人気ブログランキング | 話題のタグを見る

包皮の再生

 ラビットの陰茎への包皮置き換え実験が成功したのだそう。

 米国WakeForest大学のアンソニー・アタラ教授の研究チームらは、非常に重大な突破口を開いた。
 陰茎の先天性異常や陰茎癌、陰茎の損傷、そして勃起障害の治療法を解明するための突破口である。

 包皮を移植されたラビットは、性的に正常に再生し、機能することができた。

「当然、この大成功をヒトに適用する前には、さらなる実験が必要である。しかし、これらの実験結果は、現代の技術によるヒトの陰茎の再生の可能性を高め、その信頼性をも高めたのである」
と、アンソニー・アタラ教授は言う。

 今日まで、いくつかの治療法が研究されてきたが、いずれも完全ではなかった。
 この研究チームは、実験室での包皮再生に最初に成功したわけではない。彼らはヒトの膀胱の移植を扱っていた。

 当初、アタラ教授と研究員らは、包皮の一部を作成していた。次に、実験動物に対し、平滑筋と内皮細胞を施した。
 これらの細胞は増殖し、動物の陰茎に注入された3D組織において使用された。
 その結果、移植の一月後には血管のある包皮が完成した。

 この成功の秘訣は、研究者らによると、細胞を時間差を設けて3D組織に注入したことだといい、このような手順が包皮の生成を可能にしたのだという。
 この研究の詳細は、「the Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載される。(Radio-CANADAより)
  
>>誤って変なところに移植されたら、大変ですよ!
 ところで、wikipediaの陰茎の解説を見てみたのですが、フランス語の解説はとんでもないことになっているのですね。ぼかし要らないんでしょうか?

by sitejm | 2009-11-15 21:22 | 科学