恐怖の方程式

 なんでもロンドン王立大学の数学者のチームが、効果的な?ホラー映画を創るための方程式を編み出したと言うんだから(ネタ元:daily telegraph)。

 世界中の映画関係者が騒ぎそうな話題であるが、その恐怖の方程式Fは以下の通り(あ、恐怖の方程式というのは私が勝手に名づけたものです)。
 
 F=(es+u+cs+t) 2+s+ (tl+f)/2 + (a+dr+fs)/n + sin x -1
 ここで、各変数は以下を示す。
 es:音量を増す音楽(ジョーズみたいな感じかね)、u:未知の事柄(不安になるよね)、cs:追跡のシーン(怪獣に追われたらどきどきするよね)、t:嵌められ感(いや~な感じするよね)、
 s:衝撃
 tl:現実味 f:非現実味(現実味も多少はいるし、映画だから非現実的であるのも必要か・・)
 a:孤立性、dr:暗闇、fs:映画の場所、背景、n:人数
 x:血糊の量!? 

 F1=(es+u+cs+t) 2 F2=s、F3=(tl+f)/2、F4=(a+dr+fs)/n、 F5=sin x -1とすると、
 まず、F1については、esはともかく、u~tの変数の単位や次元が不明確で、どうやって何を当てはめるべきか分かりにくいものの、それらの和を2乗することから、各変数の量によって効果が相乗的になるということかね。

 F2は衝撃の度合いというのだから、まあ、説明の余地なし。単位は一体何やねん?というのが一番気になるところ。

 F3。現実と非現実を足して2で割っているのは、バランスをとるためだとか・・。除するのが2で良いかどうかは、年齢とか性別なんかにも影響されそう。
 場合によっては(2tl+f)/3とか(3tl+2f)/5ってのもありそう。

 F4は面白い関数で、孤立と暗闇とロケーションを単純に和するだけでなく、登場する人数の逆数をかけることで、人数が少ないほど効果が増すことを示している。
 くどいようやけど、変数の度量を教えてくれ!T(時間)なのか、M(質量)なのか、L(長さ)なのか・・。

 F5はさらに訳わからなくて、三角関数を使用しており、1=ステレオタイプ値?を引くことで、F5は-1~0の数を取ることになる。xの範囲が分からないのでなんとも言えないが、-2~0かもしれない。つまりは、血の量xが少な過ぎれば、F5は限りなく最小値に近づくし、多いからといって効果があるわけではなく、x=π/2で最大値0となる。いずれにせよ、0以下の数値しか取らないところが微妙である。。
 
d0051212_15374577.jpg ちなみに、この恐怖の方程式によれば、現在のところ、ジャック・ニコルソンの「シャイニング」(原作:スティーブン・キング)が最も完璧な事例なんだそう。

 あの映画では、確かに、s(衝撃)あり、tl(現実味)とf(非現実味)が少年の幻想を活用して絶妙に現われるし、電話も切れて雪山のロッジに孤立するのでaは高まるし、人数nは3人で少数だし・・でなんとなく、ふーんん、って気もするね。
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by sitejm | 2004-08-10 23:35 | たまには映画を