤだ。
(「がんちゃんさん」のHP「風の音」より。埼玉の慈眼寺の「あめ薬師縁日」での賽銭箱。眼を守るお寺さんだそうで。儲かりますやろな。ちなみに今年は7月8日)
by sitejm | 2006-07-01 16:26 | 心理学