象並みの・・
「Current Biology」誌に掲載された研究結果によれば、ハチドリのような小鳥は餌の在り処しか覚えられない。一方で、いつそこへ行ったかも覚えているのだという。
スコットランドのエディンバラ大のSusan Healyは、この現象が野生動物に対して観察されたのは初めてのことだという。
研究を行ったチームは、カナダのロッキー山脈に生息するアカガシラハチドリを観察した。
実験のために、彼らは甘味料で甘みをつけた造花をハチドリが餌を探すエリアに設置した。造花の半分には10分間隔で、残りの半分には20分間隔で甘味がつけられた。
その結果、ハチドリは甘味の補充時間に見事に適応したことが観察されたのだ。
彼らは10分ごとに甘味がつく造花の方に頻繁に訪れるようになった。
これまでヒトにしか許されなかったはずの「記憶力」を、ハチドリが持っていることが、これらの行動によって証明されのだと研究者らはいう。
彼らは、ハチドリの記憶力は、毎年の移住ごとに、餌探しに無駄な時間やエネルギーを費やさないために発達したと考えている。
毎年、アカガシラハチドリは、たった20グラムの体重でカナダからメキシコ間の3,000kmを移動する。
>>先日は、ネズミもすごいと思いましたが、ハチドリももっとすごい!!
野生のハチドリは日本にはいないらしいですね、残念ながら。
by sitejm | 2006-03-08 21:12 | 科学