ダーティ・ダンシング
何から何まで忙しい今の時代に見たって、面白いのですわ。
ストーリーも映像も。以下、yahoo!USAのMovieから訳。
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1963年の夏、ベイビー(ジェニファー・グレイ)は家族とともにキャッツキルで夏のバカンスを過ごしていた。
ベイビーは、この機会を利用して、ウィッグをつけ、メレンゲダンス(サルサっぽいダンス)教室に参加する。
彼女はリゾート地のダンス講師・ジョニー・キャッスル(パトリック・スウェイジ)に出会い、すべてが一変する。
ベイビーはジョニーから新たなダンスステップ-ダーティ・ダンス-を教わったのだ。
そのダンスは彼女の中から、今までになかった強さや才能を引き出し、彼女を取り巻く世界は大きく変わり、彼女は成長していく。
彼女はリズムとブルースで、ジョニーへの愛を表現する。(yahoo!USAのMovieより)
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この紹介はちょっと大事なところを端折っていますが、要は身分違いの恋がテーマ。
裕福な医師家庭のお嬢様ベイビーと、飛びっ切りのダンサーであるにもかかわらず、ダンスで何とか生計を立てているジョニー。
ベイビーはジョニーのことを、家族に紹介することもできず、このことがジョニーを傷つける。
そして、ジョニーのダンス・パートナー(ジョニーの恋人ではない)のペニーは、ホテルのレストランのボーイ(医学部生でもある)のロビーに妊娠させられている。ロビーは、ベイビーの姉のリサにちょっかいを掛けていた青年だ。でも、ジョニーもペニーも仕事を失うのを恐れ、口を閉ざし、割安の違法堕胎の費用すら捻出できないでいる。
ベイビーとジョニーの恋に気づいた、ベイビーの父親も苦しむ。
大事な娘をこんな男に・・・、という父親の思い。
彼は、ジョニーがペニーを妊娠させ、違法な堕胎のあげく、ペニーの身体を傷つけたのだと誤解していた・・・。
ダンスの軽さと対照的に、中身はひどく重い気がしました。
パトリック・スウェイジのバレエ仕込の美しいダンスも魅力的です。
彼はルックスは微妙なんですが、「ハート・ブルー」でも見せた体のキレのよさは、名立たる俳優の中で抜きん出ていると、ワテクシは思います。
このパトリック・スウェイジ、去年の夏(2009年9月)、すい臓がんで亡くなっていたのですね。
「ゴースト」であれほど日本でも騒がれたのに、日本の新聞には載っていなかったような。。
御冥福を。
by sitejm | 2010-01-10 23:42 | たまには映画を