家族の中のいじめ
しかし、米国ニューハンプシャー大学の研究者らが、家庭内での喧嘩は、学校でのイジメと同じように有害であるという。
コリニャ・ジェンキンス・タッカー氏の研究チームの行った研究結果から、家庭で兄や姉からイジメを受ける子供は、心理学的に、学校でいじめられた子供と同様の影響を受けることが分かった。
この研究では、米国内で暴力を受けている子供のデータベースを用いて、生後1月から17歳の計3,599人の子供たちのデータが分析された。
身体への攻撃や、心理的に追い詰めるような行為など、さまざまな状況の影響が調べられた。
「我々の研究によって、兄弟喧嘩であっても、その頻度や深刻さにかかわらず、小児や児童に与える影響は決してよいものではないことがわかった」とコリニャ・ジェンキンス・タッカー氏。
研究者らは、両親や医者は、兄弟喧嘩が、攻撃の対象となっている子供の精神衛生に深刻な影響を及ぼしていることを憂慮すべき、としている。
この研究結果はジャーナル・Pediatrics(小児科)に掲載されている。(Radio-CANADAより)
<<やっと謎が解けました。
ワテクシは、子供のころ、学校でいじめられたことがないのに、大人になって心理テストを受けると、なぜかいじめられていた人のような結果が出ることがありました。
ワテクシには姉がいて、両親共働きだったので、親の留守のときに、姉から強烈なイジメを受けていた過去があります(姉の友達が見かねて間に入るくらい)。
もうあれから何十年も経って、ワテクシをイジメながらも面倒を見てくれた姉には感謝しており、何の恨みもありません。でも、子供のころに受けた影響って大きいものなんですな。
by sitejm | 2013-06-19 21:34 | 心理学