高慢と偏見と、ワンダーランド
最近、英国映画好きの知人ができて、
「昔、コリン・ファースのファンだった」
と言ったところ、
「高慢と偏見」
のDVDを貸してくれました。
「高慢と偏見」は、
英国の田舎町を舞台として、
跡取りのない5人娘と両親の暮らす一家が、
遊びに来た資産家や士官らとの結婚を巡る
騒動を描いた物語です。
最後まで観て驚いたことには、
一言で言えば、
「女子がハンサムな資産家と結婚するのに躍起になっている話」
でしたわ。
まだご覧になっていない人には、
ネタバレ注意!!
ですが、
まるで
結婚だけがゴーーーーール!!!
みたいな、そういう物語に思われたからです。
昨今、世間を騒がせている
英国の価値観って、
こんな感じなのか!
と、とても驚いたのです。
物語の舞台は18世紀とはいえ、
「高慢と偏見」は何度も映画化されているから、
英国人、こういうネタが好きなのね、
と思って。
でも、今日、TVで放映されていた
「アリス・イン・ワンダーランド」
を見たところ、様子が違っていました。
20歳で結婚しなければならないらしい、
アリスが、子供の頃に訪ねたワンダーランドで
アリスが本当に進みたい道を選ぶのです。
その姿がとても力強くて、
すがすがしかったです。
by sitejm | 2016-07-01 23:41 | たまには映画を