Skyfall

d0051212_23484948.jpg ある日、相方が「今日、いいことあった」とニコニコ顔。

 聴けば、職場の女性から

 「ダニエル・クレイグに似てますね053.gif

って言われたんだとか。

 そんなはずないやろ~、何かの間違いやろ~。とワテクシは悪態をつき、
・・・っていうか、ダニエル・クレイグってどんな人だっけ??と思ったので、昨日、その相方と Skyfallを鑑賞しました。


******以下、ストーリー*****************
 各国のテロ組織に潜入しているMI6工作員のリストを記録したHDが何者かに奪われた。
 ボンドは犯人を走行列車上へと追いつめるが、Mの命令で、女性諜報員が放った銃弾にボンドは撃たれ、鉄橋から谷底へと落ちる。
 リストが奪われた責任を政府に問われるM。やがてリストを奪った犯人が、MI6のオフィスを爆破。
 狙いはMだった。
 これを知ったボンドは、現場へ復帰。現場から離れていたせいで、体力も銃の腕も落ちている。
 しかし、上海、マカオへと敵を追う・・・。
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 ストーリー的にはどこかほかの映画でも見たことがあるような・・・でもないけれど、オープニングのトルコの美しい街中でのアクションは圧巻でした。

 特に結構なスピードで走る列車上で、ボンドが敵と戦うシーンにはハラハラ!
 あまりの迫力に、
 あ、もう、やめなはれ、そんな列車の上で殴り合いせんといて~!あかん、あかん!ああ、トンネルにぶつかるがな~!!
・・・って心の中で叫びまくっていると、谷底へボンドがドボン!落ちていきます。

 苦しげに深い水底に沈んでいくと同時に、暗い血の色をしたオープニングタイトルがスタート。

 こうして観客もボンドと一緒に谷底へと引き摺りこまれていくのです。
(このオープニングがまた素敵。アデルのテーマソングがなんとなく暗くて、でも、強い感じがして。)


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 そして、夜の上海の高層ビルの美しい映像をバックにした闘争シーン、マカオの夜景、島の色彩が砂の色ただ一色という長崎(マカオということになっている)の軍艦島での悲しいシーン。

 映像の一つ一つが美しいのは、007シリーズの醍醐味なんでしょうか。
 ワテクシはDie Another Dayを10年前に、Living Day Lightsをずーっと昔に見たきりで、それ以外の007映画はまったく知らないので。

 一方、最初から最後まで、アクションも激しいし、地下鉄が壊れるくらいの迫力あるシーンが多く、息つく暇もありません。

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(→ほんとにボンドさん・・・? ダイ・ハードとか、何かの戦争映画の間違いでは・・・?) 

 007シリーズってこんなに激しい映画だったかな?

 Die Another Dayもずっと前に映画館で見たけれど、これほど面白かったかな??


 このほか、Mの指令で撃たれたボンドが、

ぼくに任せておいてくれればよかったのに

と上司のMに不満を言うのも、敵役のシルヴァが

Mを守るために拷問に耐え抜いたのに見捨てられた

とMに恨みを言うのも、なんだかワテクシの属する哀しいサラリーマン社会を思わせ、じーんときました。


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 d0051212_032926.jpg 不気味な強敵シルヴァ役のハビエル・バルデムの演技もダニエル・クレイグを食っちまうほど光っています。

 スパイダーマン2で、ドック・オックを演じた演技派俳優のアルフレッド・モリナを髣髴とさせますね。
 (←素顔はいいヒトそうなハビエルさん。今の奥さんはペネロペ・クルス。エエ人、もろたね) 

 一方、アクションや展開が激しいだけに、ストーリーを真面目に考えるヒトにとっては、今ひとつかも。

 トルコのシーンで始まって、トルコと親交の深いドイツの誇るアウディやフォルクスワーゲンをがしがし壊すシーンには、何か意味があったのか。

 ボンドガール、そんなに簡単に死ぬ?とか、

 最新技術を駆使する強敵シルヴァと戦うために、聡明なボンドがそんなところで闘うか??という流れがあったり。

 あと、ハビエルさんにスパイダーマン2のアルフレッド・モリナを感じてしまったのは、スパイダーマン2のパクリっぽい感じがあるから。
 
 スパイダーマン2では、自信喪失したピーターが復活し、優秀な科学者がいかれてしまって敵となりました。
 Skyfallでも、やる気喪失状態のボンドが復活し、優秀なエージェントが上司を恨んで暴走しています。

 電車で戦うシーンもあるし、スパイダーマンは飛べなくなって落ち、ボンドは撃たれて落ちてるし。最後は優秀な?上司や先生を失ったのもかぶるし。
 考えすぎかな?

 ただひとつ、skyfallからよく伝わったのは、世代交代しても、007は永遠に・・・のメッセージ。

 ボンド生誕50年を機に、20年近くMを演じたジュディ・デンチの立場が危うくなったり、武器担当のQが「ニキビがある」とボンドを呆れさせるほど若いオタク青年になってたり、

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一方で、ボンド自身も適性テストに合格・・・・・???、と世代交代を感じさせるエピソードがあちこちに出てきます。


 しかし、最後に敵の命を絶つ武器は、最新兵器ではないのですな。




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 さて、ワテクシにとっては関心ごとだった、相方とダニエル・クレイグの似ている度検証。

 d0051212_028232.jpg確かに似てました。

 相方は無駄に鍛えているので、スーツを着ると上体はみっしり、角ばっているんです。
 
 そして、刈り上げた短髪に最近白髪が混じって、耳の張り出した相方の頭部。

 後ろから見ると、「耳が大き過ぎる」とアンチ・ダニエルファンに揶揄された初代・金髪ボンドの頭部と、恐れ多くも重なるのです。

d0051212_027569.jpg おまけにダニエル・クレイグ=ボンドは、スマートなピアーズ・ブロスナン系ボンドと違って、その足の長さがアジア的。(上から二枚目の写真参照。)

 特徴的なほうれい線も似ている度を高めていました。 

 映画館出るとき、仕事帰りでスーツを着ていた相方が、「007かぶれのおっさん」と思われないか、心配になったほど。

 相方は10数年前からこんな格好だったんだけどね。
 あっち(ボンド)が相方に似てるんですよ、きっと!
・・・などと思っていたら、

相方:「あー、ビール飲んだら小便近くなって、弱った弱った」

 ええ、ええ、やっぱり、似てるってのは、何かの間違いなんでしょう。

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by sitejm | 2012-12-09 00:26 | たまには映画を