そうだ、ハワイへ行こう
ビーチリゾート好きとはいいながら、グアムとハワイにはまだ行ったことがなかったのだ。
若い頃はそれらの観光地を正直なところ俗物扱いしていたが、年を取ってくると、現地に大勢の日本人がいる、ということが恐ろしく思えるようになる。
日本人がわんさかいることは、「カレー」とか「円」という日本語があちこちで見られてげんなりしたり、カタコトを話すニコニコ顔の現地人に、あほかというほど高額のしょうもない土産もんを勧められる可能性が高いことを意味するのだ。
また、現地在住日本人に「この、おのぼり!」という目でもてなされては、コラ、誰の金で飯食うとんじゃい!と不愉快になり、「あ、また日本人だ、やだやだ」なんていう観光客日本人にも当然出会い、その言葉、そっくりそのまま返したらア!と心の中で叫ぶ自分のエゴにも気付くはめになるのだ(すみません、偏見強くて・・)。
最もいやなのは、日常生活を忘れるがために旅をするのに、普段見たり聞いたりするものが周りに溢れていると、旅のカタルシス効果が激減してしまう事である。
それでも私はハワイへいこうと思ったのだ。
何故なら、来年あたり、ハワイ留学でもしようかと考えていたためである。
のんびりした雰囲気のハワイ。気候も好いし、大好きな海もある。日本人が多いとイヤだとワガママ言いながら、長期滞在するんなら、いざというときに周囲に日本人が居た方が良いに違いない・・。
ハワイ留学の実現性は兎も角、ハワイ旅行の決意は割りと固くて、まっぷるの「ホノルル」ガイドも買ったし、前から気になっていたとあるスクールにも連絡を取った。折角なので世界遺産にも指定されている美しいハナウマ湾でシュノーケリングしようと、アクセス方法なども調べた。そして、ホテルを予約のため、ガイドブックを隈なく読み、暇さえあればネットサーチした。
が、しかし!
by sitejm | 2004-08-21 01:39 | たまには旅を